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2019年2月 3日 (日)

北朝鮮と民族の核を持とうとする韓国は、「米国を通じた準同盟国」でもなくなり、仮想敵として取り扱われるであろう

ーー以下「デイリー新潮・鈴置高史コラム」より抜粋編集

韓国経済は、貿易黒字が急減、日・米との関係悪化で、資本が逃げ出す可能性が出てきている。

2月1日、韓国産業通商資源部が、2019年1月の貿易統計(通関ベース)を発表した。

それによると、輸出は463・5億ドルで前年同月に比べ5・8%減った。

ーー

韓国の輸出は、支那向けがその1/4を占め、半導体が1/5前後を占める。

韓国の輸出減は、米支貿易戦で支那向けが減少し、半導体の市況も悪化したことに起因する。

ーー

2018年12月の1・3%減に続く2カ月連続の前年比減だ。

2か月連続の減少は2016年9~10月以来、2年4カ月ぶり。

輸入は450・2億ドルで、同1・7%減少したため、13・4億ドルの黒字を確保した。

ただ、昨年の貿易黒字が月平均59億ドルだったことを考えると、黒字幅は急速に縮小している。

ーー

韓国の貿易収支は1月に輸出が大きく落ちこむ。

前年12月に企業が駆け込み輸出し、反動で1月の輸出が減るからだ。

しかし今回の黒字減は、2018年11月からのもので、12月にはマイナス1・3%に落ち込んでいた。

2か月連続の輸出減を、市場は、「韓国が構造的な赤字体質に戻る兆し」と見なすはずだ。

ーー

過去に韓国が通貨危機に陥ったのは2つの要因が重なった時だった。

(1)米ドルが世界から米国に環流する
(2)韓国の貿易規模が縮小する

この時、「韓国の持つ外貨が減り、ドル建ての借金が返済できなくなる」として、市場から資本逃避が起こる。

それによって、韓国の持つ外貨が減る、という悪循環が起きるのである。

ーー

そのたびに韓国は、米国や日本からドルを借りてしのいだ。

しかし、次の要因が重なると、韓国はドルを借りることができないのでお手上げになる。

(3)米韓・日韓関係の悪化

ーー

1997年秋の通貨危機は、米国の利上げで、ドルが一斉に米国に戻る・アジア通貨危機の中で起きた。

当時、韓国の貿易収支は赤字であり、市場は「危ない国」と見なし、ウォンを売り浴びせた。

米韓関係が悪化していたため、米国は日本にもドルを貸さないよう指示し、韓国はIMF(国際通貨基金)に救済されることとなった。

ーー

2008年、韓国は貿易赤字を記録、そこにリーマン・ショックでドルの米国への環流が起きた。

ウォンは激しく売られたが、同年から親米の李明博(イ・ミョンバク)政権に代わっていたため、米・支・日と通貨スワップを結ぶことでしのぐことができた。

ーー

韓国は2011年にも通貨危機に陥りかけた。

原油価格の高騰と造船の輸出不振が重なって、貿易収支の黒字幅が2010年の412億ドルから308億ドルへと急減。

2012年1月は23億2000万ドルの赤字となった。

これに欧州の金融危機が加わり、韓国で資本逃避が起きた。

ーー

2011年9月初めは1ドル=960ウォンだったものが、1か月で1200ウォンに急落した。

通常、自国通貨を売られた際に通貨当局は、外貨準備のドルを使って買い支える。

しかし市場は韓国の外貨準備の過半が「すぐにはドルに換金できない怪しい債券」に化けていると見なしている。

ーー

2011年も韓国政府や韓国銀行は「3000億ドルの外貨準備があるから大丈夫」と繰り返し声明、債務不履行(デフォルト)の懸念を打ち消そうとした。

同年10月13日の米韓首脳会談ではオバマ大統領に李明博大統領が通貨スワップの締結を直談判した。

しかし、韓国があがけばあがくほど、国際金融界は韓国の手元不如意を疑い、ウォン売りに拍車をかけた。

ーー

ただ、この時も李明博政権が日本(民主党政権)と支那に通貨スワップの枠を広げてもらい、かろうじて危機を乗り切った。

ウォンはようやく1ドル=1100ウォン前後に落ち着いた。

ーー

さて韓国銀行(中央銀行)は2018年末の外貨準備高を4037億ドルと発表している。

だが本格的な通貨危機に直面した場合、その半分が使えたとしても、通貨の暴落を防げるかどうかわからないのだ。

まず、為替市場でウォン売りに対抗して、買いに入(ドル売り)り、韓国の金融機関や企業の発行したドル建て債券の償還用のドルを手当てしなければならないからだ。

ーー

