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2019年12月28日 (土)

何故アメリカの管理職以下の者はこれほど物解りが悪いのか

ーー以下「頂門の一針 前田正晶コラム」より抜粋編集

アメリカ野球のメジャーリーグ選手として活躍する日本人が増えた。

その中でもイチローは米国でもそのbaseballに対する真摯な態度から好まれ有名人になっている。

彼が日本で主催する少年野球大会の終了に当たって彼はおよそ次のようなことを少年たちに向けて語った。

「現代では、何事も比較的簡単に調べることが出来るので、解った気になれる」

「だが、物事の実態はその場に行ってみなければ解らないものである」と。

ーー

つまり彼は、実際にメジャーリーグの選手となってみて初めて、アメリカbaseballがどんなものか分かったのだろう。

ーー

私は日本企業で17年半ほど育てて頂いた。

その後に、夢想だにしなかった偶然の積み重ねでアメリカの会社に転進。

転進後、アメリカ本土に渡ってアメリカ企業に勤め、その実態に触れても、長い間、日米文化や仕来り(しきたり)の違いには、全く気付かなかった。

その違いを観察しようなどということを考えている暇も余裕もなかった。

ーー

唯々新しい世界にどう同化し、どう期待されている実績を挙げるかだけ考えていた。

英語についても、意思疎通できていると考えていたので、全く心配していなかった。

ところが、その英語ですら、ビジネスの世界ではかなり違っていた。

アメリカ人たちが身内というか社内で使っている言葉には慣用句と口語体が多かったし、社内の報告書で使われている言葉にも一定の決まりがあるようだと徐々に解ってきた。

しかし、そういうことは全て承知しているはずだと思って雇われた以上、知らないことでも知っている振りをして、言わば現場(OJT)で学んでいくしかなかった。

それが容易ではなかったのだ。

ーー

私が得意とする「我が国とアメリカの企業社会における文化の違い論」を人前で語れるようになるほど解ってきたのは、実にW社に転身後の15年近くも経ってからだった。

それまでは「何故アメリカの管理職以下の者はこれほど物解りが悪いのか」であるとか「彼らは何故自分の担当分野以外の事柄には絶対に手を出さないのか(アメリカ文化では当然なのだが)」等々、イライラさせられた。

