無料ブログはココログ

« 自分が攻撃される対象にされた途端に現実を知って手のひらを返す迷惑な連中が日本以外にも世界中にいる | トップページ | 米では韓国企業の中国・イラン地域への戦略物資横流し事件の捜査・裁判が多数進行中である »

2020年7月 8日 (水)

経済的、軍事的な脅威の多くはアジアにある

NHKスペシャルで20/7/5「戦国~激動の世界と日本~(2)」という番組を放映していた。

新発見の文書から次のような事実が分かったのだという。

欧州で1618年から30年戦争が起こり、1648年その結果として、オランダがスペインから独立するのだが、なにゆえに、都市国家のようなオランダが、無敵艦隊を有するような大国のスペインから独立することができたのか。

それは、オランダの古文書によると、オランダが、関ケ原の合戦(1600年)で天下を取った家康に武器(大砲)を輸出することによって得た銀で、東南アジアの覇権をスペインから奪ったからなのだという。

ーー

このオランダの最新式砲を得た徳川軍は、あらかじめ堀を埋め立てさせていたこともあって、1615年夏、射程距離内となっていた大阪城を直接攻撃し勝利したのだという。

(この銅製の砲の銅もオランダが日本から輸入したものであることが成分検査の結果わかっている)

当時の日本の銀産出量は世界の1/3であり、また、戦国時代で訓練された武士は最強を誇り、オランダは、その銀と最強の武士(傭兵)を手に、スペインからアジアの植民地を奪っていったのだという。

だから、日本は列強から強力な軍団を有することがよく知られていたため、19世紀になるまで列強は手出しができなかったことになる。

ーー

つまり17世紀から、現在でいうところの地球化globalismが西洋諸国を中心に銀貨を用いて行われており、オランダがその勝者となりえた、その勝利の裏に日本との交易があったということになる。

現在も、欧米と日本とが主導する形で、まず中国を含む第1次地球化がおこなわれたものの、中国が近代国としての条件である法治が実現できないと判明してから、今中国を除外する形での、第2次地球化がなされようとしている。

この勝負は、かつてオランダがそうであったように、日本を味方につけた方が勝ちであることは言うまでもないだろう。

(大東亜戦争でも、日本は米には負けたものの英・蘭・仏に勝っており、それが後のアジア諸国の独立戦争となり、すべての植民地が解放された)

ーー

メリーランド大学のアジア問題専門のコード・スコット教授は、第二次地球化の主戦場がアジアであることから、米軍がドイツから軍を引きアジアへ移転することは理にかなっていると語った。

「経済的、軍事的な西側諸国に対する脅威の多くはアジアにある」

「中国分離decouplingが行われつつある今、インドと中国の間で緊張が高まっている」と。

ーー以下「大紀元時報20/7/6」より抜粋編集

日本政府はこのほど国の安全保障に関する機密を保護する特定秘密保護法を5年ぶりに改正した。

対中国防衛が念頭にあるものとみられる。

法改正によって情報共有網が米国からインド、オーストラリア、英国、フランスに拡大される。

中国軍の動向への監視強化や自衛権の拡大、防衛装備品の開発などで各国と協力することが可能となる。

ーー

日経アジアンレビューは7月3日、6月の特定秘密保護法の改正に伴い、インド、オーストラリア、英国、フランスを、米国との情報交換の対象に加えたと報じた。

自衛隊と協力する他国軍の表記も、「米国」から「外国」に変わり、範囲を拡大した。

ーー

外国軍の情報を国家機密に分類すれば、装備開発のための共同訓練や連携が容易になる。

また、日本政府が独自にこの地域での中国の活動を追跡することが難しくなっているため、中国軍の動向に関するデータの共有も容易になる。

ーー

また、今回の法改正では、日本が集団的自衛権を行使し、一定の状況下で他国の軍隊に燃料や弾薬を供給できるようになる。

ーー

同紙は、この動きは近年の日本当局の防衛協力関係の拡大を反映していると伝えた。

昨秋には自衛隊と豪軍が初めて合同戦闘機訓練を実施し、2015年からは毎年、日印マラバル海戦演習を行っている。

ーー

軍事機密の共有によって、他国との防衛装備品の共同開発にもつながる。

英国とは空対空ミサイルの試作品を、フランスとは共同で無人航空機を使った水中機雷を探知する技術を開発している。

ーー

横須賀を拠点とする米海軍第7艦隊は7月4日、米国の「ニミッツ」空母戦闘群と「ロナルド・レーガン」空母戦闘群で構成される打撃群は、声明発表と同日から、「自由で開かれたインド太平洋地域を支持し、南シナ海で2隻の空母演習を行う」とした。

独立記念日に始まる演習は、「海洋戦力では比類がない」と述べた。

ーー

いっぽう、中国軍も7月1日から5日間、南シナ海での演習を実施している。

米中海軍が南シナ海で同時に訓練を行うことは異例だ。

ーー

米第7艦隊は声明の中で、ニミッツ空母打撃群が演習中に「急速に進化する作戦区域で、防空能力を最大化し、空母ベースの航空機による長距離精密海上攻撃の射程を拡大させ、いくつかの戦術演習を実施する」とした。

6月30日付け米軍機関紙スターズ・アンド・ストライプス(星条旗新聞)によると、インド太平洋地域の米軍は増員される可能性がある。

トランプ米大統領は6月中旬、ドイツの兵力を約1万人削減する計画を発表した。

ーー

米国家安全保障顧問ロバート・オブライエン氏は、6月29日、ウォール・ストリート・ジャーナルへの寄稿文で、中国を念頭に置き「冷戦後この地域で、アメリカと同盟国は最も重要な地政学的課題に直面している」とした。

