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2018年11月 9日 (金)

つまり、支那ハイテク優位の奪還がトランプ政権の政策の根幹にある

ーー以下「宮崎正弘ブログ書評」より抜粋編集

渡邊哲也『GAFA vs 中国』(ビジネス社)

「GAFA」とは、グーグル、アップル、フェイスブック、アマゾンという米国の企業四社の頭文字を並べた新造語だ。

これら4社が象徴的に意味するのは、インターネット、相互通信、ネット検索、ビッグデータであろう。

これらが、現代世界経済を動かしていることになる。

ーー

同時に世界の株式市場における時価総額を点検すると、世界経済が、これまでの「石油」から「ビッグデータ」に大転換していることが歴然とする。

つまり世界は、産業の転換期に突入しているということだ。

ーー

これは、米国対共産支那という、目に見える貿易戦の中身を象徴するものだ。

ーー

日本では、これまで産業の主役だった家電企業群が完全な「負け組」になり、朝鮮企業の楽天(ロッテ)やソフトバンクという通信、IT企業が「勝ち組」になりつつある。

30年前・平成元年の世界の株価時価総額を見ると日本企業が圧倒していた。

当時・世界時価総額順50社のうち32社、なんと7割近くが日本企業だった。

上位から順に電電公社NTT、日本興業銀行、住友銀行、富士銀行、第一勧業銀行、三菱銀行、東電、そしてトヨタだった。

当時はGAFAなんて影も形もなかったのだ。

ーー

ところが現在世界時価総額順50社の日本企業はトヨタのみなのである。

ーー

時価総額上位から順に、アップル、アマゾン、アルファベット、マイクロソフト、フェイスブック、そしてバークシャー・ハザウェイとなっている。

支那勢は7位にアリババ、8位にテンセント、15位に中郷工商銀行が入っている。

因みにトヨタは35位。

ーー

ならば石油企業はどうか。

エクソンが10位、ロイヤルダッチシェルが14位、シェブロンが24位、ペトロチャイナが32位、そしてトタルが49位。

これまで栄華を極めていた石油業界も時価発行総額では衰退していることが分かる。

ーー

日本人は、これを見て一抹の寂しさを覚えるかも知れないが、アメリカ人はそういう甘ちょろい、打ちひしがれた感傷にいつまでも浸(ひた)ってはいない。

ーー

さらに具体的に次世代技術産業を区分けしておくと、スマホは米国アップルが優勢だが、支那のファーウェイ、オッポ、シャオマイが躍進している。

基地局では圧倒的に支那勢が強く、ファーウェイとZTEの天下である。

パソコンはデル、アップル、HPと米国勢も健闘しているものの支那のレノボが急伸している。

ルーターも支那勢が凄まじい勢いでシスコシステムを猛追しており、監視カメラ、ドローンは支那が圧勝。

いま、これらのハイテク分野で、日本メーカーは後塵を追っており、もはや無視されている。

ーー

つまり米国は、これらの支那の追い上げを脅威として、「MADE IN CHINA 2025」を敵視しだしたのだ。

ーー

米国が世界の「技術覇権」を奪回するために考えた対策の第一が、対支貿易戦であった。

対策の第二は、共産支那に優位を許した、国際化・グローバリズムとかの新自由主義を駆逐することにある。

これはトランプのいうMAKE AMERICA GREAT AGAINに収斂されている。

ーー

10月29日、米国商務省は輸出規制744条に違反したとして、福建晋華積対電路(フゥジアンジンルー)の集積回路などを取引禁止品目に付け加えた。

これはファーウェイ、ZTE製品ならびに設備の米国における取引禁止に次ぐものだ。

同社は主にDRAM製造で有名な支那の国有企業だ。

この処置に対し、米国は、米国が発明した軍仕様の製品を米国内で販売し、米企業に損害を与えたことを理由に挙げた。

ーー

つまり、支那ハイテク優位の奪還(だっかん、奪い返すこと)がトランプ政権の政策の根幹にあることがわかる。

ーー

渡邊哲也氏は、本書の中で、米支戦争の次の本番が金融制裁にあると本筋を鋭く見通している。

かつて米国は、日本経済が米国経済を凌駕し始めた時、日本の銀行に対してBIS基準を満たしていないと非難した。

そしてジャパンプレミアムを上乗せしたドル金融を行って、殆どの日本の銀行、証券、保険の競争力を奪ってしまった。

ーー

その歴史からして次にトランプ政権が対支対策として準備しているのは、チャイナプレミアムであろうと渡邉氏は言う。

しかも米国はドル取引停止という強硬手段も持つ。

これにて世界時価総額順50社に居た支那工商銀行(15位)、支那建設銀行(19位)、支那農業銀行(44位)と支那兵湾保険(48位)は間違いなく姿を消すだろう。

と大胆に予測するあたりが本書の肯綮(こうけい、急所)とみてよいだろう。

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コメント

>縦椅子様 本日も更新有難うございます。
>>数字が示すシナの米国侵略の実態
 挙げられた数字を看て居れば、世界の経済のトレンドが、今迄の石油では無く、ビッグデータに変化している事は否めない事実であろう。 然し、解せないのは、何故、科学技術後進国だったシナが、此処まで急伸できたのかという事である。

 其れに就いての貢献は、ロックフェラー指示の、日本企業に拠るものだっただろう。 現在の経団連の幹部もロックフェr-と遺産では無いのかと、疑う様な面子になって居る、彼の日本潰しは、こういう面でも十分に発揮されて居たのである。

 そのターゲットにされたのが、弱電メーカーだったのjは言うまでもない。 嘗て欧州製や米国製のじゃうでん製品を駆逐したSONY,PANASONIC,東芝、NEC、SHARPと言った、世界企業の50指に入った、企業も、その面影はない。