アメリカ人たちは皆のろまだと心に中で呪っていたことすらあった。

ーー

そのような悩みを全て「文化の違い」に収斂させると綺麗に割り切れると解り始めたのは、10年も経った後だった。

「我が国の企業は、アメリカ企業とは全く異なる文化を持つ全く異なる存在なのだ」

しかしそのことを承知しておられた日本人駐在員の方は希であった。

私がこの説明をすると、「それほど違うとは知らなかった」と驚かれた。

留学の経験がある方でも同じような反応だった。

ーー

アメリカ人たちもこれらの日本人同様「日本企業も自分たちと同じようにやっている」と信じているのが普通だった。

ーー

「文化の違い」を心得ている方は、我が国でもアメリカでもそう多くはなかったのだ。

それは別に驚くべき事でも何でもないと私は考えている。

というのも「私のように、異国に身を置いてしまった方が沢山おられるとも思えないし、私のようにその比較論を語り且つ文章にまとめた」人は少なかろうからである。

即ち、イチローのように、実際に異文化の世界に身を投じて、初めて文化の違いに気づくものだと言いたいのだ。

ーー

だが、何もアメリカ企業に勤めなくても、アメリカ等の外国を見てくるだけでも日本文化を見る視野は自ずと広がっていくと思う。

ましてや駐在でも留学でも経験すれば説明はできなくても感覚的に文化のどのあたりが違うのかに気づくことができる。

つまり視野を広げられる。

ーー

私は転身後1年も経たなかった後で、元の会社の言わば上司の方と語り合う機会があった。

その時上司に「えらい視野が広まって、高い視点から物事を論じるようになったな」と感心されたことがあった。

だが、自分には全くそういう意識はなかったので「そういうものかな」と思った程度だった。

ーー

野球の話に戻ると、ダルビッシュがアメリカに渡って2ヶ月もしない後でアメリカbaseballを称して「何か異種の競技をやっているのかと思った」と話していた。

これは「アメリカbaseballが、我が国の野球とは別の文化の下にある」ということだ。

ダルビッシュはわずかな期間アメリカbaseballを経験してこのことを喝破した。

ーー

私は「異種のビジネスの世界に入っていた」と気付くのには数年を要した。

言ってみれば、私の場合、イチローが「そこに行ってみなければ知り得ないこと」にはbaseballとは違って壁があったということになる。

その壁がどのようなものかなどは、2〜3年では到底知り得る性質ではなかったのだった。

ーー

兎に角、自分の頭の上の蠅を追いはらう、つまり直面している課題の解決で精一杯だった。

行っただけで気づけるようなものではなかったのだ。

勿論、この気づきのためには言葉の能力は必須である。

矢張り結論は、日本文化を深く理解するためには「異文化を経験せよ」辺りになるのだろう。

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コメント

>縦椅子様 本日も更新有難うございます。
>>知識と経験知の違い
 日本と米国の社会の差と言うのは、私も、知識では、かなり違ったもので有る事は、聴いて居るが飽く迄想像の域を出て居無いし、問題に処するにしても、個人と組織とでは、役割分担と言う意味でも違ってくるだろうが、そんな事は、現場に行かなくては、到底知りえない事だと思う。

 思うに、日本社会の考え方は、分業主義で出来て居る、日本では「自分に与えられた役目を完壁に熟して、組織(全体)の為になる様に働く」事を使命としている。

 その使命感と言うのは、個人が一人で背負うモノでは無く、与えられた仕事の規模や性質にもよるが、大抵は、複数人の集団や、中には、組織だったりするが、全て縦関係を含んだ、フラクタルな仕組みになって居る。 

 つまり、必ず、教育係となる上司宇ア先輩が居て、手取り足取り教えてくれるのが、社会の常識になって居る程である、ダカラ、日本社会では「何処の組織に属して居る可」と言う事が、一種のクオリテイの尺度になるし、本人も知らず、依存して居る場合が多い。

 処が、仄聞した処に拠れば、米国は家族内でも、親子で競争意識を持つ程、個人意識が強く、逆に言えば、その分、組織に対する依存心が少ないと言う事だろう。

 この現実に拠る感覚の差は、大きいに違いない、然し、そうした感覚差wp見いだせるのは、同じ比較の対象を違う現場で経験しての話で、然も、片方の現場で葉、高い評価を受けて居た、実力の持主であった、と言う共通したケースになって居る。
 
 けれど、是がもし、明治維新で、欧米の知見を広めんと洋行した場合や、米国に居住して、商売を始めた場合などはどうだろうか?

 前者は、薩摩の村田新八と大久保利通である、大久保は、新政府を牽引する指導者的役割を強く意識して居たから、何事も、日本の現状と比較して、「日本は遅れて居る」事を前提に事物を比較して観たのだろうが、村田は同じ人間が構成する社会の道徳性や平等性と言った、基本的なものを観察して居たのだ、と思います。

 彼らの洋行の結果は正反対の結果になったのは言うまでもない、つまり、大久保の文明開化路線に資したのに対し、村田は「欧米社会は、道徳的な面で、日本には到底及ばない、欧米化する必要はない、維新は失敗であった」と、言い遺して、さっさと予定を切り上げて帰国して終ったのです。

 斯うした差は何故沼れたのだろうか、それは、個人の体差に拠るモノとしか思えません。 

 就中、違う環境に、或る日突然、立たされる経験をしたモノは、其処が日本であろうが外国であろうが、既得の常識が全く通用し無い状況に置かれる訳で、疎外感や無力感から、孤独になり、多かれ少なかれ、絶望的な環境を味わう事に成る。

 こうした経験の有る・無し、或いは、多い・少ないは、その人間性の形成上に大きな影響を齎すのは、言うまでもない事でしょう。

 周りが同じ様な、環境下に置かれた人間同士なら、未だ、身近な人間に共感を求める事も出来ようが、言葉が通じない、装束が違う、価値観が違う外国では、そう言う他人を見出すのは至難の業の様に思える。

