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2019年10月25日 (金)

古事記にも日本書紀にも卑弥呼に関して一行の記述もない

ーー以下「宮崎正弘ブログ書評」より抜粋編集

河上麻由子『古代日中関係史  倭の五王から遣唐使以降まで』(中公新書)

宋書(そうしょ)は、支那南朝の宋について書かれた歴史書である。

宋・斉・梁に仕えた沈約(441年 - 513年)が斉の武帝に命ぜられて編纂した。

本紀10巻・列伝60巻・志30巻の計100巻からなる紀伝体。

二十四史の一つ。

ーーとwikipediaにある。

その宋書の中に、「倭の五王、讃・珍・済・興・武」とかが古代日本にいて、宋に朝貢してきたとの記載がある。

五王が天皇なのかは定かではない。

また倭の豪族が海を越えて使いを寄こしたことを『魏志倭人伝』が「邪馬台国の卑弥呼」と書いた。

しかし、記紀には卑弥呼に関する記述が一行もない。

ましてや日本中の何処を探しても卑弥呼の神社がない。

ーー

そもそも「卑」とか「邪」とか侮蔑的な語彙を日本人が宛てるわけがない。

邪馬台国なんぞは実在そのものが疑わしいのである。

だから江戸時代には偽書とされた。

ーー

支那では易姓革命により、王朝が替わるごとに新たに政権を取った王朝が前の王朝のことを書いて、それを『正史』と呼んだ。

本書の基本認識は支那の「正史」を史実であるとするものだ。

さらには、大東亜戦争を無造作に太平洋戦争と書いている。

日本が戦った戦争は大東亜戦争であって、太平洋戦争ではない。

つまり本書は占領軍の占領政策「護憲・東京裁判史観・侮日」の洗脳から抜け出せないまま書かれた書であるといえよう。

ーー

倭の五王についてもその存在についての検証が全くなされてはいない。

記録がないから何を書いてもよいわけではない。

記録があっても朝日新聞記事は誤報と捏造だらけだ。

支那人が、何故「倭の五王が朝貢した」と記しておかなければならなかったのか、古代史の検証が全くなされていないのだ。

ーー

そもそも支那大陸には近代国である「国民が存在する国」が存在したことはなく、征服王朝が交替しているだけである。

中華人民共和国の実態は国民が存在しない共産党独裁政治(古代)国のままなのである。

それが「中国(中心国)」を名乗ること自体も全く相応(ふさわ)しくなく僭越なのだ。

ーー

ちなみに『宋書』は何と書いたかを、著者は以下のように記している。

「光武帝は倭国王に与えた詔で、(倭王の跡継ぎである)興は、代々の(倭王の)忠誠を継いで、中国の外の藩屏となり、(皇帝の)徳化を破って国域を安寧にし、恭しく朝貢してきた」

文中の「中国」は、宋朝とするべきだろう。

そして五王の朝貢の努力が実り「倭国はようやく中国の世界秩序下に編成されるべき国、徳化が及ぶ国として認められた」と。

ーー

ならば聖徳太子の「日出処天子、日没処天子に」という文書解釈はどうなのかと読むと、対等な外交を目指していた日本の立場とは見ず、日中双方に「天子の」解釈が異なったからだとする。

が、これは牽強付会(自分の都合の良いように理屈をこじつける)だろう。

ーー

本書ではさらに遣唐使・遣隋使が、仏典と学問を学ぶために派遣されたのではなく改元ごとの朝貢の挨拶だったとする。

遣唐使も遣隋使も隋と唐に渡って目撃したのは精神の荒れ野だった、だから学べるものなしと判断して帰朝した。

逆に遣日使が夥しく日本にきたうえ、かれらは日本に帰化するばかりだったことには一行も触れていない。

評者(宮崎)は本書を読みながら、次のことを思い出したのだった。

ーー

日中国交回復の時、「台湾は中国の一部である」と中国が主張していることを「日本政府は留意する」とした。

ところが、中国は「日本も台湾が中国の一部であることを認めた」と逆宣伝に努めて既成事実をでっち上げようとした。

台湾に対しても「92年合意をもとに」と台湾が譲歩したような宣伝をしているが、これは李登輝時代のこと、しかも李登輝総統自身が「そんな合意は存在しない」としている。

ーー

ありもしなかった南京大虐殺の偽情報と宣伝は、当初、国民党が西側のスパイ、代理人を駆使してでっち上げたものだ。

いま中国共産党がこれを便利に使っていることは周知の事実だ。

ことほど左様に、「宋書」とか、「魏志倭人伝」とかの誤報(フェイク)に近い歴史偽造もしくは改竄の文書をもって、これが真相に近いなどとやっている。

日本の歴史学会(アカデミズム)はまだ、こんなことをやっているのかというのが読後の感想である。

嗚呼、この著者の歴史には虹がない!

