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2019年2月10日 (日)

ぼくたちは三十一文字で鳥になるのだ

ーー以下「西日本新聞コラム」より抜粋編集

萩原慎一郎の第1歌集「滑走路」(角川書店)

萩原慎一郎は、非正規雇用で働きつつ短歌に親しみ、2017年6月32歳で自殺した。

これは彼の遺作歌集である。

2017年12月に初版が出されて以来、発行部数は現在、8版3万部を数える。

歌集としては、異例に多い発行部数となった。

ーー

・ぼくも非正規きみも非正規秋がきて牛丼屋にて牛丼食べる

・頭を下げて頭を下げて牛丼を食べて頭を下げて暮れゆく

・夜明けとはぼくにとっては残酷だ朝になったら下っ端だから

ーー

萩原さんは東京生まれ。

野球部員だった中学時代、いじめに遭った。

短歌を始めたのは17歳の頃、「こころが悲鳴を上げていたから」という。

精神的な不調から通院しつつ早稲田大を卒業した。

ーー

アルバイトや契約社員として働きつつ、「りとむ短歌会」に所属し、短歌を作り続けた。

三枝昂之(さいぐさ たかゆき)氏が、その短歌会の主宰者だ。

三枝氏は彼の作風を、「非正規雇用という環境であえぐ青春像の典型」と記(しる)している。

ーー

有吉美恵さん(社会心理学)は、就職氷河期の世代で、現在40代、結婚し家庭ももっている。

自ら非正規就労経験があり、九州大大学院人間環境学研究院の学術協力研究員で労働者心理を研究している。

現在も学術研究員という不安定な身分の女史に彼の歌を読み解いてもらった。

ーー

女史の心に最も響いたのは次の歌だという。

・真夜中の暗い部屋からこころからきみはもう一度走り出せばいい

「派遣社員として働いた若い頃はこんな気持ちでいました」

「非正規就労は時に打ちひしがれる」

「例えば、ボーナスがなく、周りの正社員はその話で盛り上がる」

「心理学で『上方比較』という言葉がある」

「同世代の上の処遇と比べて、めげることもある」

「一方で、下をさげすむ「下方比較」に陥る恐れもある」

「でも、萩原さんの歌は嫌みがなく、すっと心に入ってきた」

ーー

・非正規の友よ負けるなぼくはただ書類の整理ばかりしている

・東京の群れのなかにて叫びたい確かにぼくがここにいること

・一人ではないのだそんな気がしたら大丈夫だよ弁当を食(は)む

ーー

有吉さんは2016年、うつ症状を訴えた人の割合を、フルタイムで働く若年・壮年層を正規、非正規に分けて調べ比較した。

厚生労働省の国民生活基礎調査を基にしたものだ。

すると、ほとんどの業種で非正規の方が上回っていたのだった。

賃金格差のほか、所属欲求の不充足が要因の一つとみられるという。

ーー

有吉さんは非正規就労の困難さを語る。

ーー

「低賃金で就労も不安定」

「結婚、家庭生活の維持も容易ではない」

「社会人としてどんな道を歩むのか」

「青年期に自己(アイデンティティー)を確立できないと、40代、50代までも模索が続く“根無し草”の心理を味わい続ける」

ーー

・箱詰めの社会の底で潰された蜜柑のごとき若者がいる

ーー

近い将来、同一労働同一賃金が法律で義務づけられる。

正規、非正規で処遇が違わない世はもう夢でないのだろうか。

萩原さんは、短歌で自己実現した。

ーー

・更新を 続けろ更新を ぼくはまだあきらめきれぬ夢があるのだ

・抑圧されたままでいるなよぼくたちは三十一文字で鳥になるのだ

ーー

有吉さんは言う。

「彼は歌人であるが故に苦しんだのではないか」

「作歌は現実を直視し、自分をさらし、身を削るような行為だった」

「それでも、何かを強く訴え、生きた証しを残したかったのだと思う」

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心と体」カテゴリの記事

コメント

>縦椅子様 本日も更新有難うございます。
>>小泉政権が壊した日本伝統の家族主義社会
 確かに日本は、社会主義国では無く自由競争の資本主義社会なので、小泉政権の時に、規制を撤廃して、其れ迄の終身雇用制度を否定して終ったが、是は、伝統的な日本の家族的社会の破壊だったと考えるべきだろう。