では、「2019年危機」はどうなるのか。

韓国が通貨危機に陥る3つの要素が全て存在するのだ。

1、米国の利上げでドルの米国への環流が始まっている。   

2、1月の貿易統計で貿易赤字の基調がはっきりした。

3、日本との関係は1965年の国交回復以来、最悪である。

ーー

3、について、日韓の間では、いわゆる「徴用工」問題、従軍慰安婦問題、レーダー照射問題など、解決のめどさえ立っていない。

日本が韓国と通貨スワップを結ぶことはあり得ない。

ーー

米韓関係も史上最悪だ。

保守の朴槿恵(パク・クネ)政権でさえ、米韓同盟関係を無視するかのように米支等距離外交を展開した。

それを倒して登場した左派の文在寅(ムン・ジェイン)政権は、北朝鮮に対する国連の経済制裁決議に反して、対北支援をしている。

ーー

2018年10月10日、トランプ米大統領は記者団の前で「韓国は米国の承認なしに何もできない」(何もするな)と3度も繰り返し語った。

北朝鮮の核武装を助ける韓国を面罵したのだ。

ーー

11月26日、ハリス駐韓米国大使はソウルで開かれた会合で「我々の同盟は確固として維持されているが、これを当然視してはいけない」と述べた。

「韓国が態度を改めなければ同盟を打ち切るぞ」と脅したのだ。

ーー

米国は韓国に対し怒り心頭に発している。

その米国が、スワップを結んで韓国を通貨危機から助け出すとは誰も考えないだろう。

日米からスワップを拒否され、IMFに救済された1998年の再来(デジャヴ)である。

ーー

韓国銀行(中央銀行)は現時点で「支那、カナダ、豪州、インドネシア、マレーシア、スイスの6カ国と通貨スワップを結んでいる」と表明している。

だが、カナダと結んでいるのは為替スワップであり、中央銀行の通貨介入には使えない。

支那との通貨スワップも2017年10月10日に期限が切れている。

ーー

韓国中銀は、支韓スワップを「延長した」と口頭で説明したが、確認を求められた支那政府は「韓国に聞け」と言うばかりだった。

韓国中銀ホームページを見ても「延長した」とは書かれていない。

当然、市場は「支韓スワップは存在しない」と考えている。

ーー

結局、韓国は、豪州、インドネシア、マレーシア、スイスの相手国通貨しか借りられないということになる。

しかもその総額は、米ドルに換算して合計300億ドル弱で、通貨防衛には力不足だ。

ーー

今後、資本逃避が起きた時に米国と日本は韓国を助けない、どころか、それを助長するかもしれないのだ。

ーー

1997年の通貨危機の際、米国がドルを貸さなかったのは「韓国に言うことを聞かせる」ためだった。

だが今回は状況が完全に異なる。

米国は北朝鮮の核放棄の引き換えに米韓同盟を廃棄する意向を見せているのだ。

ーー

韓国は米国の同盟国ではなくなり、下手すれば支那の傘下に入る。

それゆえ米国が韓国の経済を痛めつけておこうと考えても不思議ではない。

それは日本も同様だ。

敵の経済を弱体化するのが対敵戦略の常道だからだ。

ーー

北朝鮮と民族の核を持とうとする韓国は、「米国を通じた準同盟国」でもなくなり、仮想敵として取り扱われるであろう。

ーー

米国は、対支貿易戦で、「仮想敵」である支那の国力を削ぐ作戦に出ている。

それが韓国にも「金融戦争」の形で適用されるだけなのだ。

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コメント

>縦椅子様 本日も更新有難うございます。
>>韓国経済の終焉近し
 こまごまとした数字が並んでいる割に、判り易かったのは、鈴置さんが経済ジャーナリストの所為か、将又、縦椅子様の絶妙なダイジェストの所為かは判りませんが、韓国経済の終焉が目の前である事は間違いないのは、韓国経済事態が、目先の好況に浸り過ぎて、先行きを楽観視し過ぎて、世界のチョットした変化だけで、全て手遅れになって終うと言うパターンの繰り返しの様に感じますね。

 その危機を救って来たのが、誰あろう。日本と米国だったが、2国がバラバラに動いて居たワケでは、勿論なく、米国の命令に従って日本が、スワップやらその端経済協力で助けて居たのが、現実でしょう。 

 然し、彼らは、相手に感謝する事は一切しませんね。 寧ろ、当然だと言う感覚です。 中には、「日本は韓国を援けないと日本が困る事に成る」とか、穿ったような味方のコメントをするモノも居たりするが、確かに、一時期迄は、そうだったのかもしれないが、その要素は既に消えて居る。 

