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2019年5月19日 (日)

「異界」とされ、妖怪がでて、怖いところという政治宣伝がなされた

ーー以下「宮崎正弘ブログ書評」より抜粋編集

川田進『天空の聖域 東チベット宗教都市への旅』(集広舎)

四川省の西側にある宗教都市ラルンガイは、支那共産党の政治宣伝によって、「異界」とされ、妖怪がでる、怖いところとされた。

そのため誰も近ずこうとすらしないところだったのだ。

なるほど、世界中の秘境がテレビで放映されて、もうどこにも秘境など存在しないと思っていた。

ところがそこには確かに今まで誰も見たことのない風景があった。

ーー

冒頭を飾るカラー写真を見ると、その異様な光景に誰もが驚く。

ーー

成都から直通バスで18時間、乗換バスだと36時間かかる。

本書にある概略図で確認すると、西寧から西へ向かい、玉樹の手前を南下して、そこから迷路のような悪路を辿る(現在、外国人の立ち入りは禁止されている)。

高度四千メートルの山稜に宗教都市ラルンガイは忽然とその姿を現した。

ーー

創設者は「ニンマ派」の高僧ジグメ・プンツォである。

プンツォは2004年に入寂、後継ラマを見つけるなと遺言した。

ーー

当時、巨大な寺院の回りに、小さな住居である僧坊が、山にへばり付くように数千戸並んでいた。

その風景は雑然としているものの神々しくも見える。

そこに一万人を超える僧が住み着いて、天空の聖地を形成していた。

尼僧もおり、近くの農民や行商による市が開かれている。

ーー

山の中腹には大きな仏塔が輝き、やまの頂上からは巨大な掛け軸(タンカ)を敷き詰める網が張られていた。

(その写真が残っている)

葬儀は鳥葬だった。

ーー

著者の川田氏は大阪工業大学の教授、これまでに六回の視察をしているという。

なぜ工学部の先生が、この聖域に惹かれたのか。

「ラルンガルは現実世界とつながっているにもかかわらず、長年、中国の地図や仏教関係書に載ることはなかった」

著者が最初に、この聖域に足を踏み入れたのが2001年だった。

以来六回、定点観測のために訪問してきた。

ーー

長田教授はこう書く。

「(初回の訪問時)脳天を割られたような衝撃に襲われた」

「僧たちの住居である僧坊数百戸がことごとく破壊され、基礎と土壁が露わになり、まるで空襲後の残骸と化していた」

その後、墓場のような情景に続いたのは

「すり鉢状の谷の三方を僧坊群が埋め尽くす姿が眼前に現れると、再び私の脳天に一撃が加えられ、一瞬言葉を失った」

江沢民の仏教弾圧によって寺院と僧坊群は破壊され、そのあと地震が襲ったからだ。

そして現在までに何が起きたかは明らかではない。

ーー

カシュガルでホータンでモスクが破壊されたように、ラルンガルは中国共産党の標榜する「改造計画」によってまったく新しい「観光用宗教地区」となりそうな雰囲気である。

というのだが、外国人は誰も近付くことさえ出来ないため、真相はわからないままだ。

それにしてもラルンガルは、シャングリラ(理想郷)から地獄に落とされたのか、その現況はおおいに気になるところである。

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コメント

>縦椅子様 本日も更新有難うございます。
>>共産主義の非人間性
 まず、シナ共産党の「罰当たり」な宗教政策に対して、心の底から撃狩りが湧いて来た。 是を行ったのは、江沢民だというのは、法輪功に対する弾圧の酷さが、常軌を逸して悪魔的で有る事を盛れば、簡単に首肯出来る事ですね。

 彼には、宗教と言うモノに対するアレルギーでも持って居るのかと疑う様な、気がして居たが、一方で、金儲けの為なら、ハザール人と組んで居るのだから、唯の唯物論者、ならぬ、唯金論者なのだろう。 齢90歳を超して居る筈だが、幾つになっても世に害を齎す人物は、悔い改める事は無い。

 「宗教は麻薬と同じ」と言うのは、共産主義者が宗教を否定する時に使う言葉だが、その共産主義を敵とした、ヒトラーも云ったと言うが、彼に取っての宗教とは、ユダヤ教とキリスト教しか無かったのではないか?