 そして、社会にもっと、成果主義を取り入れ、格差を広げようとしたのも、小泉内閣だった。

 我々は、是に対する勢力が、労組を中心とした社会主義的な思想を背景にしたモノと見誤って居た、否、抑々、日本の家族的な支え合いを中心とした社会を評価して居なかったのでは無かろうか。

 小泉純一郎は、朝鮮系帰化人2世である。 朝鮮族の特徴として最も顕著なのが、「差別が社会常識だ」と考えて居る事だろう、そう言う常識を持って居なければ、朝鮮族の社会では、生きてはいけないのだから、已むを得まいし、其処に疑問を差し挟む余地など有ろう筈が無い。

 唯、彼は2世であり、政治家の息子として若い時分から、日本人として暮らして来たのだから、朝鮮族の成分は、その分薄れて居たと思う。 然し、「努力したモノ、能力のあるものが、正しく評価される社会こそ、到来すべきである」と言う考え方は、日本社会の悪平等として、潜在的に不満を募らせていた層には、ブレイクスルーの考えの様に映ったのだろう。 小泉ブームが起こって居た。
 
 そういう意味で、日本を変えたのは、或る意味評価できるだろう。 但し彼は、朝鮮族のモゥ一つの特徴である、事大主義も孫文に発揮して、日本に眠って居たお年寄りの老後資金で有る、郵便貯金の1500兆円を世界に開放して終った。 

米国の金融資本に、支配されて居た、当時の日本の総理大臣の立場なら、是も居た仕方がない事なのかもしれないが、彼のこうした一連の日本人とは違うメンタリティで行われた施策に拠って、日本社会には、「引き籠り」や「ニート」と呼ばれる、社会に馴染めない、随い就労に不向きな若者の存在が報告されるようになった、その数、200万人だと言われている。

 然し、この現象を精査して行けば、何時の時代にもこうした「落ち零れ」や「ドロップアウト」した、社会婦適合者が、程度の大小は有れど居て、その受け皿として、家族的な経営の街の中小企業や古くは「徒弟制度」の職人集団が存在し、「丁稚奉公」や「修行」と称して、生きる術として、技術や実学の知識を習って居た。

 小泉氏の社会改革は、こうした日本社会の、セイフティ・ネットの存在を成立、存続し辛くしたと言うべきだろう。 改革の悪い面である、伝統の破壊が起こって居ると云えよう。

 萩原さんの自殺の原因は何だったのだろうか、彼が、自分が非正規であると言う事で、周りから虐められ、差別されていただろうが、そんな日常は、中学の野球部の時から、味わって来た事であろうから、心の底に澱のように溜まってはいても、32歳にして、改めて死を決意したのには、其れ形の絶望を感じる、ショックな事が出来したのではないかと私は思う。

 その辺りは彼の人と形が、この記述だけでは、想像出来ないので、安易な妄想で決め付ける様な事は、敢えて書かない事にする。

 然し、歴史を見ても、世の中には、才能を持って居ても、埋もれて云った人は膨大な数、居るだろう。 短歌や詩作は、人々の感性に訴えて、共感者や支持者が多ければ、本が売れ生活が成り立つと言うシステムが、社会に成り立って居るカラ有効なので有って、現代やこれからの様に、電子図書化して、本が売れなくなると、本を編集・出版・印刷するシステムも失われて、こう言った埋もれた才能は、さらに増えて行くだろう。

 是には、新たな文化の築き方が必要だと、思います。

 海のように広がる世の中カラ、個人の才能や能力と言うのは、教育者や保護者の役割だが、最初から発揮されるモノばかりつまり、天才や神童と呼ばれる様な、早熟なものだけではありません。 そう言う人たちは、世間で注目されがちだが、実際の世界は、コツコツと努力して、才能を磨き、能力を競って、結果、世人を驚かす様な結果や作品を生み出して居るのである。

