無料ブログはココログ

« 「永世中立国」を維持するのには、国民の地道な努力が必要なのです | トップページ | では連合国軍総司令部GHQがなくなった現在の主権者はいったい誰なのか »

2019年4月29日 (月)

思想の形成

ーー以下「宮崎正弘ブログ(読者の声・落合道夫) 」より抜粋編集

一体なにゆえに地球主義(globalism)が生まれたのか。

それは、地球に暮らす多くの人々の考えがどうやら同じになってきたという錯覚から生まれた。

ところが現実の人々の考えはまったく違っていた。

そこから、反地球主義(antiglobalism)が叫ばれるようになった。

ーー1、

それでは、地球主義などという思想はどうして生まれるのか。

それは、人の脳が言語を操ることができるという特性からきている。

言語は現状認識の手段として使われるが、一方で現実ではない空想を表現することもできる。

現状認識の用語が、保守、愛国、民族などです。

空想を表現する用語が、発明(TV飛行機など)、宗教(キリスト教、仏教)、現実には存在しない政治思想です。

この現実には存在しない政治用語の中に、自由や平等があり、自由主義(liberalism)や共産主義などがあり、そして地球主義もあるのです。

ーー2、

それではなぜ人は地球主義を空想したのか。

貨幣経済がほぼ地球全体に普及し、地球全体で米ドルが使えるようになったことが大きく作用している。

米ドルを手に入れれば、社会的評価が得られる。

そして米ドルを得ると、税金など払いたくなくなる。

国境の存在が、税金を発生させる原因となっている。

だから国境などなくしてしまえばよいと考えるに至るのです。

これが地球主義です。

ーー3、

しかし事はそう簡単ではない。

司法、つまり法治が機能不全になれば、諸契約が無効になる。

貸し借りも無効となってしまう。

それでは商取引が成り立たない、というよりも貨幣経済が成り立たなくなる。

司法制度を成り立たせているのは、税金であり、税金を支払わないで、米ドルだけ、つまり良いとこどりすることなど許されない。

ーー4、

さらに国境をなくすということは、移民、難民を受け入れることに繋がる。

それは例えば欧州であれば、キリスト教国にイスラム教徒を入れることを意味する。

これは、これまで欧州各国が築いてきた、思想、慣習、制度、いわばキリスト教徒のそれを、イスラム教徒によって破壊されることを意味する。

それに対して、自由主義を振り回して、傍観するようなことをすれば、国民国が破壊される心配が出てくる。

ーー5、

思想、習慣、制度が破壊されるのを目の当たりにした人々は、国境の大切さを声高に主張するようになった。

メキシコ国境からは、米国内へと不法移民、犯罪者、麻薬が流入してきている。

彼らは当然税金を払わない、おまけに米語を話そうとしない。

これでは、米国の文化が破壊されてしまう。

それでトランプ氏は、メキシコとの国境に壁を築くと主張し、実行しようとしている。

ーー6、

つまり、地球主義者は、自分の利益のために、国境をなくすという空想を実現しようとして、結局社会不安という現実に直面した。

その結果人々は、反地球主義を、つまり国境を高くすべきだ、税金を払わせるべきだと言い出したということになります。

ーー7、

ということは、いまや地球主義などという空想を語っている場合ではないということになります。

つまり、それぞれが良かれと思って空想を語っている間に、現実がどんどん悪化してしまった。

それで、もう現実を直視し、空想を語るのではなく、国境に壁を作るなどという、現にできることからやっていこうということになった。

ーー8、

日本の場合は、戦後75年間もの間、日本社会を在日・反日勢力に支配され、「護憲、東京裁判史観、侮日」を強制されてきた現実を直視することから始めなければならないということになる。

護憲、つまり「国軍不保持、交戦権放棄」では日本人自ら国を守れない。

在日・反日勢力の支配から日本を日本人の手に取り戻すために、できることから手につけていく。

その第一は、「在日・反日勢力の支配」を日本人の多くに知らせていくことだろう。

そして彼らがこれまでの間に手に入れてきた既得権益、例えば言論・メディアを日本人の手に取り戻す。

もう彼らの思い通りにはさせないということだ。

« 「永世中立国」を維持するのには、国民の地道な努力が必要なのです | トップページ | では連合国軍総司令部GHQがなくなった現在の主権者はいったい誰なのか »

経済・政治・国際」カテゴリの記事

コメント

>縦椅子様 本日も更新有難う御座います。
>>国境なき世界と言う妄想
 一時期、「国境なき医師団」と言うのが話題になりました。 ノーベル平和賞も賦与されて、「世界の良心である」と迄、絶賛されました。 世界の人々は、この先進国の傾向に、人類が進むべき道を観たのだと思います。

 然し、「国境なき世界」と言うのは、先鋭的な共産主義者であったトロッキーが提唱した思想・政体「=アナキズム」でしたが、共産主義者自身に拠って、否定され、トロッキーは危険分子として暗殺されて居ます。 

 グローバリストと言うのは、その名称を変えただけの、ネオ・アナキズムでしかありません。 

 アナキズムの間違いは、共産主義の間違いに通底して居る処があって、ダカラ、トロッキーを粛清したスターリンは、敢えて、アナキズムを否定する理由を詳述して居ません。

 詰まる所、人類が築いて来た歴史や伝統と言った経験知の集合を、比較の対象に出来無い様に「既成の体制」と一括りにして否定・破壊して、原始の状態に戻そうと言うのが、マルキシズムの本音だからです。