 砂漠の一神教である宗教は、何れも、人間が創った神ダカラ、生まれながらにして、デマゴギ―が秘められている。 其れは、人間が神と言う名の人間の支配者と取引「=deal」をして居るところにある、

 「相手に有益な事をすれば、相手から有益なものを代償としてもらえる、或いは貰う権利が生じる」と考えるのは、古代より人類が培って来た「商業」の基本的な考え方だろうが、沙漠の3宗教は、契約に拠って、神と人の関係を成立させているのだから、固より、功利的なものだと言えましょう。

 否、私は10代前半までは、カソリック系の信者だったからではないが、磔刑に懸けられた、イエスは、神がこの世に遣わした本物の預言者であったと思いますが、決して、救世主「=ギリシャ語でキリスト」ではなかった。

 ダカラ、イエスは十字架の上で、「神よ、なぜお見捨てになった「=レマレマサバクタニ」と言ったのだと思います。 然し、明らかに彼の予言者としての使命は、その死に拠って、終わって居たのです。

 スイマセン、話が脱線しました。

 共産主義と言うのも、或る意味、宗教の教条主義に有る様に、神様そのモノに、或いは教義に、疑義を持っては、いけないと言う点、つまりは、マルクス・エンゲルスの論理は絶対で、反論を許さない、或いは、党の幹部が来またことも絶対と言う点から言えば、「唯物論」と言う宗教に過ぎず、基が、疑似宗教が故に、排他性を以て「宗教は麻薬だ」と否定して見せたのでしょう。

 然し、この江沢民を代表とする、人間性の欠片も感じられない悪魔信仰にも似た、共産s愚義者は、如何なる倫理観や道徳的な情緒を持って居るのだろうか?

 飢えと寒さと言う、厳しい環境に暮らす人々が、心の拠り所として神を求め、或いは、もっと身近な仏の愛を求めるのは、1㎜でも他人の身に自分を重ねたら、判りそうなものだが、それも出来無い、と言う、ならば、自分の自分以外との交流に於いても、そうなのだろうか?
 
 少なくとも日本の社会では、そうした自分本位の人間は、スポイルされるだろうし。誰かから、信頼される事も誰かを深く信用する事も無いでしょうね。 こういう人間がのし上がって行くシナ社会、否、共産党社会と言うのは、功利主義一辺倒なのだろうとしか思えませんね。

 つまり、現在のㇲな社会は、明らかに、共産っ主義がシナ人の固より持って居た功利性を、最大限に増幅した社会であり、江沢民や習近平は、その社会を勝ち抜いた人物だと考えれば良いのだろうか。

 トランプ政権が、米支戦争の結末として。シナ共産党体制を破壊、一掃する事を目指して居る事に深く賛同したい。 共産主義者は、一人残らずこの地球上から居なくするのが、地球の将来に取って最も正しい選択である。 

 何故なら、彼らに神や仏を説いても無駄だからですし、利己主義者だらけの社会の将来には、戦争と絶滅しか待って居ません。

 人は、何の為にこの世に生まれて来るのでしょうか、と言う事も考える余裕も持たないで、唯生きる事のみに懸命になるのなら、知識を智慧に換える潜在力を持った人間に生まれて来る意味は有りませんね。

 その点は、この世に人間として送り出して下さった、両親や様々な現世に居られる人々、そしてご先祖や神様に対する大きな裏切りであり、自分の使命すら知らずに一生を生きたのであれば、家畜や野生動物と、何ら変わるとこは有りません。

 否、動物の方が、人間の様に、他の生き物を遊びで殺したり、自分の欲望の為、に人を不幸にしたりせず、神様が与えた使命通りの生命の使い方をして居るのですカラ、罪が無い。

 共産主義を一掃して、弾圧に苦しんで居る人々を救う事は、明らかに、神様が与えた命題だと思います。

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