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2020年10月 5日 (月)

卑しい人が左翼になるのか、それとも左翼になると卑しくなるのか

ーー以下「大紀元時報20/10/1掛谷英紀コラム」より抜粋編集

サラ・ハッカビー・サンダース女史が、一時期トランプ政権の報道官を務めていた時、マスコミから執拗な嫌がらせを受けていた。

それを覚えている人もいるだろう、その陰湿さは「卑しい」と形容するに相応しいものだった。

米国の保守派動画チャンネル「PragerU(プレガー大学)」は毎週金曜日、『ファイアサイド・チャット』を放送する。

通常は、その名の通り暖炉の傍でホストであるデニス・プレガーが一人で語るのだが、9月25日公開の動画は珍しくゲストを迎えての対談で、相手はサンダース女史であった。

ーー

対談の中で、プレガー氏は、「卑しい人が左翼になるのか、それとも左翼になると卑しくなるのか」という質問をよく受けるのだと言った。

これに対しては、サンダース氏は「わからない。両方かもしれないわね」と答えていた。

実際、性加害癖のある人が、その卑劣な行動に対する糾弾を避けるために左翼になっていると思われるケースは少なくない。

ーー

現役事務次官時代に天下りを斡旋し、出会いバーに頻繁に出入りしていた前川喜平氏、現役知事時代に女子大生を買春していた米山隆一氏、米国で女性に暴行し、逮捕状が出ている状態のまま日本に逃亡してきた菅野完氏など。

現在彼らは日本の論壇で堂々と発言する機会を与られている。

しかしこれまでの社会常識で考えれば、彼らは論壇で発言するに相応しい人たちではない。

ーー

つまり日本の論壇には、いわば「愛国無罪」ならぬ「左翼無罪」の原則でもあるかのようなのだ。

ーー

左翼的発言をしていれば、過去の卑しい行動が不問にされるというのは、脛にキズを負う人にとって左翼であることは魅力的に映るのだろう。

米国の論壇にも、これと似た状況がある。

プレガー氏とサンダース女史の対談でも、保守派であれば激しい糾弾を浴びるような発言も、同じことを左翼が言うと許される米国の状況が話題にされていた。

ーー

そうした不公平が言論だけに留まっているならばまだいい。

問題はAntifaやBLMの暴徒たちが、法を無視した暴力行使を繰り返しているのに、メディアがそれを批判しないで野放しにしていることだ。

これらは、メディアや左翼が目指しているのが「暴力による法治の破壊である」ことを示唆している。

ーー

江崎道朗氏は、著書『日本の占領と「敗戦革命」の危機』(PHP新書)のなかで、「共産党は敗戦革命の手段として、連立政権に入って内務省のポストを獲得し、治安警察を使って反対勢力を追い込むことを計画していた」と述べている。

現在の米国左翼が警察の予算削減を要求し、治安維持機能を弱体化する手法は、それと似ている。

江崎氏の著書は、共産党のターゲットとして、法務省も挙げている。

ーー

それに関連して、今の米国で最も注目すべき話題は、連邦最高裁判事の人事である。

ーー

9月18日にルース・ベイダー・ギンズバーグ連邦最高裁判事が死去した。

彼女はリベラル派(左派)の判事としてよく知られた人物である。

(左翼メディアは、連邦最高裁の最初の女性判事が保守派のサンドラ・デイ・オコナーであるにもかかわらず、ギンズバーグ判事が最初の女性最高裁判事であるかのように報じることさえある)

