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2019年2月 9日 (土)

トランプ米大統領 一般教書演説の要約

ーー以下「読売新聞オンライン」より抜粋編集

トランプ米大統領 一般教書演説の要約

私は今夜、共和党でもなく民主党でもない、米国民の計画をお示しする。

ーー

1、米国の労働者のために米国の雇用を守り、公平な貿易を要求する。

2、国のインフラ(社会基盤)を再建し、再活性化させる。

3、保健医療と処方薬の価格を引き下げる。

4、適法で近代的で安全な移民制度を作り上げる。

5、米国の利益を第一にする外交政策を追求する。

6、米国に与えられた新たな機会をつかむ。

7、国民のために勝利する。

ーー

今年、米国の使命の荘厳さと米国人の誇りの力を確認する二つの大事な記念日を迎える。

75年前の1944年6月6日、我々の文明を暴政から救うため1万5000人の米国の青年たちが空から、6万人以上が海からノルマンディーへと強襲した。

また我々は2019年に、月面に米国旗を立てるため勇敢な若い飛行士たちが宇宙を約25万マイル飛んで以来50年となる。

米国は20世紀、自由を守り、中流階級のありようを一変させた。

ーー

我々は、昔からの分断に橋をかけ、古い傷を癒やし、新しい連立を築き、素晴らしい米国の未来を切り開くことができる。

偉大さか停滞か、成果か抵抗か、未来か復讐か、途方もない進歩か無駄な破壊か、選ばなくてはならない。

今夜、私は、皆さんに偉大さを選択するよう求める。

ーー

米国経済は私が就任した時に比べ、ほぼ2倍の速さで成長している。

米国経済は、世界のどこと比べても圧倒的な差をつけて活況だといわれている。

失業率は半世紀で最も低い。

ーー

アフリカ系米国人、ヒスパニック系米国人、アジア系米国人の失業率も、史上最低水準だ。

障害を持つ米国人の失業率も史上最も低い。

歴史的に最多の1億5700万人が今、就労している。

ーー

我々は就労世帯に大規模な減税を行い、児童扶養控除を倍にした。

小規模の企業や牧場、家族経営の農場にかかる不動産税や相続税を実質的に廃止した。

とても不人気だった医療保険制度オバマケアの加入義務違反に対する罰金を廃止した。

重病患者が救命治療を受けられるようにした。

未承認薬を使えるようにする法案を通過させた。

ーー

私の政権はほかのどの政権が任期中に達成したよりも多くの規制撤廃を短期間で実現した。

歴史的な減税と規制緩和の結果、多数の企業が米国に戻ってきている。

エネルギー革命を起こし、米国は今、世界一の石油と天然ガスの産出国だ。

今や、約65年ぶりにエネルギーの純輸出国となっている。

ーー

24か月の急速な発展を経て、我々の経済は世界の羨望の的だ。

軍は地球上で最強だ、我が国は活気にあふれ、経済はかつてないほど繁栄している。

唯一それを止めるものがあるとしたら、おろかな戦争か政治、あるいは、ばかげた党派的な捜査だろう。

ーー

前の議会で、両党は力を合わせ、鎮痛剤オピオイド乱用問題に対処するため前例のない法案を通過させた。

包括的な新農業法案、退役軍人省の改革を通した。

さらに40年否決され続けた、退役軍人省の説明責任法案を可決した。

ーー

そしてほんの数週間前、両党は画期的な刑事司法改革に向けて団結した。

私の政権はファースト・ステップ法の成立に向けて、両党の議員と緊密に連携した。

ファースト・ステップ法は、暴力を伴わない犯罪者が生産的で法を順守する市民として社会復帰する機会を与える。

今、国中の州が続こうとしている。

ーー

今、共和党と民主党は、差し迫った国家の危機に立ち向かうために再び力を合わせなければならない。

ーー

国土を守り、南部国境を厳重に警備する予算案を通すために、議会には10日の期間が残っている。

米国は不法移民をなくし、密入国を手引きする冷酷な一味や組織、麻薬密売人や人身売買組織を壊滅するために取り組んでいる。

南部国境の無法状態は、すべての米国民の安全、治安、金銭的安定に対する脅威だ。

ーー

