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2019年5月22日 (水)

地球上に存在する生命のほとんどは10万年から20万年前に、ほぼ同時期に現れた?

以下のような話が出ていたので再掲する。

ーー以下「大紀元日本1918年7月5日」より抜粋編集

現代の科学界で、当たり前のように唱えられているダーウィンの進化論。

私たちは、学校の授業で、「人間の祖先は700万年前に現れた猿です」と習う。

この理論を、根底から覆すような科学的データが報告された。

ーー

米ニューヨーク・ロックフェラー大学のマーク・ストークル氏(Mark Stoeckle)と、スイス・バーゼル大学のデビッド・タラー(David Thaler)氏。

彼らは共同で、アメリカの遺伝子データバンク(GenBank)にある10万種の生物種の DNA から抽出された、500万の遺伝子断片である「DNA バーコード」を徹底的に調査した。

その結果、ほとんどの動物がヒトとほぼ同時期に出現したことを示す証拠を発見。

人間を含む現在地球上に存在する生命種のうちの90%が10万〜20万年前に出現したことが明らかになったという。

ーー

「驚くような結果でした。私自身、それに厳しく反論できるよう試みました」とタラ―氏はAFPに話す。

この結果の証拠とするのは、いわゆる「中立な遺伝子変異」にばらつきがなかったこと。

中立な遺伝子変異とは、世代を超えて生じる分子レベルでの微少な変化のことで、集団内でそれが固定化されることにより、分子進化が起こるという説。

この遺伝子変異がどれくらい起こっているのかを調べることにより、その種が誕生したおおよその時期を特定できる。

とすると、それより以前に存在した生命は、何らかの災難により「一掃された」とする仮説も成り立つ。

ーー

さらに、今回の研究で分かったのは、「生物種には非常に明確な遺伝的境界があり、2つの間に位置する中間種は何もなかった」ということ。

ダーウィンが主張した「間にある生物種」が存在しないということは、つまり猿が人間に進化する過程の、いわゆる「猿人」も存在しないということになる。

タラー氏はAFPに対して、「中間にあるべきはずの種がないことについては、ダーウィンも困惑しているのではないか」話している。

同研究は、人類進化学の専門誌「ヒューマン・エボリューション(Journal of Human Evolution)」に掲載された。

ーー抜粋ここまで

ーー以下「岸良造コラム」より抜粋編集

この研究の驚くべき結果は、人間を含む現在地球上に存在する生物種のほとんどが 10万〜 20万年前に出現したことが明らかになったことだ。

これはつまり、地球のほとんどの生物は 20万年前以降に「この世に現れた」ということになる。

ーー

これまでの定説では、地球が46億年前に誕生してから、35億年前くらいに最初の生物が現れた。

そこから「徐々に」進化し、現在の姿の生物となったというものだ。

しかし、今回の結果では

1、生物種は「徐々に」進化したのではない
2、ほぼすべての生物種が20万年前以降に登場している

ということになる。

ーー

ところが、日本語の報道がほぼない。

ーー

実際に行われたのは「 DNA バーコード(DNA barcodes)」の全調査プロジェクト、というものだ。

世界中から数百人の科学者たちによって10万種の生物種のDNA と、500万の遺伝子断片である DNA バーコードが集められた。

これらが、アメリカ政府が運営する遺伝子データバンク(GenBank)にあり、それが調べられたのだ。

ーー

これまでの定説では、たとえば、アリでもネズミでもヒトでもいいのだが、大規模な個体群を持つ生物種は時間が経過するほど遺伝的多様性が増すとされている。

このように時間の経過と共に、生物が進化してきたというのが定説だ。

しかし、それは本当なのだろうか?