ーー

米国の最高裁判事は終身制である。

定員は9人だが、彼女が死去するまで保守派が5人、リベラル派が4人であった。

ただし、保守派の判事のうちの1人は中間派的存在で、それにより均衡がとれている状態だった。

そこにリベラル派の判事が死去したため、このバランスが崩れる可能性が出てきた。

ーー

米国の連邦最高裁判事の人事は、大統領が候補を推薦して、上院で承認を得て成立する。

このことは、昨年ブレット・カバノー判事の承認で揉めたことから、記憶にある人も少なくないだろう。

現在、米国の上院は共和党が過半数を占める。

よって、トランプ大統領が指名した保守派の判事がそのまま上院で承認される可能性が高い。

ーー

9月26日、トランプ大統領はカトリックで保守派の女性判事エイミー・コーニー・バレットを指名した。

ーー

米国の左翼陣営はこれに激怒したのだ。

自分の後継は次の大統領に指名してもらいたいとギンズバーグ判事が遺言しているので、それを尊重すべきだというのである。

しかし、法治の原則に基づけば、連邦最高裁判事に空席が生じた以上、法律で決められた手順に則って粛々と人事を行うべきなのである。

言うまでもなく、米国の法律では一判事に後任人事の時期を決定する権限など与えられていない。

ーー

ギンズバーグ判事の遺言を尊重せよという主張は、法治を無視せよという主張にほかならないのだ。

ーー

左翼思想の本質は、自らの意思を法律に優先させる点にある。

だから、中国も法律の上に共産党が君臨する。

それと同じように、米国左翼も法律よりも自分の感情を優先させる人治、情治を求める。

ーー

彼らが法治の原則を持ち出すのは、それが自分にとって都合のいいときだけである。

ーー

しかしそのように法が恣意的に運用される国においては、法の下の平等は保障されえない。

私の立場は人治を肯定しないのだが、その人治がまだ人間味のあるものなら社会的被害は少ないのではないかと考えている。

問題は、リベラル(左翼)の人たちには人間らしい常識が全くないことである。

ーー

トランプ大統領にギンズバーグ判事死去が知らされたのは空港においてである。

トランプ大統領がしばしば大統領らしからぬ軽率な言動をとることを狙っての事なのだろうが、その瞬間のインタビューがビデオカメラに収められ視聴できる。

私の目には心から哀悼の意を示しているように見えた。

私だけではなく、このビデオを視聴した多くの人が、このときの受け答えは大統領に相応しいものであったと評価している。

ーー

しかしながら、左翼の人たちは、トランプ大統領に対して、哀悼は口先だけだと批判している。

さらには、大統領がギンズバーク判事の棺の前で黙祷を捧げる横で、左翼たちが声を揃えて「トランプを落選させろ」と叫んだのである。

厳粛な哀悼の場を政治利用する彼らの行為は、ギンズバーグ判事の尊厳を著しく毀損するものであった。

ーー

これは、広島平和記念式典や沖縄の全戦没者追悼式で日本の左翼がとる礼節を欠く態度にも通じるものがある。

仲間の死を悼み、その業績に敬意を表すことすらできない人間たちの政治(人治)がどのような末路を迎えるかは、過去の共産主義国の歴史が雄弁に物語る。

左翼の人たちに言いたい、人命を自分にとっての利用価値でしか判断しない人間を今後も信用し続けるのかと。

あなたの心の中に人命を尊重する意識があるのなら、この機会にもう一度自らに問い直して欲しいと思う。

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コメント

>縦椅子様 本日も更新有難うございます。
>>唯物論者の生命倫理
私は、共産主義者は一人残らずこの様な唯物論者で有り、生物の構造が霊(ヒ=火)と身 (ミ=水) で出来て居る事を無視しているのだから、当然、無神論者であり、死者に対する敬意や、時に、弔意を示す事の価値観も低い様子が窺える。

彼らに取って、死者は限りなく生ゴミに近い存在なのだろう、すると、農耕民族に見られる様な、世代間の魂の連鎖と言うべきものも不在、或いは、範囲が限定的になる。

すると、シナ社会の様な、宗族社会「=自分の血族だけを崇める」が、出来上がり、国と言うまとまりには中々発展し無い。

つまり、同胞意識が形成されにくいので、生存の危機を齎す様な天災や風水害に際しても、団結して相互扶助を行うと言う防災行動が取れないので、人的被害が殊更に大きくなるが、
決して、報道される事は無い、ほとぼりが覚めた頃に、数字が発表されるだけだ。

