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2019年9月18日 (水)

漢族の一集団ではなく独自の民族である以上、民族自決権を行使し都市国家を建立すべきだ

ーー以下「宮崎正弘ブログ読者の声(PB生・千葉)」より抜粋編集

香港の混乱が続いています。

これほど長期化する理由について、ニューズウィーク日本版(9月10日号)に掲載された楊海英氏のコラムが興味深かった。

2016年に香港の知識人である徐承恩氏の『香港ー躁鬱な都市国家』の推薦文執筆の依頼があり、一読すると著者は「香港民族」という新しい概念を提示。

『その香港民族は、紀元前から東アジアの南部に暮らしていた「百越」の後裔で、近世の大航海時代に突入してからポルトガル人やイギリス人、漢人難民との混血で融合して形成されたものだ』

『漢族の一集団ではなく独自の民族である以上、民族自決権を行使し都市国家を建立すべきだ』と端的に宣言している。

ーー

『これに対し、香港人は漢族ではなく「野蛮人の百越の子孫」だ、との差別的な見方が支那当局側にある』

『その「野蛮な百越」に筋金入りの「反共分子」が加わり、さらに「英国帝国主義の悪しき教育を受けた」ために、香港の離反が加速している、と北京は認識している節がある』

ーー

香港人が大陸の支那人と接する機会が増えれば増えるほど、自分たちは支那人ではないと感じてしまうのは台湾人とまったく同じです。

楊海英氏のコラムはネットにも掲載されています。

https://www.newsweekjapan.jp/youkaiei/2019/09/post-46.php

ーー

ニューズウィーク日本版は他にも読むべき記事が多数ある。

例えば以下。

アメリカのトウモロコシを日本が輸入したことについて、米支貿易摩擦とは関係ない、バイオエタノールをガソリンに混合する義務を一部の製油所で緩和したことでトウモロコシがだぶついたのだと。

アマゾンの火災については安い牛肉を確保するためアマゾンの熱帯林が伐採されている、とずいぶん前から言われていたこと。

その牛肉輸出はブラジルがトップ、2位がインド、3位オーストラリア、4位がアメリカという順番。

インドではヒンズー教徒にとっては聖なる牛でもイスラム教徒には知ったことではない。

コルカタのイスラム地区にいけば食堂のメニューにはビーフシチューがあり、肉屋には解体された牛肉が吊るされています。

肉を食べるイスラム教徒はシーク教徒同様、菜食主義のヒンズー教徒とくらべ体格がいいように思いましたが気のせいでしょうか。

ーー

産経新聞土曜日掲載の花田紀凱(かずよし)の「週刊誌ウォッチング」でもニューズウィーク日本版については好意的です。

しかし古巣の文春が芸能ネタばかりと苦言を呈しています。

文藝春秋本誌が左寄り路線で長期低迷、最後に買ったのは15年以上前ですかね。

最新号でやっと韓国批判に転じましたが見出しを見る限り今ひとつ及び腰に見える。

田中健五、堤堯氏のころの文藝春秋が懐かしい。

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経済・政治・国際」カテゴリの記事

コメント

>縦椅子様 本日も更新有難うございます。
>>香港独立説
 シナ共産党の「百越の様な野蛮人が・・」と言う下りには、大嗤いさせていただきましたが、4千年以上も前から貿易をやっていた越ですカラ、その当時の百越人と比べるなら、生きた人の臓器を抜き出して商売をして居る今のシナ人の方が、物凄く野蛮だと思うのは、私だけでは無いでしょう。