 況や、外国で殊もあろうに、商売を始める等と言うのは、異種の生物を相手にする様なモノだから、不可能に近い様に思う。

 処が、こういう事は、維新後暫くして、日本人は、海外に仕事を求めて移民したし、今の日本でも頻繁に見られる光景ですね。

 それは、人間の好むモノ、したい事、亦は、してほしい事が、人種が異なっても、育った環境が違って居ても、同じものとして括れる範囲の違いしか持たないカラだろう。

 だから、文明の道徳面での差と言うものは、人間の成長の過程においては、一ステージ上がった処にあると考えるべきなのかもしれない。 その道徳生徒は、曰く、客観性、公共性、そして公平性で有る事は言うまでもない。

 即ち、大久保は、「日本が直面する世界との科学文明の差」が、新生日本の脅威になると言う点を考えて、その習得に没頭したが、村田は、そんあ小手先の事よりも、社会が持って居る道徳性のレベルを日本と比較して、絶望したのです。

 何故なら、社会の道徳のレベルと言うものは、多寡高100~200年で向上する様な類のもんでは無い事を知って居たからでしょう。

 異文明の中で見事に生き抜いて来た偉大な先人と言える、前田さん、イチローやダルビシュ達プロスポーツマンの経験知は、スマホの普及で、「知識を脳内に直関氏て、その相呉間のやり取りから、新たな智慧を。或いは、『思い着き』と言う、ヒントを得る事が出来無くなっている」現代の子供達に「道具の使い方」として、教え込むべきでしょう。

 効率主義ダケでは、千変万化する現実には決して対応できないのは、多くのトラブルが既知の事と思われた事の中に、未知の部分が有る事で起こって居る場合が多いカラ、間違い無い事です。

 我々世代は、現状の子供達に、先ず、日本文明の考え方と言うものを、教え込むべきで、決して、西洋文明を先進文明として教え込む様な事はしてはイケないと思います。 

 何故なら其れは、道徳性に優れた文明を否定すると徒と等価であり、それは、人類滅亡への途でしか無いカラです。

本日も更新ありがとうございます。

イチローに関して、人として野球人として、尊敬の念を禁じ得ない
お人のひとりです。
渡米する以前に、野球少年たちに或ることを、説いていました。
「日ごろの練習や試合に於いて、一緒に頑張ってくれるグラブや
バット、そしてボールへの敬意を持ち、しっかりと自身の手で磨いて
手入れをしてこそ、優れた選手となり得るんだよ」と云った(概略)
内容だったと思います。
その時分、イチロー本人はMLBの優れた選手はしっかりと道具を
自身で手入れして、大切にしていると信じていたそうです。
渡米して現実を知ることになり、どんな感想を持ったことでしょう。
本人曰く、「まったく違っていた」と苦笑いされていましたね。
このような事柄も行ってみなければわからない、ことの一つであった
のでしょうね。

ベンチの中も日本のプロ野球のベンチ内と比べると、MLBと云います
か、海外は汚い!汚い!
さすがペストが蔓延るほどに糞尿を部屋の窓から廃棄してへっちゃら
だった文化圏の人々らしいですわ。

MLBの選手は、ひまわりの種を試合中のベンチ内で口の中に放り
込んで殻を口から直接足元に吐き捨ててそのまま放置。
ということを繰り返しているのでベンチ内はまるで生ごみ箱の様。

あの大谷翔平選手はさすがに紙コップの中に捨てていましたね。
「あぁ、日本人なんだよなぁ・・・」っと改めて感じました。

工場などで、使用する機械類を大切に扱うということで、事故をも
防ぐのだと云った考え方を持つのが日本人の素敵な処ですね。
要するに、きちんとメンテナンスを心がけることを示唆しているの
でしょうが、擬人化して大切にして、話しかけたりしている方を時々
お見かけもしたときは、ちょっと「ほろっ・・」とした感情に見舞われも
したものです。
まぁ、人によっては気味悪く思う方もいるのでしょうが、すべての
モノに魂が宿ると云った思想も、素敵だと感じます。

白人たちの思考には「自分たちは先進的で優れた文化を持つ者で
あるから、文化的に劣った民族を植民地化することは正しいことで
ある」と云った概念が根強くおありだったようです。
体のいい侵略、強奪、殺戮の言い訳ですね。

バチカンはペド(小児性愛者)による、性的虐待の歴史が華やか
だったこともバレバレですし。
バカチンの間違いではなかろうか・・・・?