こうした原因の多くは、彼らが固よりの農耕民族では無く、先住民が開墾した耕作地を奪っただけなので、仮に、風水害や天災で農耕地がダメになれば、あっさりと放棄して、元の匪賊に帰るダケである。

それは、新たに農耕地を開墾するにしても、水源をどこにするのか、一つの水源でどれ程の田畑が潤おせるのかが分らないし、効率良く連続給水する為には、どの程度の水路の勾配が適性なのか、年間降水量は・・等々、全て試行錯誤を伴った経験知だから、俄か農民の彼らには、対応不可能だろう。何故なら、経験知は、則ち歴史だからで有る

処がマルクスは、歴史を軽視しているが、その軽視の理由は、彼が論を興した19世紀の欧州社会は、それ迄続いて来た専制社会を支配する王権が、歴史に依拠したものであるから、歴史軽視、或いは、否定は、立論上不可避の事だったので有る。

つまり、マルクス主義は、固より、絶対王政体制の社会に対する、アンチ・テーゼ「≒反論、否定」であって、それ以上のものでは無いから、恒久的な社会を築く基礎的な思想にはなり得ないのは、端から分って居る事だったろ

だから、共産主義を国の生体に用いるのは秋高に間違って居るのです。

唯、それを政治利用し易くしたのもマルクスやレーニンなので、共産主義は、欧州の500年間の被差別民族であるハザール人発の思想であると云えるだろう。

だから、リベラルが標榜する、極左と類別されるアナキズム「=無政府主義」も、国を持たない前提にした、民族思想の延長上にあるカラ、破滅しか待っていない。

然るに、人類の文明は、農耕から始まったという認識が世界的だといっても過言ではない、逆に、農耕が始まって居無いと文明は開始して居るとは見做さない。

その理由は、食糧の生産を人為的に、且つ、連続的に行ない、その生産量の計量、運搬、蓄積を行ってこそ、社会は安定し、人口も増え始めるからです。

つまり、文明の基本は、農業なのですが、マルクスが示した、共産主義社会では、人々の経験知の蓄積が疎かなので、文明は発展し無い処か、自然の変化に拠る脅威に対応出来難いので、短期間で滅びてしまう、元々、定住民の社会常識には、なり得ないモノで有ろう。

だから、ハザール人の国で有るイスラエルも、現在、共産主義とは無縁であるが、此処に至る迄には、集団農場とか、社会実験的な試みが為されて来たが、結局、採用して居無い。

それなのに、米国では、自分達の都合だけで、自由を権利かするが、義務を伴わない自由は、只の、無秩序・放埓に過ぎない、先人が血と汗で築いてきた米国社会を、無秩序の犯罪国家にする心算なのだろうか? そして、祖の風潮を日本でも展開しようとして居る野は、断じて許し難いことである。

欧米諸国の、歴史軽視が故の、文明のモラルの程度の低さは、欧米文明に初めて接した、日本人が「日本が欧米文明に学ぶべきところは何もない」と喝破した様に、150年経った今でも、然程の進化はしていないが、流石に、通信機器の発達で、歴史も容易に庶民の手早く安く、手に入る様になり、米国民の歴史観や社会常識が大きく変化しつつあると思われますね。

然し、米国民が間違ってはイケないのは、過去に起こった事象が、如何に不道徳なものだったり、あるべき人道から外れた恥ずべきものだったにせよ、その時代を懸命に生きた先祖達の生存への努力の結果で有るという事だし、過去がなければ現在もない、そして、過去は取り戻せないのです。

然し、未来と現在は我々の手中にある、つまり、変える事が出来る、では、どの様に変えるべきなのか? それは、歴史を勉強し直して、自分自身で、最適を決めるべきでしょう、そして、飽く迄、未来を、まだ生まれても居無い子孫が、継承したいと思える様な、より良い社会を遺す為にです。

これは米国だけ、日本だけの課題ではありません、世界中の国が、自分達のより良い未来世界を築く為にやらなければならない事なのです。

その為に世界が団結、宥和して、相互依存、共助の精神を以て、これから予想される自然淘汰の脅威と対して行かねば、人類は絶滅します。

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