ーー以下「ねずブログ」より抜粋編集
多くの日本人らが、なんとかして日本を少しでも住みよい、良い国にしていこうとしています。
私(ねず)もそのために10年前の2009年に日本の心をつたえる会を立ち上げました。
その8月30日に行われた第45回衆議院議員総選挙で、民主党が第一党になり、鳩山由紀夫内閣が誕生しました。
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ところが民主党政権時代は、日本人にとっては悪夢のような3年間であり、2011年には韓国のイ・ミョンバク大統領は次のように言っているのです。
北朝鮮の復興は心配ない。
日本にやらせるのだ。
私が全てのカネを出させる。
我々はすでに日本を征服しているからだ。
やつらの金は我々が自由にできる。
日本の連中は何も知らない!フジテレビが証拠。
日本人は(犬のように)よだれをたらして見ている。
私にまかせろ。
日本に居るのは私の命令に忠実な高度に訓練された私の兵隊だ。
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イ・ミョンバク大統領に「私の命令に忠実な高度に訓練された私の私兵」と言われた人たちが、危機を知りながら、「盛り蕎麦かかけうどんか」とか、最近は「桜を見るのは違法」といった、議論ばかりしています。
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これまで、日本は、ウサギ小屋と言われた住宅問題、イタイイタイ病などの公害問題など、多くの問題を抱えて苦しんできました。
それが、多くの皆さんの工夫と努力によって、どんどん解決されていきましたが民主党政権前はまだまだ不十分な状態でした。
すると、「もう時間がない、立ち上がろう!」と当時、よくいわれた言葉です。
そして成立したのが民主党政権だったのです。
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民主党政権時代、政権と一緒になってメディアは「コンクリートから人へ」と報道し日本の経済基盤を破壊しようとしたのでした。
そこへ2011.3.11東北大震災が起こり、大津波と福島第一原発事故で国民は多大な被害を被った。
以来、経済基盤を強靭化すべきという議論がおこったのは言うまでもありません。
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2012年の第46回衆議院議員総選挙で民主党政権は国民から見放されてしまいます。
その後は、自公連立政権の時代となり、安倍内閣は憲政史上最長内閣となりました。
では日本は、良い方向、日本人にとって、日本が住みよい国に、災害に強い国になったのでしょうか。
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これから日本は超高齢化社会となります、少子化も進むでしょう。
多くの問題を抱えているのですが、それらはこれまでの日本社会であれば、ゆっくりではありますが確実に対応していくはずです。
つまり、これまでの社会、日本人が客観性、公平性、公共性を失わなければ、必ず日本人は一丸となってそれら諸問題を解決していくはずなのです。
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ところが、民主党政権時代のように、「イ・ミョンバクの私兵」つまり客観性も公平性も公共性も持たない人たちを国会議員に選挙してしまうと、またもや悪夢のようなとんでもない不幸な時代になってしまう。
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これからどうしたら、子や孫に、少しでも良い時代を、すこしでも良い未来をのこしていくことができるのでしょうか。
それは、子や孫を持つ世代にとって、本当は自分が生きること以上にたいせつなことといえるのではないでしょうか。
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企業にたとえてみます。
どの会社においても、現状を憂いて、「このままじゃダメだ」と仰(おっしゃ)る人がいるものです。
しかし、そういう現状憂い型社員ばかりになったら、その会社どうなるでしょう。
そのような社員に会社を委ねるとちょうど民主党に政権をゆだねた時のように、おおよそその会社はダメになってしまうのです。
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そんな社員のほとんどは、客観性、公平性、公共性を欠いていて、自分だけのために会社を思い通りにしようとするからです。
多くの人たちのことを考えないで利益だけを追求していたのではその会社は立ち行かなくなる。
このことは、日本では自分良し、相手良し、世間良しが、商売の極意とされていることからもわかります。
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他者のためにという動機がなければ、何事もうまくいかない。
このことを、つまりみんなのためにと考えていろいろ工夫され実行されてきたからこその現在の日本社会があると言えましょう。
利他心こそが、日本社会が、敗戦後の焼け野原から急速に発展し、現在世界で最も安全で清潔で快適に暮らせる先進社会として注目を浴びている理由なのです。
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それは、所得の比較だけでは決して測れないものでなのです。
例えば平成が始まった頃、日本人と米国人の年間所得はほぼ同じ、そして社会生活に必要な経費、電気ガス水道光熱費やガソリン代などは、米国は日本の半分以下でした。
つまり同じ所得であっても、米国の方が日本よりも実質所得が高いという情況にありました。
それから30年たった現在、日本人と米国人の年間所得の差は、3倍になりました。
しかし、米国人らの多くが、日本で生活すると、米国よりも日本のほうが安全・便利で快適で精神的に豊かに暮らせると口をそろえるのです。
