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2019年6月 7日 (金)

共産支那は大混乱のあげくに壊れる

支那人が日本社会の隅々にまで入り込んでいる。

ある勉強会に言って講演の待ち時間に、支那に関することをしゃべっているとうるさいと注意されたのだが、よく見ると注意してきたのは支那人であった。

かの国ではこのようにして言論弾圧をしているということがよく分かった。

ーー以下「宮崎正弘ブログ書評」より抜粋編集

福島香織『習近平の敗北』(ワニブックス)

共産支那では、現在支那共産党政権が統治上の様々な危機に瀕している。

支那共産帝国最後の皇帝と言われている習近平については色んな意見が飛び交っている。

特に習近平が共産党内で孤立しているという話は反支勢力のネタだと思っていた。

ーー

ところが、福島氏も、習近平にはまるで人気がないのだという。

しかしこういう話は日本のメディアは決して報じはしない。

だから支那の惨状を予測する人であっても、そのほとんどが具体的な支那の現状を掴めない。

ーー

習近平の不人気の最大の原因は、反腐敗を掲げて大規模な政敵の失脚政策を断行しただけにとどまらず、軍制改革と称して自分勝手な軍の人事を行い軍人の恨みを買ったことにある。

すなわち恩人の江沢民一派を政権の片隅へと追い込んだのだ。

江沢民にぶら下がって利権を膨らませた徐才厚、郭伯雄、周永康らを刑務所にぶち込み、李鵬ら守旧派を沈没させ、最大の政敵だった薄煕来を失脚させた。

さらに権力基盤を固めるや連立してきた共青団を敵に廻して、胡錦涛の番頭や出世頭だった孫政才らを失脚させ、胡春華を閑職に封じ込めた。

ーー

習近平は、文字通りの露骨で陰惨な党内闘争を展開した。

頭脳(エリート)集団でもある共青団は、とうとう習政権への協力を渋った。

結果、経済政策は頓挫を繰り返すこととなった。

共青団は、積極的に非協力となって、むしろ習を孤立させることに成功した、と。

ーー

習近平は、それに対し政権を、家族、眷属、取り巻き、自派、子飼いで固めた。

それゆえに習近平派から人材がいなくなってしまった。

あれほど反腐敗政策で豪腕を発揮した王岐山は、習と距離を置いて、大事な対米交渉の舞台に上がろうとしない。

トクヴィルを読み込んでアメリカ人の習性を熟知している王岐山は、対米交渉の最前線に立てば失敗するのが眼に見えているのだろう。

だから習近平は昨秋に開催するべき四中全会をすっ飛ばし、いきなり全人代を開催して、内外にその力を誇示しようとした。

福島さんの見立てでは、昨夏の北戴河会議では、長老達が習近平を批判し、かなり苦戦したという。

ーー

おそらく中央委員会を召集すれば、習近平は経済政策の誤断と対米貿易戦争の失敗をやり玉に挙げられて、批判されるだろう。

場合によっては解任されるかもしれない。

共産党は経済が行き詰まり、党内の空気がささくれ立ってくると、戦争を仕掛けるはず。

だから習の台湾恫喝を、笑い飛ばせないとする。

ーー

習近平体制は、かつての黄巾、紅巾、白蓮教の乱、太平天国の乱へと結びつく大規模な騒乱から大乱へと向かうだろう。

そこには、軍の反乱⇒共産党内の反乱⇒習近平の突然の解任⇒不動産暴落から人民の抗議デモ⇒暴動化⇒この列に不満の爆発をたぎらせる退役軍人、付和雷同組などが加わっていく、と。