人身売買業者たちは、何千人もの少女や成人女性を米国に密入国させ、彼女らを売春に従事させるため、我々の通関施設間の広い地域をたくみに利用している。

ーー

何万人もの善良な人々が、我々の暮らす街に国境を越えて流入した覚醒剤、ヘロイン、コカインなどの危険な薬物によって死んでいる。

悪質なギャング組織「MS‐13」が少なくとも20州で活動している。

彼らのほとんどは南部国境を越えて入ってくる。

犯罪的な不法外国人によって殺害される米国人は数え切れない。

ーー

危険な国境の管理を怠り、もうこれ以上、米国人の生命が奪われることがあってはならない。

ーー

米移民・関税執行局(ICE)は、この2年間で、26万6000人の不法な外国人を拘束した。

この中には、性犯罪にかかわった3万人や、殺人事件に関与した4000人が含まれる。

過去には、ここにいるほとんどの人が壁に賛成票を投じたが、壁は適切に建設されていない。

私はそれを建設する。

ーー

これは合理的かつ戦略的で向こうが見通せる鋼鉄の障壁であり、ただのコンクリート壁ではない。

ーー

サンディエゴ(カリフォルニア州)は、米国で最も多くの不法入国があった。

サンディエゴ住民や政治指導者の要求に応じて、頑丈な壁が導入された。

この頑丈な壁は不法入国をほぼ完全に収束させた。

ーー

メキシコとの国境都市であるテキサス州エルパソは、かつて、米国内で凶悪犯罪率が最も高い都市の一つで、最も危険な都市の一つと考えられていた。

今は強力な壁のおかげで、エルパソは最も安全な都市の一つになっている。

端的に言えば、壁は機能し、壁は人命を救う。

ーー

だから、協力し、歩み寄り、真に米国を安全にする取引を成立させよう。

ーー

我々は中国に対し、長年にわたって米国の産業を狙い、知的財産を盗んできた今、雇用と富を盗み取るのはもう終わりだと明確にしておきたい。

我々は今、中国との新しい貿易協定に取り組んでいる。

しかしその新たな協定には、不公正な貿易慣行を終わらせ、慢性的な貿易赤字を減らし、米国の雇用を守るために、実質的で構造的な改革が含まれなければならない。

ーー

私はNAFTAによって夢を砕かれたミシガンやオハイオ、ペンシルベニア、インディアナ、ニューハンプシャー、さらに多くの州で男女に会った。

我々の新しい「米国・メキシコ・カナダ協定(USMCA)」は、NAFTAに取って代わり、米国の労働者のために役割を果たすだろう。

それによって、米国の製造業に雇用を取り戻し、米国の農業を拡大させ、知的財産を保護し、より多くの車に「米国製」の単語を誇らしげに刻印することを保証できる。

ーー

私は今夜、相互貿易法を議会で通過させることを求めたい。

他国が不当な関税を米国の製品に課したら、我々も彼らが売りたい同様の製品に全く同じ関税を課せるようにするためだ。

ーー

両党は、米国のボロボロのインフラ再建という偉大な仕事のため団結できるはずだ。

ーー

私だけでなく、私たち全員にとって次の大きな優先事項は、医療と処方薬の費用を減らし、既往症のある患者を守ることだ。

私は、医薬品開発費の負担が世界的に不公正になっている問題にようやく取り組み、米国の患者にとって公平性と価格の透明性を提供する法律を通すことを求めている。

製薬会社や保険会社、病院に対し、競争を促し、価格を下げるために実際の価格を開示することも要求すべきだ。

ーー

私は、10年以内に米国でHIVの流行を確実になくすために必要な予算を民主党と共和党に求めたい。

一緒に米国のエイズに打ち勝とう。

ーー

私は、小児がんとの闘いに参加する。

多くの小児がんは新しい治療法が見つかっていない。

私は、命を救う重要な研究のため5億ドルの予算を議会に求めている。

ーー

全ての人の尊厳を守るため、私は、母親の胎内で子供が痛みを感じることができる妊娠後期の中絶を禁止する法案を通過させるよう求めている。

無垢(むく)の生命を大事にする文化を共に築こう。

ーー

私の計画の最後は米国の安全保障についてだ。

ここ2年以上、昨年は7000億ドル、今年は7160億ドルをかけて、我々は米軍を全面的に立て直すことに着手してきた。