ーー

いまも中国の情報戦に負け続けているのは、政治家や外交を司る外務省ばかりではなかった。

中国史観を軸にする歴史学界も同じ穴の狢(むじな)だ。

本来、「中国」とは世界の中心だから日本人であればそれは「中国(なかつくに)」つまり日本の意味であり、北畠親房は「神州」、山鹿素行は「中朝」とした。

日本の歴史学者も、支那人の情報戦に負けていないで、もそっと日本人の立場に立った歴史を発信して欲しい。

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コメント

>縦椅子様 本日も更新有難うございます。
>>曲学阿世の歴史学会
 言うまでも無くこの河上真由子なる御仁が書いた本は、彼女が歴史学者の端くれだとすれば、とても恥ずかしいミスを、著書の其処此処にちりばめてwいる。 本にするまでに、ちゃんと校正をやっいたのかすら、疑いたくなる。

 先ず、基本的な事だが、宋と言う王朝は、シナの歴史には、2回以上登場している。その為に、南北朝時代の宋は5世紀に、劉氏(裕)が建てたものダカラ、劉宋と呼ぶし、光武帝と言う呼び名をの使用には、疑問がある。

 一方、10世紀末に建国され13世紀に元に拠って滅んだ宋は、趙氏(匡胤)に拠って建てられたので、趙宋と呼んで区別して居る事位、歴史に携わって居れば常識だろう。

 両者の存在時期には、凡そ、600~800年近い差があり、当然、歴史的な背景が全く違うので、間違える事は皆無に近いが、文書中で宋と言う場合、前述の様にチャンと帝室の姓を冠するべきである。

 それが為されて居ないばかりか、どうも、混同しているのではないかと疑いたくなる怪しさが漂って居るから、こんな本を読んだら、自分の歴史認識がグチャグチャにされるダケだろうと思うので、絶対に読まないww、と言うのが感想ですね。

それに、日本の史観が1㎜も採択されて居無いで、数多の証拠が上がって居る長江文明の存在すら公認して居無い、シナの共産党史観をそのママ採択して、魏志倭人伝やら、卑弥呼だのを持ちだして居るのだから、歴史小説なのかと疑いたくなる。

 この河上嬢の背後には、「歴史学会」なる、東大の歴史学者で構成される「戦後の自虐史観、マルクス史観があり、その底流には、共産主義的歴史軽視がある様に思う。

 彼らに取っては、歴史とは政治的な成分の産物であり、その権力者の都合に合わせて、如何様にも変化するモノなので有ろう。 彼らはその改変に応じて、権威として、認知するダケの存在である。

 然し、現代の歴史は、科学の発展と、遺跡や遺物の発掘や発見に拠って、今迄、常識とされて来た事が、ドンドン覆されています。

 例えば、今や漢民族は、架空の民族で有る可能性が高くなったし、先進文明と言って居た欧州の白人文明も、10世紀に誕生した神聖ローマ帝国が、其れ迄、連続していると印象付けて居たローマ帝国は別人種の青人のものだと言う事が、判った事で、実は世界がひっくり返ったのである。
 
 現状の白人支配体制は、ローマ帝国の宗教支配体制を剽窃したモノに端を発する事がはっきりして、実は極めて、歴史の浅い文明で有る事が、次第に明らかになって、今迄の嘘や宗教不在が故の野蛮な実態が徐々に明らかになって居る。

 こうした歴史の既存常識は、この先もドンドン書換えられて行くのは、粗、確定的です、何故なら、現在人類が持って居る歴史が、3千年以上、遡れる様になってから、未だ、100年位しか経って居無いので、未だ、空白期の方が圧倒的に多いのです。

 それが解明されて来れば、既知の歴史常識では、辻褄が合わない事が出て来て、嘘がバレる現象が是から幾らでも出て来るだろう。

 然も、現生人類の歴史は15~20万年と言われているが、僅かに、7万年前の直前の氷期「=ピュルム氷期」以前の状況すら、研究が進んで居無いのである。 それが、次第に明らかになって来れば、大きな混乱が予想されますが、その規模は、今迄にないモノになるでしょうね。

 こうした、歴史常識の変化に、彼らが。既に追いつけなくなって居る事は、日本の戦後体制を画策した、米国の共産主義者達の「歴史認識の軽さ」から考えれば、容易に想像が着く事で有ろう。 真由子嬢は、学会のGGY共のアイドル的存在では無かったのかwww

 正に「小人閑居して不全を為す」類の話で、しかも、その閑人たちが、散々曲学阿世を働く事を専らにして居るのに、そんな奴らを、我々の血税で雇って居るとなれば、絶対に許し難い事で有る。

 江戸時代なら、犯人を身動きできない様縛り上げた上で、首まで土中に埋めて、高札を立てて、曰く「このモノの、申し状に賛同有れば、救い出しても良いが、許し難いのであれば、備えた鋸で1回引く事を許す」と言う、家康が採った「自らの暗殺を企んだ犯人の処分」を思いだしました。

 本当の意味で戦後を終わらせる為には、「自虐史歴史教育の水深」や官僚養成の為の国立大学を「治安維持法」に抵触する様な、左巻き学者だらけにした、文科省の改革は必至ですが、是から2年足らずで本当に出来るのか、不安ですね。

 それに世界と連動しなくては意味が無い、マスコミ改革も、亦、必須ですカラ、今の政権チームで、後10年位懸けなければ、日本はマトモな国には戻らないと思いますね。 

 戦前米国が犯した日本の文化侵略は、人類に対する大きな積で有る事が、次第に認識されて来ましたね。

 安倍以前の事を考えれば、有りえない事が多いと思って居ます、当に、「時を味方につけた、希代の幸運な首相」と言えると思いますね。

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