西洋の優れた文化と自称する類の話の中に、肥料のことに少し
触れたいですね。

日本、特に江戸時代では、完全なる循環型社会が営まれていて、
人々の排泄物は全て肥料として、発酵後活用していました。

ww2以降それを馬鹿にされ、化学肥料を押し付けられたことにより、
土壌の微生物が死に絶えて、死んだような土ばかりになっていった
のです。そうなると農作物は育たなくなるうえに、元の生きた土壌に
戻すためには大変な時間と労力を要します。

農作物を輸入せざるを得なくする目論見が透けても見えますね。

現実に肥料として豚や牛、鶏の糞はそれぞれのph域によって使い方
を間違えなければ有効な有機肥料と云えます。ですが、人糞は肥料
あたりを起こすこともなく、素晴らしい作物を育て上げる筆頭と云える
肥料でもあったのです。

原始的だと揶揄され、一笑に付された位で、化学肥料に変換したわけ
ではなく、押し付けられたのであろうことは想像に難くないのですが、
なんか悲しいですね。

農薬問題も、輸入果物へのカビ除け薬剤も、米国では使用禁止でも
日本向けには平気で使っていましたね。
大規模な人体実験のつもりだったと踏んでいますし、日本人は心身
ともに不健康であるべきだ、と考えられてもいたようですし、病になって
くれれば薬剤も高く売れるし、彼らにとっては好いこと尽くめですね。

有色人種に対しては似たようなことを平気で行ってきた連中である
ことを忘れるべきではありません。

そんな中、日本の普遍主義がどこまで広がってくれるのか‥
と云った処です。
 ---------------------------------
※話は変わりますが・・・

◎ FBI分析官、モラーを守るために政敵のメールに不正アクセスし
実刑判決
https://www.trumpnewsjapan.info/2019/12/28/fbi-analyst-to-prison/

ロシア疑惑で不正を行ったFBI職員がついに実刑判決を受けました。
恐ろしいことに、この決定的な判決を日米のマスコミは報道しない
のです。

米国ではこの職員のマスコミへの情報漏洩が問題になっていますが、
日本の検察は朝日新聞に情報を流しまくっているのです。

※※『日本と日本人の弱体化が社是』の朝日新聞社

すべて、米民主らグロバの指示ですね・・・。
・外患誘致罪に相当する民間企業。
・自衛隊員の殉職を狙ったクソ企業。

 '04イラク戦争後の治安維持のため、米国の"Boots on the
Ground(地上部隊派遣)" 要請に応えて赴いた自衛隊に、この
クソ新聞は何をしたか・・・・・・・

・基地の位置、精密な間取りを紙面に載せ、反米武装組織の
攻撃を煽り、実際に迫撃砲弾を浴びせさせた。

・これを狙えとばかり、民間人移送の日時やルートをバラした。

・見取図に加えて警備の交代時間や巡回時間も流していました。

・・・・・・・・・・意図的でないはずはないですね。
 自国民へ向けたテロ幇助です。

さすがに防衛庁(現・省)もイラっときたらしく、
抗議を行ったようですが、クソ紙は、悪うございましたとか、何ら
謝罪はなかった模様。

殉職者がもしも出ていたら・・・・・、
「ほーれやっぱり海外派遣なんてこうだろう、平和憲法大事だろう」
ってあたりが狙い目線だったんでしょう。

「愛国ぅ?国粋主義ぃ?ヤダァ日本会議みたい」
などとほざく本質的レベルのおバカが、今なお300万人
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