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2018年11月 1日 (木)

戦後補償という「とんちきな話」が半世紀後に生じたのは社会党があったからだ

ーー以下「宮崎正弘ブログ書評」より抜粋編集

渡部昇一対西尾幹二『対話 日本および日本人の課題』(ビジネス社)

この本は、過去の『諸君』、『WILL』、そして「桜チャンネルの番組」(『大道無門』)における二人の対話の記録を新しく編集し直したものである。

その内容は、自虐史観、自由とは何か、歴史教科書問題、戦後補償などという奇妙な政治課題、朝日新聞と外務省批判、人権など多岐にわたる。

それぞれが、対談当時の時局を踏まえながらも、本質的な課題をするどく追求している。

ーー

目新しい話題(テーマ)は文藝春秋の左傾化である。  

ーー

評者(宮崎)も、常々「文春の三バカ」として立花隆、半藤一利、保阪正康の三氏を俎上に乗せて批判してきた。

が、文春内では、この三人を「ビンの蓋」と言うそうな。

えっ?何のこと、と問えば文春を右傾化させない防波堤なのだという。

ーー

敗戦後、占領軍の占領政策に協力することによって敗戦利得を得た人々がいる。

彼らは、その敗戦利得を維持する為に、占領軍の命じるままに、日本人に「護憲、東京裁判史観、侮日」を強制してきた。

その強制を有効にするために言論・メディアを支配し、占領軍由来の禁止用語集に基づき言論を検閲し弾圧してきたのだった。

ーー

主権を放棄するような、「国軍不保持、交戦権放棄」の条文を持つ日本国憲法を擁護する人々がまともな議論ができるわけがないのである。

つまり立花隆、半藤一利、保阪正康など、前もって「敗戦利得を維持する」という結論を持っている。

そんな彼らがまともな議論が出来るわけがないのだ。

ーー

日本人を馬鹿にして喜ぶ立花隆について西尾氏は次のように発言している。

「かつてニューヨーク同時多発テロが起こったとき、立花は日本の戦時中の神風特攻隊をアフガンテロと同一視し、

ハッシッシ(大麻樹脂)をかがされて若者が死地に追いやられた点では同じなんだという意味のことを得々と語っていました(『文藝春秋』2001年10月緊急増刊号)。

しかし、(日本の戦時中と、9・11とでは)条件も情勢もまったく違う。

こういう物書きの偽物性が見通せないのは文春首脳部の知性が衰弱している証拠です」(p252)

ーーと。

文藝春秋は敗戦利得の擁護機関(エンジン)であり続けようとしている。

そんな中で文春は朝日新聞のようになっていると嘆く。

ーー

「朝日が慰安婦虚偽報道以来、いまの『モリカケ問題』を含め情けないほど衰弱し」

「(日本の新聞らしくない)薄汚い新聞」に変わり果てた。

「文春はどんどんその朝日に吸い込まれるかたちで、たぶん似たようなものになって」いくのだろうと。

ーー

評者が朝日新聞を購読しなくなって半世紀、月刊文春もこの十年以上、読んだことがない。

なぜって、読む価値を見いだせないからである。

ーー戦後補償について渡部昇一氏はつぎのように断言する。

「戦後の保障は必ず講和条約で締結されている」

「戦後補償という「とんちきな話」が半世紀後に生じたのは社会党があったからだ」

ーー

この発言をうけて西尾氏は、

「共産支那の圧力を日に日に感じているASEANでは、米国の軍事力がアジアで後退しているという事情もあって」

「日本にある程度の役割を担って貰わなければならないという意識が日増しに高まっている」

「マハティール首相の発言にみられる『いまさら謝罪だ、補償だということをわれわれは求めていない、それよりも日本の決然たる政治的意思を明らかにして欲しい』というあの意識です」

「こういう思惑の違いははっきり出てきている」

「結局、戦後補償がどうのこうのというのは日本の国内問題だということですね」(pp104−105)