共産党は、暗殺と叛乱を恐れ、AIを駆使して人民を監視し、その消費動向までもビッグデータに蓄えて、国民が立ち向かえないような共産帝国をつくりあげた。

ここまでは大方のチャイナウォッチャーも予測している。

ーー

これから起こるであろう支那共産党最大の危機について、評者(宮崎)は、出来上がったAI監視態勢の内側からの崩壊であろうと考えている。

というのも、支那人は歴史的に一度も公共的な仕組みを長く維持管理した経験を持たないからだ。

彼らは必ずAI監視体制を個人の利益のために使ってしまうはず。

この精細な管理体制は通信網が寸断されれば機能不全となる。

そうなれば、たちまち共産党の支配体制は破綻する。

ーー

共産支那は大混乱のあげくに壊れる、と見てきたが、やはり福島さんもその必然性を述べる。

ーー

すなわち敵のシステムを破壊するAIは、同時に、支那共産党のシステムも破壊する兵器となるということだ。

「自軍の兵器が自分たちを攻撃することにもなります」

「(それは)無人兵器などの兵器そのもの(だけではない)」

「インターネット、GPSなどの通信システムもセットで、情報通信、ロジステティック(物流)にも使われています」

「そういった物流(ロジスティツク)を破壊されると戦争どころではなくなる可能性もあります」

重要な指摘のひとつがこれである。

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コメント

>縦椅子様 本日も更新有難うます。
>>米支戦争 13 シナの内情
 習近平は、自分自身が見えて居ない、伝統的な宗族主義のシナ人だと思いますね。 こう言う頭の古い人は、科学的なものの考え方に限界があるので、AIの様な新しいモノ出遭うと、記号化して、自動的な機能として認識して終う。 つまり、その装置がケースに拠って、自分側に損害を齎す可能性を具体的に認識出来無いのだろうと思います。

 普通は、そういう場合、自分よりその分野に長けた知見を持った世代を使って、自分の知識を使える様にするモノだが、彼の宗族主義では、周囲から人材がドンドン居なくなって終う。 是では、シナ13億人を率いるリーダーとしては、致命的な欠陥で有る、といえよう。

 聴けば、宗族や子飼いの部下以外で、最後の味方だったと思しき、王岐山も既に圏外の人になって居る様であるが、王岐山としては、党の清浄化運動で沢山の党幹部の恨みを買って居る状況を、全て押し付けられると言う恐怖感で一杯だろう。 今後の展開で共産シナがもっと追詰められたら、彼が、ブルータスに成る可能性は高い。

 どの途、この戦いでは北京派の勝ち目は、1㎜たりとも無いと私は思って居る。 加えて、イザとなったら頼みの綱である軍を四分五裂させる様な、施策を取って終った事も、愚かな判断だったと云えよう。

 シナの人民軍は、国軍では無く、共産党の私兵なので、党幹部との繋がりでその旗幟が決定してしまう処がある。 ダカラ、太子党時代の結びつきから習近平の子飼いの軍隊は関東軍区で、人民軍最大だったが、何時の間にか瀋陽軍区が、大幅に近代化され、機動力を増して、今や人民軍最大規模になっているが、何故か上海派である。

 すると、朝鮮をコントロールしているのは、間違いなく上海派で、其れは、米国民主党やウォール街勢力に繋がって居ると言う事でしょうから、トランプ側が「真の敵」と見据えて居るのも、それが理由だろう。

 トランプ側から看たら、北京派も上海派も、元は、江沢民派に繋がって、共青団「=共産党青年団」との双璧を成して居たのだが、此の共青団と習槿お栄の間に隙間風が吹いて居るのは、モゥ、15年の天津大爆発の暗殺未遂事件以来、習近平が、周りを信用し無くなった事を機に、その距離が一気に広がったと思う。

 李克強首相の冷遇がその何よりの証拠だろうが、彼は金融集団から唯一信用を得て居る共産党閣僚である。 然し、習近平は、経済を副首相劉鶴に任せて、李を閑職においやった
処が、米支戦争が始まると、その責任を李克強に戻しているが、モゥどうにもならない状況に、李は頭を抱えて居る様だ。

 斯うした不満は、何故か一番マトモな、共青団に多く溜まって居る様に思う。 他の不満分子は、金で黙らせる事が出来るが、共青団は難しいだろうからだ。

 其処にCIAが暗躍する余地があるのではないか。 つまり。米国としては、多くの死者が出るであろう熱戦は、出来るダケしたく無い士、しても、宰相で済ませたい。 何故なら、戦後に出て来る10億人を超す、戦争難民など悪夢以外の何物でもないからだ。

 こう言う政治戦は、沈黙の期間こそが、裏で大きな変化が起っている、或いは画策が進行している場合が多い。その情報を体を張って集めるのがジャーナリズムの醍醐味だろうと思うが、RPC「=Radio Press Code」の所為で、例え、真実の情報を命懸けで採集しても、表に出す事を禁じられている状況である。

 今回の米支戦は、日米・ロスチャイルド側と米民主党・ウォール街勢力と言う真の戦いの表向きとして、北京派と米政権との戦いが、報道されていると言う、RPCの芯材の所為で、マスコミは、自らの機能を陳腐化している、このママでは、マスコミには死しか待って居ないだろう。

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