我々は他の国々に対して公平な分担をさせている。

この2、3年でNATOの同盟国による1000億ドルを超える防衛支出の増額を確保した。

ーー

軍増強の一環として、米国は最新式のミサイル防衛システムを開発している。

我々が合意とルールを誠実に守る一方、ロシアは長年、繰り返し取り決めを破ってきた。

それが、私が中距離核戦力(INF)全廃条約から正式に離脱することを発表した理由だ。

我々は、ほかのどの国もはるかにしのぐ費用をかけて技術革新を行い優位に立つ。

ーー

大胆で新しい外交の一環として、我々は朝鮮半島での平和のために歴史的な努力を続けている。

私が米国の大統領に選ばれていなかったら、北朝鮮と大規模戦争になっていただろう。

金委員長と私は2月27、28日にベトナムで再び会う。

ーー

2週間前、米国は正統なベネズエラ政府および新しい大統領、フアン・グアイド氏を正式に承認した。

マドゥロ政権の社会主義政策は、南米で最も裕福だった国を、みじめな貧困と絶望の国に転落させた。

今夜、米国が決して社会主義国にならないという決意を再確認する。

ーー

我々が長年にわたって直面する試練の中でもとりわけ複雑なものの一つは、中東にある。

我々の取り組みは、原則にのっとる現実主義に基づいている。

だからこそ我々の政権は、イスラエルの真の首都を認め、誇りを持ってエルサレムに大使館を開いた。

ーー

我々は、19年間にわたって中東で戦い7兆ドル以上を費やし、アフガニスタンとイラクでは7000人の米国人が命を失い、5万2000人が重傷を負った。

今、我々のシリアにいる勇敢な戦士に温かい「お帰りなさい」を贈る時だ。

アフガニスタンでは政治的解決のための交渉を加速させてきた。

20年に及ぶ戦争を経て、少なくとも和平達成に向けて努力する時が来たことを我々はわかっている。

ーー

偉大な国は、終わりなき戦争はしない。

ーー

私の政権は、世界で有数のテロ支援国家であるイランの急進的な政権に立ち向かうため、断固とした態度で行動してきた。

そして我々は昨年秋、米国が一国に科すものとしては最も厳しい制裁を発動させた。

我々は、米国に対して死を唱え、ユダヤの人々に対して集団虐殺を行うと脅す政権から目をそらさない。

ーー

1944年、ノルマンディー上陸・Dデーの早い時間帯、英仏海峡の暗い空の下で米兵が作戦に着手した時、彼らは18、19歳のただの若者だった。

この国家、そして、まだ生まれていない世代(のために戦うこと)が彼らの大義だった。

米国のため、私たちのためにそうしたのだ。

ーー

共産主義に対する勝利、科学と発見の大いなる飛躍、他の追随を許さない平等と正義への前進。

全てが、先人の血と涙と勇気、先見の明のおかげなのだ。

ーー

あなたたちより前に(ここにいた)議員たちが、奴隷制に終止符を打ち、鉄道や高速道路を建設し、ファシズムを打ち倒し、公民権を獲得し、悪の帝国を屈服させるために投票を行った。

我々は共に、歴史上最も類いまれな国家の議員を務めている。

最も感動させる偉業が、まだこの先にある。

ーー

どんな困難に直面しようと、どんな難問が降りかかってこようと、我々は共に前進しなければならない。

ーー

我々は、心の中に「米国第一」を掲げなければならない。

魂の中に自由を息づかせなければならない。

米国の運命というのは、世界諸国の希望であり、期待であり、光であり、名誉であるべきなのだ。

ありがとう。

みなさんに、そして米国に神のご加護がありますように。

そして、おやすみなさい。

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コメント

>縦椅子様 本日も更新有難うございます。
>>同盟国家米国が抱える問題点
 一読して看て感じたのは、米国が悩んで居るのは、1. 違法移民に拠る、悪の成分の侵略、2. 増大する軍事予算「≒77兆円」の負担の分散 3. 安い医療制度の確立の必要性 4. シナ相手の貿易戦争・・と言った処だろうが、演説の中で、朝鮮問題の欠片すら見いだせないのでは、韓国関係者には、改めて衝撃的な事であろう。