同氏は、「米国は日本、韓国、シンガポールで軍事的プレゼンスを維持することを望み、オーストラリアのような地域にも輪番制で派遣されるだろう」とした。

(翻訳編集、佐渡道世+縦椅子)

« 自分が攻撃される対象にされた途端に現実を知って手のひらを返す迷惑な連中が日本以外にも世界中にいる | トップページ | 米では韓国企業の中国・イラン地域への戦略物資横流し事件の捜査・裁判が多数進行中である »

経済・政治・国際」カテゴリの記事

コメント

>縦椅子様 本日も更新有難うございます。
>>世界軍略の本分はアジアにあり
迂闊なことに私は、オランダの歴史を全く無視して居たので、オランダが九日して独立したのが、17世紀中葉であった事、元の宗主国がスペインで有った事等、全く知りませんでした。

然も、そのスペインからの独立を懸けた、30年戦争を勝ち抜けたのは、関ヶ原の戦い~大坂夏の陣迄の徳川勢の豊臣勢力徒の戦いで、決め手となった大阪仰天城砲撃で使われた射程の長い大砲の出処が、オランダであったとは、吃驚仰天しましたね。

何故なら、その数十年前に、豊臣秀吉は、フィリピンでスペインの侵略軍の先鋒である、宣教師集団の前で、突然襲ってきた明の軍隊を護衛で随伴していた、手勢の鉄砲隊ダケで、千人近い明兵を撃滅して終い、傍で見て居たスペイン人の心胆を寒からしめて、武力に拠る日本攻略は不可能と国王に報告させたからです、

勿論、、日本を平定した家康は、オランダを通じて欧州情勢を知って居たであろうし、次に欧州の覇権を握るのは、英国だろうと予想していただろう、然し其れなら、先にアジアを支配してしまう手もあった。

日本には、それだけの武力が備わって居たからである。

だが、秀吉の朝鮮出兵は、結果的に日本の国力の衰退を招いたし、徒に領土を広げても、上手く治められなければ、それも、国力の減退に繋がる、ならば、欧州列強の侵略を防ぐ為に、寧ろ、交易を制限・管理すべきだとの結論に達したのではないだろうか?

幸か不幸か、この時日本には、千年以上の歴史を持つ製鉄技術はあったし、製刀技術で,鋼の精錬も出来て居たが、鍛冶業と言えば、刀と鉄砲だけだったのは、他に需要が無かった
からだろう。

もし、凌波性、堪航性鋼に優れた鉄製の船とそれを動かせる動力さえあれば、日本は、インド洋で、英国を迎え撃って居たかもしれませんね。

然し、日本の軍事力の強さは、昔から、欧州では知れ渡って居た事が、良く分るお話市で、この内容をNHKが今の時期に放送するのは、何だか別の意図を含んで居る様に感じますね。勿論、NHK=共産シナですから、現状の日米連携を軸にした、シナ包囲網に楔を打ち込込みたいのでしょうね。

然し、世界がシナのデカップリングを決めたのは、その政体の非民主的、非法治主義な、中世然とした、武力中心主義にあるわけで、国際ルールを守れない共産主義国には、未来無いのです。

処で、新たな世界の軍事的構成が発表され、日米英仏に、豪州とインドを加えた6ヶ国、つまり、シ―パワーの締結で、ユーラシアのランド・パワーを封じ込める形になっていますね、勿論、気になる点は、幾つかあります。

就中、未だ軍事大国であるロシア、そして、GDP世界4位に着けて居るドイツに関する言及が、一つとして無い事ですが、ロシア経済は、今や、地下資源を切り売りするしか国家収入の途が無い、工業生産力も技術もない国に零落してしまった感が強い。

亦、一方のドイツも、先端技術の開発で世界をリードしてきたが、低公害ディーゼル・エンジンのデータ偽装で、世界の信用を無くしてから、鳴かず・飛ばずで、通信機器の開発分野で、一発逆転も有るかな? と、半端期待していたのですが、沈黙したままで、此方も、零落感が大きい。

しかも、この両国内には、両国が元共産圏の中枢を占める国だっただけあって、境さん主義を信奉する、リベラリストは多いが、新しい世界のポリシーは、共産主義の排除~消滅であろう。

両国国民が、この冷酷なメッセージを如何とるのか、シ・パワーの結束賀居三するのは、ランド・パワー国の交易に拠る経済活動の制限である。

特に、インド界隈の南アジアの港に、ロシアが進出して、原油の積みだしを狙って来る事が考えられるが、電気自動車や通信機器部門で出遅れて居るドイツは、収縮した欧州市場で、細々とやって行くしかない。

世界は既に、欧州を重視していないのは、ロシアの脅威もドイツの脅威も薄れて終い、今更、欧州を武力支配したところで、経済的なメリットは薄く、それより、東南アジアや南アジアの新興経済圏に、資本参加した方が、合理的である。

こうした「読み」と、人種的な発展力が、アジアの明るい未来を築いて行くのは、間違いないとでしょう。

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

« 自分が攻撃される対象にされた途端に現実を知って手のひらを返す迷惑な連中が日本以外にも世界中にいる | トップページ | 米では韓国企業の中国・イラン地域への戦略物資横流し事件の捜査・裁判が多数進行中である »

2020年8月
            1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31