ーー

今回の研究主任マーク・ストークル氏は AFP に次のように述べた。

「いいえ、それは違います」

「地球上に住む 76億人のヒトも、5億羽生息しているスズメも、あるいは、10万羽生息しているシギたちも、その遺伝的多様性は「ほぼ同じくらいなのです」」と。

ーー

つまりこのことは、地球上の生物のほとんどが、一斉に20万年前以降に出現したことを意味する。

今回、研究者たちは、10万種の生物において、DNAバーコードを解析し、その結果ほとんどの動物がヒトとほぼ同時期に出現したことを示す明確な証拠を発見したのだという。

そして、研究者が目にしたものは、いわゆる「中立」な遺伝子変異にばらつきがないことだった。

この「中立変異」というのは、世代を超えて生じるDNAの微小な変化で、生物個体の表現型には影響を与えない(つまり中立な)変異を意味する。

言い換えれば、中立変異は、進化には無関係なのである。

この中立変異を比べることで、木の年輪を見るように、一つの種のおおよその年齢が明らかになる。

ーー

地球上の生物の中立変異を比較検討した結果、こんにち地球上にいるほとんどの生物種が、ほぼ同じ時期に出現したことになるのだという。

ーー

それは、この時期に環境的な大きな外傷があったことを意味する。

ロックフェラー大学人間環境プログラムの代表であるジェッセ・オースベル(Jesse Ausubel)氏がAFPに語ったところによると、

「ウイルスの蔓延、氷河期、新しい競争相手などを含め、これらはすべて動物の人口数が急激に減少する時期をもたらす可能性があります」と。

「これらの時期に、遺伝的激変(イノベーション)が生物種を消し去り、新しい種の出現に寄与することは十分にあり得ます」

このような種の減少をもたらす環境要因を「ボトルネック効果」というが、これは部分的な説明にしかならないだろう。

ーー

地球で種の大量絶滅は、6550万年前の小惑星の衝突によって発生した。

この時の大量絶滅では、地球上の恐竜と、ほとんどすべての生物種が消滅したと考えられている。

ーー

今回の研究者の一人であるタラー氏は以下のように述べた。

「最も簡単な解釈は、生命は常に進化しているということです」

「進化の過程の中では、いつでも、その時点で生きている動物が比較的最近出現したものであるという可能性が高いのです」と。

ーー

この見解では、ある種が持続するのは一定の期間でしかなく、その後、新しいものに進化しなければ絶滅するということになる。

今回の種の研究からは、予期せぬ別の発見も得られている。

それは、「生物種には非常に明確な遺伝的境界があり、2つの間に位置する中間種は何もなかった」ということだ。

タラー氏は「中間にあるべきはずの種がない」ことについては、ダーウィンも困惑しているのではないか述べた。

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コメント

>縦椅子様 本日も更新有難うございます。
>>新しい進化論と言う考え方
 抑、進化が生物に起ると言う事を発見したのが、ダーウィンなのですが、その方法は、時間を懸けた観察と、仮説に基づく、情報の収集とその比較です。 

 処が現代には、遺伝子のデータバンクから膨大な情報を取り寄せて、比較すると言うやり方ですカラ、出てきダーウィンの進化論と現代の進化論は、大きな差があって当然でしょう。 ダカラ、ダーウィンはそれを知っても、困惑などは、していませんね。キットww

 キリスト教が、古代の民族の伝説を纏めた歴史書と思しき、旧約聖書に拘る余り、進化論を否定するのは、滑稽を通り越して哀れですらあります。 特に彼らが拘る主張は「人類はアダムとイブから発したモノである」と言う点です。

 何故、アダムとイブの2人しか居なかったのか、とか、他の生物はどうなのか、とか、アダムとイブ以後は、近親婚するしかなくなるが、その一族は直ぐに絶えて終うのではないか、とか 色々疑問が出てきますが、それらの疑問に、誠実にに答えたキリスト教関係者の話は聞いた事が有りません。

 彼らは、明らかに、その「信仰心」が併せ持つ蒙昧さで、進化論を否定したいダケの話。 流石に、、自分の利害と関わりが無い、歴史等、どうでも良いと考えている人達ダケの事は有ります。