ーー

活字になったものを読んだだけで、二人の白熱した議論が目に浮かんだ。  

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経済・政治・国際」カテゴリの記事

コメント

>縦椅子様 本日も更新有難うございます。
>>戦後日本に置ける、「右翼」の意味の変遷
 私は常々、右翼・左翼と言う白黒でモノを判断しない様にして居ますが、其れは、自分の中にも、そういう相克が嘗ては有ったからで、其処を抜け出せたのは、今の基本的には、神道に言う神のもう一つ奥にい坐す創造神信仰と巡り合った事で物事を俯瞰的・鳥瞰的な視点を持つ事が出来る様になった事で、その総国から、解放されました。

 確かに、「文春の三バカ」と言う表現は当たっていますよね、特に、立花氏が、2001年の同時多発テロの際に、テロリストがハシッシを嗅いだ位で、覚醒状態になって、犯行に及んだと言う説をぶち上げたのには、大嗤いしました。 この人こそ、麻薬の常習者じゃないのか、と疑いますね。

 半藤さんも、保坂さんも、表現は兎も角、中身は反日ですよね。 3人に共通しているのは、確かに「戦後利得者の利益を護らんとする立場」からの発言でしかない。

 其れは、WGIPに迎合した形での、反共と言うだけの事で、WGIPのにほんのでんとうや日本人の道徳心の否定の立場である事には変わりが無い。 

 文春は、是が、体制側だ=右翼だと、云って居る訳で、是に対して、容共の社会党や共産党、そして、米国依存の体制を批判するダケで無く、日本に革命を起こして、ソ連の属国に成ろうと志す過激派や朝日・毎日新聞と言った、クズ・メディアがこの対極の左翼を形成して居た。 

 ダカラ、日本伝統の精神を守り、本来の日本を取り戻そうと言う、「真っ当な」考えを持って居た人は、行き場を失ったのであろう。 偽装クーデターを起こして、この現状としンの日本精神の復活の必要性を主張する為に、割腹自殺をした三島由紀夫等の人々の「思い」は、我々が、引き継ぎ、クーデターなどでは無く、教育改革で、実現しなくてはならないと思います。

 然し世界は、この10年程で、大きく変わり始めた。 先ずは、電気文明のエネルギー源であった、石油・石炭・天然ガスと言った地下資源の炭化物を固定させてきた物質を開放する事で、地球環境のリズムが乱され始めた事で、地球の復元力が働き始めたのではないかと、思います。 

 人類は逸早く、地下資源に頼らない大規模発電手法を現実化しないと、生体で有る、地球の「維持力」が働き、「元に戻そう」と言う原資宇=人間が創った自然の法則を犯すモノを破壊する現象」が多発するでしょうね。

 その現象の一つとして、この現象を惹き起こした白人文明が、次第にその数を減らす事で消滅に向かうでしょう。 そして、其れに追随した、青人文明「=ラテン・ペルシャ・アラブ・インド・アフリカ」や黄人文明「=シナ・朝鮮・日本」」にも、災禍が降りかかって来るでしょう。 

 自然の脅威は、風水害や地震・津波・火山の爆発だけではありません。一番怖いのは、レトロ・ウィルスや未知の細菌による伝染病でしょう。 欧州の中世の黒死病や近世のスペイン風邪等何千万の人が犠牲になっています。 私は嘗て是で、ネアンデルタール人が絶滅したのも、このウィルスが芸員だったのではないかと疑って居ます。 

 亦、他にも、避けられない事ではありますが、天体のしょうとつや、超新星に拠る大量の有害な宇宙線に拠る生物の絶滅だって、考えねばなりません、そういう意味で、人類の未来は、神の掌の上に乗って居るのです。
 
 そんな価値観で見ると、この三氏の「食わんが為の、恣意的且つ功利的な、偏向した生き方」と、言うのは、如何に姑息な事か、然し、その影響力から看た、無責任さと言う点では、唾棄すべき面しか感じ取られませんね。 間違えてもこんな人間になってハイケナイと言う見本の様なものです。

 このお二人が仰有る様に、所謂、「日本の戦前の負の遺産」とか言うものは、実は、端から存在して居なかったと思われ。全ては、日本国内での、自称左右勢力の主導権争いの仮定で、周囲の、近代化に乗り遅れたが故に貧しい、「集り国家」に、日本に取り憑いて、甘い汁を吸わせる事と引き換えに、自分達の目的である、WGIPの進捗に拠って、日本再生の動きを封じ、日本の米国化か共産化のいずれかに進ませる目論見だっただろう。