 確かに消費量で測られる経済規模にとって、巨大な人口と言うのは大きな要素に成るのだから、友好消費人口1億人と言われるシナは、既に、日本の有効消費人口を抜き去って居ると考えるべきだろうし、其れに、米国市場の外需が加われば、この結果に成るのも頷ける話だと思います。

 確かに、このママ放置して居れば、「Made in China 2025」の予想通りの展開になっていたでしょうね。

然し、如何にシナの人口が、米国の4倍以上も有るとは雖も、未だに、ちゃんとした購買力を見に着けて居るのは、8900万人と言われる共産党員、とその周辺の関係者の1億人前後だと見られる。 彼らが、大挙して、日本に爆買いや観光に来て、その非常識さで顰蹙を買って居る連中だろう。

 私が、名古屋の会社に居た時、営業のトップだった男に、「シナに店を出すと言って居るが、大丈夫なのか」と訊くと、「確かに、危ういのは知って居ますが、シナには、1億人の需要が眠って居るんですよ、1億人と言えば、日本の有効な購買者総数と変わらないじゃないですか、時期を看て動けば大丈夫ですって」と言う回答に、「成る程」と思いました。

 その後、狙って居た、期待したトヨタの現地法人の電気自動車の大工場の伝記を賄う大型火発の受注には、届かなかったので、今は引き揚げている様ですがね。

 トヨタの孫会社だったので、当然、トヨタの経営方針に左右されますが、此処へ来て、米支戦争が始まった事で、詰まる所、シナに電気自動車の大工場を建設せずに良かった事に成りますね。 唯、米支戦争の結果、シナ内部の大胆な政体改革が行なわれて、チャイナ・リスクが大幅に緩和されたら、再進出も有るかもしれませんね。

 唯、シナと同じ様な人口大国で、シナと同じ様に安い労働力を提供できる上、高い教養を持った支配層が、数億人もいるインドは、白人文明の新たな脅威になって来ると、思いますね。 独自の数学を持ったこの国は、既に米国社会の中で、コンピューター関連産業の従事者の多くを賄っている様です。 ですから、現在でも米国でシナvsインドの競争が潜在して居ると言っていいでしょう。

 ですから、米国はシナを叩き過ぎれば、その隙間にインド資本が入りこんで、勢力を伸ばす、と言うパターンに成りそうで、場合によっては、シナにインドのIT関連企業が、進出してくる可能性もあります。 

 シナ人も狡いですが、インド人の支配層は、差別的で好戦的なアーリア人です、然し彼らは、古代から多民族社会をヒンドゥー教と言う宗教で纏めて来た強い政治力を持った民族ですからね、シナとは違う意味での脅威が存在していると私は思って居ます。

 こうした状況に、安倍政権は、戦前・戦中での、先人のインドとの交流の遺産を活用しようと、インドのインフラ整備や自動車会社の進出(スズキ)等、準備は怠りない様に見えますが、未だ本格化しているとは、いえません。 後継政権は、インドや東南アジアに文化・文明の歴史を辿り、その深部迄、突き詰めて、一体何が求められていうのかを、具に結球してくべきですね。

 この南アジアの中東と東南アジアに連なるインド洋に面した区域は、世界の古代の青人文明の中心で有った可能性がある処なので、多種多様な民族と、宗教のモザイクの様な処です、私の歴史好きに火が点きそうな気配が濃厚ですwww。

 いずれにせよ、「シナの時代」は、共産主義の最後の炎だった様な気がします。「根っからの商人」で有った筈のシナ人が、中世の手法で、世界でのし上がり、世界を買おうとしたのが大きな誤りである事を反省して、表面化している遊牧民的な現在の「明日なき繁栄」を止めるべきです。

 日本型の伝統的な、商売人の基本は、信用だと言う事を思い出し、義理と人情を大事にする東洋的な精神を復活させて、「貧しくとも、誠実な国」と言う、シナ古代からの理想を顕現して欲しいですね。 それが、13億人の人口を抱えた国の国家としての責任だと思います。

縦椅子さま
 今日も素晴らしいブログありがとうございます
 今朝江戸時代の武士の必携の書:葉隠・著者山本常朝の対訳本を開きましたらと、ふと目にしましたものを掲載いたします。
p146今十五年先を考え見候へ。扨も世間違うべし。未来記など
畏怖も、あまり移りたる事あるまじ。今時、御用に立つ衆、十五年過ぐれば、一人もなし。今の若手の衆が打って出ても、半分だけにてもあるまじ。
 段々下り來り、金拂底すれば銀が寶となり、銀拂底すれば銅が寶となるが如し。時節相応に人の器量も下り行く事なれば、一精出し候はば、丁度御用に立つなり。十五年などは夢の間なり。身養生さへして居れば、しまり本意を達し御用に立つ事なり。名人多き時代こそ、骨を折る事なり。世間一流に下り行く時代なれば、その中に抜け出るは安き事なり。
p147 Think about the world fifteen years from now. It should be rather different, but if one were to look into a book of prophecies, I imagine that it would not be that different. In the passing of fifteen years, not one the useful men of today will will be left. And even if men who are young now come forth, probably less than half will make it.
Worth gradually wanes. For example, if there were shortage of gold, silver would become treasure, and if there were a shortage of silver, copper would be valued. With changing times and the waning of men's capacities, one would be of suitable worth even if he put forth only slight effort. Something like fifteen years is the space of a dream. If a man but takes care of his health, in the end he will have accomplished his purpose and will be a valuable person. Certainly in a period when masters are many, one must put forth considerable effort. But at the time when the world is sliding into a decline, to excel is easy.
-今から「十五年などは夢の間なり。」十五年先のことを考えると恐ろしくなりますね。でもいただいた命一生懸命いきましょう!

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