 欧米の科学者は、21世紀になっても、一方では、敬虔なクリスチャンで無ければ成らないので、日本人の想像を遥かに超えた領域で「神を畏れて」居ますが、私には、到底理解が不能です。 何が云いたいのかと言えば、この研究に、その蒙昧さが反映している徒は、言いたく無いし、当事者も、完全に否定している。 

 然しならば、この研究成果が示して居る様に、「10~20万年前」に、大きな生物の更新が行われた」と言う事は明らかなのだから、その点を科学的に証明、或いは、データを公開すれば良いのに、何故、ダーウィンの言う「人の先祖は猿である」事の否定しかして居ないのだろう。 と言う不信感しか持てない。

 この前、TVで「後天的な体験で得た、例えば、環境順化への変化が、遺伝子に影響を与えて居る事が分った」と言う報告があったが、私はこの方が、拠り自然的な「適者生存」の法則に、叶って居ると思う。

 是なら進化の速度の問題で、従来、思い描いて居たよりも、遥かに速い速度で、例えば「突然変異」と形容される様な変化が遺伝子の世界でも起っているとは、考えられないだろうか。

 然し、日本人になら、科学知識の無い人レベルにも、こういう説明で済むだろうが、欧米人の場合なら、社会問題になってして終うだろう。 その根底には、白人優越思想と言う非科学的なものが、密かに、しかし厳然としてあるからだろう。

 思うに、宗教の目的が「人類を含む生物が、皆、栄えて行く」為に、あり、その宗教を代表する神が嘉する対象、或いは、範囲が、古代は、民族だけで有ったのが、次第に範囲を広げ、何時しか、世界にまで広がった。 

 然し、人類の理性の進化は、それに追い付け無かった様で、民族同士で、奪い合い、差別し合って、殺し合いを続けて居るのに、世界宗教等、有りえないと言う事に、潜在的に気が着いて居るのだろう。 是が、欧米の宗教不信に繋がって居るのだと思う。

 然し固より、その様な特定の民族だけを嘉する様な神はいないと考えるのが自然だろう。 

 そして、マクロ的に見れば、人類は哺乳類の動物の一種にしかすぎず、地球の自然の法則に、逆らって生きる事等で来はしない、自然を神と考えれば、人類も他の生物と同じように、自然と言う神の支配を受けて居ると考えるべきだろう。 

 極端な事を云えば、地球も宇宙生命体だと考えられるが、その地球の上で生命が範もして居るのは。安定した大気があるからであるが、この大気が何らかの原因で消滅したら、嫌気性の細菌を除く生物は全て死滅する。

 例えば火星は、その実例だと言われている、太陽系外から、大きな質量を持った彗星が、火星に大接近して、その大気を強大な引力ではぎ取って終った、爾来、大気が極端に薄くなった火星には、生物はいないと考えられている。

 然し「其れでは、神は何処に居るのか?」と言う声が挙がるだろうが、「この宇宙には、『人間の為だけの神』など、固よりいない」のである。

 ダカラ、人間の生活の些少な事にまで干渉する神等、有りえない事で、現象が起ったとしたら、全て人間の作為で有ると考えるべきだろう。

 唯、この発見は、現生人類の発生に関して画期的で有った事は、間違いが無いでしょう。

その遺伝子レベルの解析に拠って、得られる知見や更なる発見が、人類の未来をより明るいものにしてくれる様な、展開を経て、人類のみならず、全ての生物の生命に取って、福音となる事を、願ってやみません。

>縦椅子様 ソロです。
 実は先ほど、鹿児島の満91歳になった親父が、今朝、息を引き取ったそうです。 明日の14時から葬式だと言うので、今夕帰省します。 PCの無い環境ですので、帰って来る25日迄、投稿は休ませていただきます。

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