 ダカラ、東洋と西洋が融合する契機に成り層だったヘーゲルの哲学面出の業績も否定し、その弁証法と言う論術だけを剽窃した。

 その時代「=18世紀末」の社会背景とは、10世紀頃に、欧州の覇権をローマ帝国か簒奪したゲルマン族は、神聖ローマ帝国なる、宗教支配体制をそのままに、是に、商人ハㇷ゚スブルグ家の財力を以て、宗教を商売・蓄財の道具に仕立てて、領土の管理を、封建領主的にゲルマン族の貴族・諸侯に任せたが、絶えず、利害を理由とした争いが戦争までに発展して、戦火の止む時が無い有様だった。

 日本でも、1459年~1615年に間、群雄割拠の下剋上の世が、凡そ160年続きましたが、その末期には、「天下を統一して、無益な戦いを止め様」と言う考えが、世の常識に成りましたが、欧州の諸侯には、その様な気配は微塵も現れて居ませんね。 彼らは、実に400年近く、戦争を続けて居たのですがね。

 是が、謂わば民族の差である、としか云う他は無い。 この状態を知って居たら、アナキズムと言う様な、国家を考える際に必要な、国民の間に形成・共有されるべき、民族の垣根を超えた「共感の存在」の必要性を無視している。

 此の欠陥に気が着けない程、欧州社会の理性は、水準が低いのだろうか、否、そうでは無く欧州社会の上層部の利己主義と強欲・偽善、偽神信仰がこうした、非理性の妄想を、政党化していると言えましょう。

 確かに、契機となった、「国境なき医師団」の思想は、ナイチンゲールの赤十字思想から発したモノと思われます。 民族愛よりも人類愛を優先しようとする、この考え方は、自然の法則「=神の摂理」にも沿ったモノであり、寧ろ、人類はこの思想で活動する集団を進んで擁護し、その活動域を広げるべきである、と私は思って居ます。

 然し、続けて発生した「国境なき記者団」と言うのは。報道者の前提として、「真実のみを報道する」事が、事実上不可能なのに、そして、取材経費を提供するスポンサーの遺構に拠って、記事の内容が偏向しても、誰もそれを指摘出来無いと言う曖昧さを抱えて居る。

 ダカラ、国境を無視した取材活動を認める事は、単なる治安や秩序破壊に過ぎないのだから、国家を預かる責任者として、認める事は出来無いだろう、事実、世界では、認めて居ると言える状態では無いのは当然である。

 この様に、物毎に拠って、国境を無くしてよい事もあればイケない事もあるのだと言う事を、我々は認識して置くべきであるし、闇雲な、グローバリズム賛歌は、慎むべきである。

 国境を無くすのは、人類が国境が不要な程にまで、相互に宥和交流して「ワンワールド」と言う現実が定着してからでも遅くない。否、其れを無理に早期に実現すれば、世界は、再び戦火に溢れ、火力の増した兵器に拠って、多くの罪なき人々が、犠牲になるダケで有る。

 人類は過去に、2度も世界大戦と言う、人命の消耗戦を起して居る。 第一次世界大戦の死者が、数百万~1千万人、第二次世界大戦の死者が、数千万から1億人と、エスカレートしているのは、戦争の犠牲者の中に多くの非戦闘員が含まれて居るカラである。つまりより多くの人を殺す様に武器が発展して来た成果であると言えましょう。

 ダカラ第三次世界大戦では、数億人~数十億人の犠牲者に成る可能性が、核兵器の世界郭さんの現状に拠って、現実的になっている。

 グローバリズムの提唱者の中にはこうした戦争忌避に意味で、単純に「我々人類は、閔あもっと分かり合い、いがみあう事の無い世界を築いていこう」と言いう考えを表明しているに過ぎない人も居るだろう。

 然し、ならば問おう、「何故あなた方の社会では、人種差別すら解消できないのか?」と、米国社会の人種差別は、前世紀80年代初頭までは、堂々と顕在して居たし、黒人の権利が大きく認められて来た現在ですら、人種差別が原因と思われる不幸なk事件が、何件も報告されているし、黒人の人権を急激に認めた反動現象と思われるモノも、多く見受けられる。

 そして、世界にはこの流れに逆送する「鬼子」が居る。 其れは、明代に、洪武帝に拠って改竄された朱子が苦に拠って、毒化された、シナ人と朝鮮族であろう。 

 彼らの非近代的な、自分の宗族以外への「差別を当然」とする、古代社会然ながらの人権無視社会の常識を世界に拡散させては、絶対にいけない。

 彼らは謂わば、4億年の間姿を変えずに生き延びて来た、ゴキブリに等しい、生存力、繁殖力を持った人々で、シナでは、一時期15億を超す人口を抱えて居た。 世界の4人に一人がシナ人だったわけである。

 だからシナ人は、グローバリズムの理想の対極に居る物理的な存在でも有る事を、グローバリストは認識して置いた方が好いでしょうね。  朝鮮族の方は、既に、出生率が1,0人を切って居るので、自然減~消滅に至る道が見えて居るが、シナ人も、意図的に出生率を下げた影響で、今は、出生率が下がっているが、油断は出来無い。

 彼らを世界に放てば、拝金主義と利己的なルール無視、差別主義、非民主的と言った、人類がやっと克服して来た悪徳を再活性化させるモノだと認識すべきである。

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

« 「永世中立国」を維持するのには、国民の地道な努力が必要なのです | トップページ | では連合国軍総司令部GHQがなくなった現在の主権者はいったい誰なのか »

2020年8月
            1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31