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文化水準がいつの間にか日本のほうが上になっていた。
所得では測れない快適さが日本にはあるということです。
これは、日本人が、米国人以上の利他心を持っていたから築かれたものだと言えるでしょう。
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例えば、共産支那では、2001年の平均所得は193万円でした。
それが2015年には、748万円です。
富裕層と呼ばれる人たちの人数は日本の3.5倍、彼らの平均年収は日本の総理よりも多い2900万円以上です。
ところが、一方で、一日100円以下の生活を余儀なくされている人たちが5億人以上いる。
そして水道水がそのままでは飲めない、空中の粒子状物質PM2.5のために呼吸しているだけで病気になる。
ちゃんとした医療を受けるためには高額の費用が掛かる、年金制度が完備しておらず老いは絶望と同義で有り、商店では平気で下水から採取した油(毒物)などを食用油として売っているのです。
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社会生活の快適さは、所得での比較など無意味であることが分かります。
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しかし、日本社会がこれでよいのかと言えばまだまだ、工夫し改善すべきところがあるはずです。
しかしいまの生活が不便なのは家が老朽化したからだと批判や文句ばかり言っていても何も変わらないのです。
また気象風土の異なる国や地域の家がどんなに便利で快適そうに見えたとしても、災害が多くて高温多湿の日本で、そうした家屋が通用するかは、また別の問題なのです。
つまり日本には日本の風土に合った家を新しく建てないと、結果として快適な生活はできないということになります。
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その国には、その国に住む人々によって育まれた伝統文化がある。
とりわけ日本では、何千年も前から人々が住み育んて来た文化が現実に存在し今なお生きています。
そうであれば、日本を変えるその原動力となるものへの答えもまた、その文化の中にあると言えるでしょう。
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しかし、2009年に「イ・ミョンバクの私兵」が日本の政権に就いたような状況が今も続いているのです。
当時は、ネットでの発信は不十分で有り、多くの人たちが新聞・テレビから情報を得ていました。
それら新聞・テレビが寄ってたかって生み出したのが民主党政権だった。
つまり今も言論・メディアを在日・反日勢力が支配しているということになります。
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戦後、占領軍の占領政策に協力することで彼らは政財界・教育界・言論・メディア、法曹界を支配してきた。
そして、日本人に「護憲・東京裁判史観・侮日」を強制してきたのです。
そして日本の文化を今も貶め続けている。
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例えば、百人一首の名歌の数々が、まるで三流のエロ週刊誌に書かれているような内容に解釈されている。
さらには古事記の天宇受売(あめのうずめ)は、天の岩屋(あめのいわや)の前でまるでカンカン踊りでもしたかのような下品な存在として描かれている。
万葉集は、実弟の妻を、美人だからと、子供までいるのに兄貴が奪い取ったとか、偉大な女性天皇が実は傲慢不遜な女帝だったとか、もう万葉の人々を貶める意図をもっているとしかいいようのない説明がなされている。
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そしてその説明に基づいて、そこから妄想を膨らませて、さらにそれらを貶める。
そういう侮日の努力が戦後の支配者らによって戦後74年間もなされてきたわけです。
これでは、日本人が「日本を変えるその原動力となるものへの答えもまた、その文化の中にある」と考えて古典を読もうとしてもその真意にたどり着けないことになってしまう。
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それで、私(ねず)は、古典の原典を読み始めたのです。
日本人が立ち戻る、文化の原型を再確認しようとしてのでした。
日本の国柄が日本人に認識されたのは、日本人が外圧を前にして傲然と立ち向かった時でした。
そして新たな未来を築こうとした。
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それは大化の改新(645年)のあった7世紀と、明治維新(1868年)を断行した19世紀だったのです。
このうち、明治維新については、「新しい教科書をつくる会」などで、多くの先生方が再検証を行っています。
7世紀については、その時代に、神話が整理統合され、漢字と仮名を併用する新たな文化が生まれているにも関わらず、いまだちゃんとした解析が行われていない。
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それで私(ねず)は、万葉仮名(漢字表記)の万葉集を原文から読み解くことに挑戦したのです。
その際私は、百人一首を読み込んで得た大和言葉の認識方法と、古事記の解析で得た原文の漢字から読み解く手法を用いました。
その結果ひとことで申し上げることができないくらいの、奥の深い万葉の世界を発見しました。
それを書いたものが『ねずさんの奇跡の国 日本がわかる万葉集』(12月6日発売)です。
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