 然し双方共、その原動力となって来た、人士が死亡して、ベクトルが消え去ったり、トンデモナイ方向に走り出して、組織が壊滅したり、何より、神の見えざる手で、西洋文明の出生率が、回復不能な減少が現れて、民族の存続の危機に瀕しているのである。

 神のご意志に一番沿って居るのは、自然の法則を良く知り、その法則に逆らわない様に、人類が生きてイケる隙間を見つけて、「生かしていただく」事が、この先の世界に求められている。日本文明なのではないだろうかと、私は思います。

>敗戦後、占領軍の占領政策に協力することによって敗戦利得を得た人々がいる。

戦後教育を受けたものにとって、敗戦利得というものは永い間知らないことでした。
共産党は戦争中も戦争に反対していたそうですが、戦争は政府と国民が一体となって戦わなければ勝つことが出来ないものです。その戦時中に反戦を言ったら、戦争を戦っている者の邪魔でしかありません。表現の自由はありますが、反戦行動するのは国に負けろというようなものですけど、負けて苦しむのは反戦行動をした者も含まれるのです。

そして、敗戦後に敗戦利得を得る者が、本当の国賊でしかないと思います。
日本は、サンフランシスコ平和条約の締結で7年間の占領状態から、独立国に復帰したのです。その後は、日本の復興に国民全体が立ち上がる必要があったと思います。
それなのに、朝鮮戦争中の日本国内で、朝鮮系の暴動(これは考えられます。)に共産党の支持者もいたとは情けないことでした。


>主権を放棄するような、「国軍不保持、交戦権放棄」の条文を持つ日本国憲法を擁護する人々がまともな議論ができるわけがないのである。

この憲法は、占領軍の連中が短期間で作り、日本の国会で可決した者ですから、本来ならばとんでもない憲法として独立の回復後に日本の憲法を制定しなければならない所でしたが、なんやかんやのことで、未だにこの憲法が生きています。
創った人達ですら、この憲法が今も使われていることに呆れていると思いますが、いやはやで、この憲法のために竹島は李承晩に占領されてしまいましたし、数十人から数百人もいるとされている拉致の被害者も、この憲法の被害者と言って良いと思います。

いくつもの理由がありますので、この憲法は一刻も早く改正しなければならないのですが、敗戦利得者はその邪魔をするでしょう。それでベストでなくとも改憲の実績を作ることで、国民全体が憲法は帰られるとの認識を持つことが出来ると思います。

>「かつてニューヨーク同時多発テロが起こったとき、立花は日本の戦時中の神風特攻隊をアフガンテロと同一視し、

これは、日本人として情けなくて、悲しくなります。
日本は、大戦中に特別攻撃隊を組織して、「決死」ではなく「必死」の作戦を実行しました。戦争にいろんな作戦がありますけれど、戦場に行く兵隊に帰還する可能性を与えないとんでもない作戦だと思います。
しかし、その作戦は正規軍が正規軍に対して行うもので、民間人を攻撃するものではなかったのです。
これに比べますと、ニューヨーク同時多発テロは、ゲリラ(テロ)が民間人を攻撃したものですから、やっていることが全く異なるのです。
テロを正規軍の戦争と同じように考える左翼の連中には、相手に被害を与えるのなら兵隊も民間人も同じだとの発想があるのでしょう。だから、国を共産化しようと武装行動をしたときには、民間人を攻撃することによって、相手国を動揺させるなんてことが言えるのだと思います。
そういう発想で政権を取って共産化した国の政治は、国民のための政治ではなく、共産党のための政治しかしないと考えます。

>「マハティール首相の発言にみられる『いまさら謝罪だ、補償だということをわれわれは求めていない、それよりも日本の決然たる政治的意思を明らかにして欲しい』というあの意識です」
>「結局、戦後補償がどうのこうのというのは日本の国内問題だということですね」

戦後70年を超えて、世界は大東亜戦争のことは終わっているとの認識です。70年の間に世界では、それ以上の問題が定義されているのです。
これを認識できない国は、1000年経っても世界と対等の国とは認められないと思います。
そして、日本は、世界の人がどうすれば幸福になれるのかを考えなければならないと思いますが、それは、与えることがすべてではなく、互いが協力することに対する指導だと思います。

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