 正に、共産主義が宗教化しているんだなあとしか、思えませんね、冷静な理性判断が出来て居無いのですカラ、こういう社会の余命は、永くない。

 国は国民が造るものだが、その国民を人間扱いして居無い神ならぬ同じ人間である為政者は、何れ、同じ目に遭うだろう。

 是は歴史の法則の様なモノだが、同時に自然の法則でもあるから、避けられない運命になろう。 

 まあ、それは兎も角、香港の独立云々に関しては、香港人が、実は長江遺民で、シナの原住民であり、侵略して来た遊牧民の現在のシナ人とは、もう4千年以上前から違うと言う事をもっと表に出して主張すれば、長江文明の存在自体を隠蔽している、シナ共産党にとっては、急所を衝かれた様になるだろう。

 然し、問題はその後で、固より、大陸とは違う政体と価値観で、世界有数の金融界の拠点として、此処迄栄えて来た香港ダカラ、金融勢力の発言権と言うのは大きいだろう。 

 その上、世界中の金持ちが租税回避地として、香港を利用している事も、香港の大きな存在価値になっている事も否めない。

 この状況を、維持して行くには、強い軍事力が必要だが、逆に、そんなものが支配して居れば、多くの金持ちたちは、「お護り料」を要求されるのは、目に見えて居るので、逃げ散って終う。 ならば、参考にすべきは、やはり、シンガポールと言う事に成るだろう。

 唯、香港が占めて居る地理的な位置は、台湾と共産シナの境にあり、周辺には深圳や澳門と言った、香港と同じ様な金融拠点が並んでいると言う状況で、シンガポールとは、事情が少し違う。 

 此処で台湾に、巨大な米軍の軍事基地が出来たとするなら、現状は大きく変わって来るだろう。

 シナ政府のこの先の政体の変化に拠って、この地域の将来は大きく左右されるのは、言うまでも無い事でしょう。 だから、一番大きな問題は、この先の共産シナをどう処分するのかと言う事です。 

 そして、この地域は、日本や米国の東南アジア・南アジア、中東に至る迄の、重要な交易路の要衝でも有る事も、香港に取って、大きなメリットに成るかもしれません。 

 何故なら、この先東南アジア経済圏「=スンダ経済圏」は、隣の南アジア経済圏まで加えれば、25億~30億人の消費人口を持つ、巨大経済圏として、世界の中心的役割を果たして行くのは、日を観るよりも明らかな事だからです。

 太平洋の東側に有る、世界第一の経済規模を持つアメリカと、この経済圏は、既に、定期的なコンテナ航路が設定されて居て、シンガポールを起点に、香港、高雄、上海、大連、釜山、神戸、横浜、シアトル・バンクーバー、LA、SFで折り返す、PNW「=Pacific North West」と言う42日/round の航路が今も活動中です。

 この航路には、日本の3つの海運会社、シナの4~5の海運会社、台湾の2つの海運会社が、コンソーシアム「=運賃同盟」を組んで、2万TEU「=20feet Equivalent Unit」(20万㌧GT)のメガ・コンテナ船を運行して居ますが、当初のコンソーシアムから、韓国勢が既に抜け、シナも先行き不透明となれば、今や海運大国のインドが、乗り出して来る可能性は低くありませんね。

 更には、この航路筋は、欧州側へのシンガポール~スエズ~地中海各港~ジブラルタル~英国~北欧の白海=バルト海迄の60日/roundの往年の花形であった欧州コンテナ航路には、欧州の船会社と日本、シナが参加して、同様にコンソーシアムを組み、此方もメガ・コンテナ船を運航して居ますね。 

 つまり、香港は、この巨大な貨物量の有る2つの航路の中心港の役割を永年果たして来たと言う事で、欧米の関心度はものすごく高いと言う事で、香港の独立と言う話に成れば、欧州では、意見が分かれるでしょうね。

 それに、南アジアや中東、それに内陸の中央アジアの国々の発展の度合いにもよりますが、今は、石油一辺倒の産業が、シナの代わりに安い労賃を目当てに、進出して来る欧州勢の需要を満たし始めたら、インド洋~北米東岸の航路が拓ける可能性だって出てきます。

 まあ、全ては、この先のシナ処分の如何に拠ると、私は思って居ますがね。

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