 日本の現状に併せた形で文化を維持継続する意味で、才能のある人を発掘し、育てて、世界と競えるような、文化人を育て上げるのも、政治の役割であろう。

 萩原さんの死の原因が、彼の孤独に有ったとすれば、本を出版した会社や彼と接触した筈の編集者との折り合いで、萩原さんが、心を開けなかったと言う事かもしれない。

 この日本の社会から、「利他愛」が、年々失われて行くような気がしますね。 人類は、絶滅の危機をソロソロ感じ取らねばなりませんね。

人類の目的

15世紀末、スペインのイザベラの支援により大陸を目指した
コロンブス一団、同行者には例の(J)民族もいたという。
最初に上陸した際に現地民は、歓迎の意を見せ、差し出された
サーベルの危険性も分からずに指で触れて切ってしまったほどの
無垢で無辜な民族であった。その彼らから総てを奪い、コロンブスは
自らの手で赤ん坊の頭を掴み、岩に投げ付けもしていた。同行した
修道師の訴えで判明したそうな。

その民族は全滅した。

上記内容を含んだ著書の著者は、米国を棄て日本に
帰化して暮らしている。
自身の祖国を「悪魔の棲む国」と呼び、日本人に
警告をもしていた。

日本国も、ご多分に漏れず、侵攻されて来ていましたね。
まぁ、絶賛進行中でもありますが・・・。

自殺者も数多。

この世が全て、であるならば、「何と酷い!神も仏もあった
もんかい!」という言葉はごもっともですし、

追い込んだ連中への憎悪も然り。

少なくとも私たち人霊は、今生に自身の魂の向上を
目的として来ている訳ですので、此処へ来る魂のレベル
(品格)が引き起こす、すべての惨事を目の当たりにする
ことも、敢えて影響を受けるという苦行もあるのです。

この世に旅立つ前に修行内容プログラムは、相談の上
自身で決めてやって来ています。
ですから、乗り越えられない苦難はないのです。

自殺は【逃避】でしかありません。

どんな手段を講じても必死で生きようとする者の方が罪は
軽いことに成ります。

しかし、今生の生活の中で罪を犯した場合には、因果応報の
法則で自身(御霊・類魂)が自身を戒めます。

天罰ではありません。

逆に身を賭して利他愛に励み、他人の為に身を粉に
する者には、支援の手が霊界から差し伸べられることも
あるそうです。

人類の絶滅・・極論ですが、無問題です。

霊界にとっては、身に纏って修行する肉体(コスチューム)が
消滅した程度の反応です。修行は他所でまた組み直せば
いい事ですし、地球を再生すれば済むことです。

霊界に時間という概念はありません。

宇宙は神の創造物です。

私たち人霊は、神の分霊でもあります。私たちも「神」
なのですよ。未熟な、部分のね・・・。

「神は一心に願います。限りなき向上を・・」てなわけで、

私たち地球上の人霊も修行をしているのです。

その地球の担当の代表格を高級霊キリストが
担っているのです。
地球上に蔓延る悪辣キリスト教と同一視されることは
かなりご不満との事。

キリストは単なる神の使いなのですから。

他の高級霊からも、キリスト自身を崇める人間の宗教
には苦言を呈されていますね。まぁ、他の宗教も似た
ようなものですが・・・。

何れに致しましても、私たち地球の人霊は、自らの気づきと
向上を図ることを、自主性を持って進めていくことを霊界は
期待しています。

いつまでも学級崩壊惑星では困ります。

縦椅子様
 今日は非正規雇用の過酷な現状に目を留めブログで取り上げていただぎ有難うございます。、≪非正規雇用で働きつつ短歌に親しみ、2017年6月32歳で自殺した≫萩原慎一郎の第1歌集「滑走路」のご紹介に感謝し, 氏のご冥福をお祈りいたします。

