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2024年2月10日 (土)

それでは国民の生命財産も守れるとは思えない

――以下「私的憂国の書2024/02/09」より抜粋編集

一部の識者の「岸田政権は外交・安全保障分野ではよくやっている」には全く同意できない。北の独裁者からは「閣下」と呼ばれたらしいが、それもカネ欲しさの揺さぶりだろう。北がそういうアプローチを試みるということは、日朝の様々な交渉の裏に米国の存在があるということだ。そうでなければ、カリアゲのアプローチは思い切りが過ぎる。

台湾海峡の緊張は、総統選で国民党に勝った民進党の頼清徳によって、深刻度を増すはず。そういう状況であるが故に北京は日本が交渉をもちかけても一切耳を貸さない。もちろん、一義的には北京の中華思想丸出しの独善的な外交姿勢によるものだが、岸田内閣の「一時しのぎ外交」姿勢もその遠因の一つであるように思える。

日本が主張する排他的経済水域EEZを無視して中国は海上ブイを設置、それを撤去しないで放置するという岸田内閣の姿勢が、北京の「尖閣は中国領」の主張を許しているが、そんな他国が自国EEZ内に設置したものは速やかに撤去すべきなのは言うまでもないだろう。

ーー

中国ブイ「撤去含め検討」=林官房長官(時事)林芳正官房長官は8日の記者会見で、中国が沖縄県・尖閣諸島周辺の日本の排他的経済水域(EEZ)内に設置したブイについて、「撤去や移動を含めて関係省庁間で検討する」と述べた。ブイは昨年7月に海上保安庁が発見。岸田文雄首相は同11月、習近平国家主席との首脳会談で即時撤去を求めたが、中国はこれまで応じていない。林氏は会見で「ブイの設置は一方的な現状変更の試みで全く受け入れられない」と指摘した。

ーー 

この前日の会見で、リン官房長官は件のブイについて、「現場が荒天だったこともあり、沈んだものと推定される」と発表していた。彼にとっては、「沈んでくれてよかった」物体なのかもしれない。物体が存在しなければ論争は持続しない。だが、世論の反発を意識してか、翌日には「撤去や移動を含めて関係省庁間で検討する」と言い方を変えた。いずれにせよ、「黙ってはいないが、特に何もしない」と言っているのと等しい。

本来なら、破壊するか、物体を回収して調査し、なんらかの工作の意図が見えるものが付属していれば、物証を根拠に具体的に抗議し、そのことを国際社会に公表すればよい。だが現政権は何もしない。

リン外相は「ブイの設置は一方的な現状変更の試みで全く受け入れられない」と言っている。「受け入れられない」のであれば、それを示す具体的な行動が伴わなければ意味がないのだが、リン氏が言及したのは「検討」止まり。要するに、中国が現状変更(侵略)を試みても、日本は検討するだけだということになる。これでは北京は侵略をやめない。

岸田政権の対中「事なかれ主義」が北京の現状変更(尖閣侵略領有)を助長させる。日本が具体的に何も反応しないことを、北京は「尖閣は中国領である」証拠として積み上げていく。岸田政権は日本の領土領海領空を守る気はないといっているようなものだ、それでは国民の生命財産も守れるとは思えない。

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