無料ブログはココログ

« 羅とは何を意味しているのだろうか | トップページ | そもそもファーウェイ自身が中国軍の一部だ »

2019年5月24日 (金)

もし1週間たっても僕から何の連絡もなければ、米国大使館に連絡してほしい

ーー以下「大紀元日報2019年03月07日」より抜粋編集

2012年6月24日、米国籍の技術研究者シェーン・トッド(Shane Todd)さんがシンガポールの自宅マンションの部屋で首を吊った状態で発見された。

シェーンさんは、ファーウェイと協力協定を結んでいたシンガポール政府傘下の技術研究所で、先端技術研究のプロジェクトリーダーを務めていた。

家族は継続的に、自殺ではないとする関連の証拠や資料をシンガポール警察と米国当局に提出してきた。

ーー

米連邦検察局は現在、知財窃盗とイラン経済制裁違反の容疑で、ファーウェイを調査している。

ーー

電気工学の博士号を持つシェーン・トッドさんは、世界的に著名なシンガポール政府の科学技術研究機関であるマイクロエレクトロニクス研究所(Institute of Microelectronics、IME)に勤めていた。

そこで、特殊なGaN(窒化ガリウム)開発を担当するプロジェクトのリーダーを務めていた。

2013年2月フィナンシャル・タイムズの報道によると、IMEは、米国本拠の技術開発会社ビーコ(Veeco)から数百万ドルでMOCVD(有機金属化学気相成長)システムを購入した。

このビーコの技術は、民間でも軍事でも需要がある。

ーー

IMEはビーコから商用ライセンスを取得しているが、同時にファーウェイとも協力関係にある。

このつながりが、ファーウェイにIMEを通じてビーコの技術を入手する機会を与えた。

ーー

亡くなったシェーンさんは、勤め先のIMEからファーウェイへの技術移転を手伝うよう要求されたと、両親に語ったことがある。

「僕は『ある中国企業』から、胸が悪くなるようなことを頼まれた」

シェーンさんは「米国国家の安全を危険にさらすような依頼」だったため、要求を拒んだという。

その後、身の安全に危険を感じていると、米国にいる両親に伝えていた。

ーー

「お母さん、これから毎週電話するよ」

「でも、もし1週間たっても僕から何の連絡もなければ、(在シンガポール)米国大使館に連絡してほしい」

シェーンさんの言う「中国企業」とは、遺品であるハードディスク(HD)に残された記録で、ファーウェイであることが分かった。

心労に耐えかねて、米国へ戻るために、シェーンさんはシンガポールでの職を退くことを決めた。

IMEへの退職届は60日前に出していた。

ーー

シェーンさんはシンガポールを離れる前に、米国防総省や航空宇宙局(NASA)からの依頼も受けている米国の調査機関ヌボトロ二クス(Nuvotronics)での再就職が決まっていた。