 おまけに、怒らせてハイケナイ相手を、裏切っては、イケナイ場面で裏切って、怒りを買って居るのに、韓国が、日米支の援け無しで、世界でやっていけるかの様に、考えている様子が良く分るが、是は唯の願望を基にした無双に過ぎない。

 彼らは、「国家の信用」と言うものを全く意識して居ないのは、世界を旅行しても、その国が大切にして居る文化財に落書きをしたり、朝鮮漬けを持ち込んで、レストランの雰囲気を台無しにしたりする。 地元の価値観や禁忌を尊重しない、地元のルールより、自分のルールを優先させる、「郷に入れば郷に従え」と言う、国際的な常識を受け容れないのは、嘗ての西洋人にもみられたことだが、小中華主義の所為だろうか。 

 勿論、移民して米国に棲んで居る韓国系米人の中には、ちゃんと常識を弁えて居る人も居るが、そう言うホトは、既に、米国人の成分が強いのだろう。

 兎に角、韓国社会、否、シナ・朝鮮族社会では、「信用」と言うものの価値は、非常に低い、シナと韓国が違うのは、経済に関するノウハウが韓国に不足している加欄過ぎない。

 それが証拠に、米国も日本も、未だシナの騙されている経済人政治家はごまんといるではないか、其れは、騙される人が、相な。朝鮮人程二は、悪人では無いカラだが、別の味方をすれば、「唯のお人好しで有り、絶好のカモ」と言う事でしかない。

 世界を見まわせば、超一流の経済人と言うのは、須らく極悪人である。 弱って居る者に、笑顔で近づき、手を差し伸べるふりをして、その遺して居る余力を奪い去って、死に至らしめる、其れを戦いだと言って居るが、全て「騙し討ち」の範疇に入るものです。

 動物行動学の創立で、ノーベル賞に輝いた、ローレンツが名著「ソロモン小指輪」の中で述べて居る狼の「戦いの作法」から言えば、弱いものが、卑劣な手段で、強く正しいものを倒せる唯一の方法である。 と看破している。

 狼は群れを作って生活を送って居るが、リーダーの狼は、絶えず、若い狼の挑戦を受けて居る、齢リーダーでは、群れを率いて行けないので、そういう更新の為の循環は、或る意味必要な事だろう。

 然し、年老いた狼は、挑戦して来た若い狼に勝っても、その若い狼が、降伏を示すに、自分の急所で有る、頸動脈を相手の前に差し出すと言う行為をするが、其れを噛んで止めを刺す様な事はしない、と言う。 是は、「時間こそ大事、つまり、この先の可能性⁼時間を持って居る者を絶やしてはイケナイ」と言う、自然の法則である事を示していると云えよう。 戦いの基本が此処に有ると言える。

 インディアンも、相手を評価する時に、相手の戦いぶりに、卑怯な振る舞い「=穢れ」が見出せなければ、譬え、相手が敵でも、受け容れて居る。 是を白人は逆手に取って、インディアンは、2500万人モノ犠牲者を出して滅ぶ事に成ったのだ。 つまり、西洋文明、キリスト教社会常識自体が、邪悪なのだと言う他は無い、 その究極が経済と言う事だろう。

 ダカラ、原座の世界は邪悪なものが支配していると言えるだろう、邪悪な論理が正義の論理を抑えこんで居る世の中なのである。是では、神々がリセットを検討しても、全く可笑しくない。

 斯うした結果に成ると言うのは、遥か2500年前に、釈尊が予想して居た事であるのは、人間の本質は、悪の部分を我慾として曝け出し。そして死んでゆく。 是を繰り返して行くが、得られる進歩はごくわずかである。随い、3万年もの文明を続けて居る日本人と、その1/10しか、文明の歴史を持って居ない西洋文明の差が歴然としているのは、当然なのだ。

 然し現状、世界の白人支配体制は続いており、経済が世界平和を支えて居ると言っても過言では無い。 戦争の火力が極大点に達して居るカラには、最早、熱戦には、共滅あるのみで、前世紀までの様に、勝利者はいない。

 ダカラこそ、今人類は、経済にさらに工夫を重ねて、経済の発展を促す「新たな工夫」が、次々と現れ、新たな価値観を持った世界を人類挙って迎えられる様に、しなくてはならないが、シナ・朝鮮族の様に、生存条件の厳しい社会では邪悪な常識が人々を不幸に貶め、既に、自然の法則で行けば、絶滅しか待って居ない社会である。

 然し、そんな社会からも、間違いを糺し、自民族を生き延びさせ得るムーブメントが起こって来る事を期待したいが、時間はモゥそれ程残されて居ない。

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