 国民向けの一般教書演説ですから、米国中心の話に成るのは当たり前だが、朝鮮・韓国2国が、今置かれている運命は、今月末には、消滅と言う可能性も出て来ているのですがね。 米国側は、既に、その問題は、決まって居る事として、扱っている様に見えますね。

 演説では、不法移民の問題に多く言及して居るのは、米国が固より、移民の力で成長してきた国家ダカラだろうが、違法移民の社会に対する害を強調して、その侵入阻止に全力を挙げるので、協力してほしいと、訴えて居るのが、印象的だった。

 米国のグローバリストであるマスコミ達は、トランプの「国境の壁」を指して、排外主義の象徴の様に云って居るが、トランプは、「不法・違法」移民に対する規制を叫んで居るダケで、謂わば、遵法「=法律を守れ」を呼び掛けて居るダケですから、グローバリストのトランプ批判はっ全く的が外れて居る。

 その中で、気に成ったのは、MS-13と言う聴きなれない犯罪組織の名前で、主に、不法移民で構成されており、既に全米20州でその違法な活動が確認されていると言う。すると直ぐ頭に浮かんだのは、日本国民さんからの他のブログを通じての情報で、2月3日に逮捕・拘束されたと言う、ジョージ・ソロスの事だった。 容疑内容は、定かではないが、悪魔儀式に、複数の幼児を生贄にした件に、関わって居る可能性が有る様でした。

 仄聞するに、ソロスは、米国への違法移民集団の資金源になって居ると言われて居るのであるが、是は、欧州への不法移民の雪崩れ込みの背後にも、彼が関わっているのではないかと言う当然の疑念が存在するだろう。 つまり、MS-13とは、ソロスを首魁とする、難民を送り込む犯罪組織、或いはソロスが支援している組織なのでは無いのか、と言う疑惑が浮かぶ。

 すると、このソロスが、現在の日本も不法移民の雪崩れ込みの対象にしようとする、バイアスの発生源で有る可能性が高い。 即ち、米支戦争の結果、シナ・朝鮮の経済・政治の崩壊で、必然的に発生する大量の政治・経済難民を、日本に送り込む為に、経団連を通じて、移民法・入管法の改正を安倍政権に、早急に行わせて、大量の外国人労働者を日本に送り込む企みで有った可能性が有ります。

 すると、日本社会も経済破綻を起し、国家が国民の為の働きが出来無くなり、或いは、新たな違法移民が、社会を占拠して、欧州と同じ状況に成る可能性が出てきますね。

 もし、ソロスがその首魁で有るなら、MS-13の日本に対する企みは頓挫して、日本は、労働者の移入は、必要最小限に止める事が出来るし、その訓練や技能習得に、安全に門戸を開く事も出来ます。 そう言う切り抜け方が出来るのなら、このソロスの逮捕・拘束は、日本に取っては、正に、又もや天佑神助であったと言うべきでしょう。

 現在の日本に足りない人手の範囲は、老齢化する、永年最多人口層だった団塊の世代の介護・医療が主で有るからには、今後10~15年位がピークだと思われますから、勿論、移民・定住化と言う選択は、無いでしょう。

 却って祖国で、まだ増加中の生産年齢層が、次第に老齢化して、日本の「団塊の世代」と同じ現象が出来した時に、医療や介護技術のノウハウを持った人材として、祖国で求められると思いますね。

 そう言う未来が待って居るのは、今から予想できるのですから、ASEAN諸国は、日本の健康保険・医療制度の仕組みを研究して、日本の失敗点を補った形の医療制度を創り上げるべきですね。 そうしてこそ、国民の為の国家だと胸を張れるのです。

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