年収10万5000ドル(約1100万円)という好条件だった。

ーー

訃報を受けて、家族はシンガポールに渡航し、シェーンさんの自宅マンションの部屋に入った。

家族は、シェーンさんが死の直前まで、折りたたんだ衣類などをトランクに詰める作業をしていたことに気づいた。

米国への航空券は、机の上に置かれていた。

ーー

シンガポール警察はすぐさま「自殺」と断定した。

シェーンさんが生前、身の危険を訴えていたと家族が話しても、警察は他殺の可能性を探らなかった。

メアリーさんらは、シンガポール警察に「自殺」を説明する調査報告書の開示を求めたが、警察はこれを拒んだ。

シェーンさんのコンピューターは、家族がシンガポールに到着する前に警察に押収されていた。

しかし、家族は外付けハードドライブを彼の部屋で発見した。

ーー

シェーンさんは日ごろ、コンピューターのすべての情報をこのハードドライブに保管していた。

このなかに、IMEでの仕事内容、ビーコの軍事利用できる技術、そしてファーウェイに関する記録も見つかった。

「神は救いの手を差し伸べてくれました」とメアリーさんは語った。

ーー

シェーンさんの遺体が米国に輸送された後、両親は、死因調査の専門家に分析を依頼した。

遺体にはあざ、ケガ、ひっかき傷などが見つかった。

「彼は生きようとして必死に抵抗したのです」

「シェーンさんの死を自殺と断定することはほぼできない」

ブラックバーン大学の名誉教授で刑事司法を専門とするデービッド・キャンプ(David Camp)博士は報告書にこう記した。

ーー

シンガポール当局は現場に残された「遺書」から、シェーンさんは自死したと判断した。

メアリーさんによると、遺書は手書きではなくコンピューターで印刷したもので「アメリカ英語ではなくアジア英語」のような書き方だったという。

メアリーさんは、シンガポール検察官から渡された「遺書」を読み、そのまま突き返した。

「息子は自殺したかもしれません」

「だけど、この手紙を書いたのは息子ではありません」

ーー

キャンプ博士は報告で、遺書についても分析した。

「西洋文化で育った人物が書く内容ではない」

「そのため、別の人が書いたものだろう」

「書き手は、東洋文化を背景に持つ人と考えられる」

キャンプ博士は一例として、支那人を名指しした。

ーー

トランプ政権の元で、ファーウェイは現在、知的財産窃盗や対イラン経済制裁違反の容疑で連邦検察から調査を受けている。

メアリーさんは、不審な点をぬぐえない息子の死について、調査の進展を期待している。

(文 ネイサン・スー/翻訳・佐渡道世+縦椅子)

« 羅とは何を意味しているのだろうか | トップページ | そもそもファーウェイ自身が中国軍の一部だ »

経済・政治・国際」カテゴリの記事

コメント

>縦椅子様 本日も更新有難うございます。
>>ファーウェイの犯罪
 とうとうこういう事件が、表側で起きて終いましたね、明らかにトッド博士は、シナの人民軍への協力を拒んだが故に、帰国寸前のタイミングを狙って、報復の意味で、自殺を装って殺害されたのでしょうね。

 そして彼らが持ち去ったトッド博士のPCの全ての情報がコピーされているHDが遺されて居たので、「物取り」の線も無いですし、シンガポール警察が云う決め手となった遺書も、本人の作文ではない可能性が極めて高く、自殺する理由もない処から、他殺の可能性が高いですね。

 寧ろ、シンガポール警察が、或いは、シンガポール政府が、シナ人民軍の圧力に屈して、シンガポール国内で、何者かに拠る米国人研究者の殺害を隠蔽した可能性が極めて高くなりますが、他の研究者に対する脅しだったとすれば、ファーウェイ関係者も、シナ人民軍も、シンガポールも、馬鹿な事をやったものです。 実効が零処か、自分達の首を更に占める様な話です。

 この事案は、このママ放置すれば、国際都市、自由で治安の好い国が売りの筈のシンガポールが、殊、シナの圧力に関しては、政府や警察関係者までもが、丸で、協力者の様な振る舞いをして居た事が、世界に喧伝される事に成るが、其れはシンガポールに取っては、致命的な信用失墜に繋がる事は、誰の目にも明らかでしょう。

 シナ自民軍の方はファーウェイの線から看手、上海派の犯行で有ろうと思いますが、そう見せかけて、実は北京派の可能性もある。 つまりは、どちらにせよ、米国を更に怒らせた事だけは間違いが無いでしょう。

 まぁ影響としては、シンガポールの方が、痛手は不覚規模も大きいと思いますね。 この事件に当たった、警察関係者の責任者、捜査当事者、政府の責任者は、全員、この先捜査の対象にして、徹底的にその命令系統を洗いだして、共産シナの影響力を機能不全にして終わないと、シンガポールの信用は絶対に回復しませんね。

 是は、シンガポールの国家存続に関わる大事件だと、私は思いますね。

 ファーウェイも、この事件に関わって居る事が顕かとなれば、世界で不買運動が起こる可能性すら出てきます。 其れに、習政権も是を看過するのなら、上海派と偕老同穴と言う事に成りますね。

 「最悪のタイミングで最悪な事をする」のは、やはり本家本元の、共産シナの方が、一枚上手だった様ですね。

縦椅子様、ブログの更新をありがとうございます。

>「でも、もし1週間たっても僕から何の連絡もなければ、(在シンガポール)米国大使館に連絡してほしい」

こんなことを死ぬ前に家族に話していたなら、自タヒと言うことなどあり得ないと思いますが、シンガポールの警察も信用できないと思います。

昨年は北朝鮮の行動によって金正男氏が毒殺されましたが、支那や北朝鮮だけでなく、あちらこちらでひところしがあるようで、個人の怨恨ではなく、企業がこれをすることに恐ろしさを感じます。

だって、個人の怨恨ならば、一時の癇癪で後先を考えずに行動してしまうこともあると思うのですが、企業のやることは、一時のものではなくて、冷静に行動するのだと思いますから、怖さを感じるのです。
独裁政治を行う国の企業は、やはり危険が大きいと言うことなのだと思う他ありません。

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

« 羅とは何を意味しているのだろうか | トップページ | そもそもファーウェイ自身が中国軍の一部だ »

2020年8月
            1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31