 私は非正規雇用労働者の二人と生活を共に致しております。
 一人は朝4時半起床、5時半に家を出ます。今朝起きるとすぐに、遠慮がちに「湿布貼ってもらっていい?」といいます。直ぐに今日は2枚貼りました。いつもは一枚貼るのですが…昨日疲れたことがあったようで・・・。
 朝からピザ、ホットケーキ、リンゴを前にし、「料理の本を図書館から借りてきたよ」と彼は言います。「それはよかった。料理はアート、母親は子供のために一生懸命つくるの。 一種の創作芸術」と私は言います。私は彼の作るチーズケーキが好きで、そんな話をしているうちに5時半になり、彼は真っ暗の中、ライトをつけて出かけます。私は見送ります。
 彼は夕方5時半頃に帰宅しますが、残業を頼まれることが多く、肉体労働なので体を壊します。1月のはじめ病院で3科を受診しました。よくなりましたが、湿布は欠かせません。くたくたに疲れて帰る姿を見るのはつらいです。帰るとすぐ寝、休日も寝ています。物静かで、図書館で本を10冊位毎週借りて読んでいる・・・萩原慎一郎氏と重なる部分があり、人ごととは思えない部分があります。
 一人目を送り出したあと少し寝て、縦椅子様のブログを7時にのぞき、もう一人のお弁当づくりに取り掛かります。お弁当は一生懸命栄養や彩を考えて作ります。お弁当は彼の生命線というべきものです。というのは彼は7時半に起きて朝食=昨日の晩御飯を食べ、8時半に出かけますが、夜11時過ぎに帰宅するので、夜はどうしても外食になってしまいます。きちんとしたものを食べる必要があるのでお弁当が必須な理由でですが、この大切な確保されるべき休憩時間に「マイクで呼び出され」すぐに客に対応をせよ」とほかの正規の従業員から声がかかることに、彼は「キレかかった」といい「明日休む」と言って帰ってきたそうです。帰ってから「馬鹿にすんなよ!」と怒りまくっていましたが、次の日キチンと出かけておりました。一日中立ち仕事で、食事の時間が不規則で胃を壊し、先日休日診療で高額医療代を払ったばかりです。近頃は健康のことを考え、15分歩いて、1時間電車にのり、11時ごろ歩いて帰ってきます。いつも2時間残業しているそうです。
 彼の事は心配ですが、彼には怒る勇気があります。配慮のない,人間性を無視されたことに対する怒りの言葉がー「馬鹿にすんなよ」なんです!(私もこの言葉を使いましたが…)
人は怒るべき時に怒る勇気をもたねばなりません。
 彼は赤ん坊の時から絵を描いてきました。キッと目をつりあげたドラゴンボールやバイキンマンのような世界を画きまくっていた紙の切れ端が残っています。。かれはマンガ世代の申し子のような人物で、その中で、闘い生き抜いてまいりました。彼はずっーと絵をかいていますが、最近は電車の中でも絵が描きたくなるようです。彼にいいことが・・・あればいいのですが。
 今の非正規雇用労働者は正規雇用と同じ位、いやそれ以上
働いても、ボーナスもでないし、残業などの過重労働を課せられ、ただ働きのような労働条件は基本的人権を奪っています。非正規雇用の人達の待遇改善をして欲しいと切に願っております。
 非正規雇用の人達は精神的に自由です。お金に体はちょっと
束縛されても、こころは売っていない」という自負があるからでしょう。でもこのような過酷な労働を年を取ってからは続けられないと思います。 でもやりたいことがあれば、耐えられるかもしれません。それほど悲観しないで、「なるようになる」の精神でやりすごしましょう!
 非正規雇用の人達無理をしないでください!
 体を壊さないようにしてください!
 死んではだめですよ!
 この訴えがどこかに届きますように!
 そして非正規雇用の人達がしあわせに暮らせますように祈っ ております!!

>ばら様 ソロです。
 お話を読んでいて、知らず、落涙して終いました。
 経団連のGGY共の孫が同じ目に遭ったら、どう思うのか、訊いてみたいですね。 社会の弱者に成ると言う事は、昔は、勉強しない、法律を守らない、勤勉で無い・・とか、殆ど、自己責任の部分が多かったのですが、今は、違う様ですね。

 一度、弱者に仕分けられたら、二度と這い上がって、来られない様な、社会に成って終って居ますね、日本は。

 是は戦後、反日・在日勢力が、伝統日本の破壊の為に、勤しんで来た結果だと思いますが、一般の日本人も。こういう現状である事に、気付いて居ないのでしょう。 

 全て、安倍政権の所為にしている、マスコミやクズ野党のやって居る事が、第一原因ですが、学歴「=中身の怪しい品質保証」しか、人間を判断しない、企業は、実は、そう言う社員は形だけ必要で、本当に必要なのは、機械「=ロボット」並みに、文句を言わずに働く、低賃金奴隷労働者なんですね、そして、そう言う悪だくみを企図した本人は、のうのうと高額の報酬を、然も当然のように受け取って居る。

 斯うした社会の延長には、キット、共産革命が有ると、にやにやしながら、看て居る連中がきっといる、と思います。 そうなった時に、自分達だけは、安全圏に居れると思ったら大間違いだぞ、と言ってやりたいですね。

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