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2018年9月 9日 (日)

泊原発が稼働していた場合、広域停電は起きなかったのではないか?

ーー以下「三橋貴明ブログ」より抜粋編集

チャンネル桜の番組でも解説いたしましたが、今回の北海道の広域停電は、

(1) 泊原発が停止したまま
(2) 複数の火力発電機が検査に入らざるを得ず、
(3) 道の電力需要の半分を担う苫東厚真火力発電所が停止
(4) 周波数が大きく乱れたため、他の発電機が自動停止した

ため生じたと考えます。

ーー

電気は十分量の蓄電が未だに不可能。

それゆえ、消費電力量と発電電力量はほとんど同値である。

つまり、今、消費されている電気は、今、発電されたものなのです。

ーー

消費電力量が発電電力量を上回ると交流の周波数が下がる。

そして、許容周波数以下になると、接続されている電気機器や発電機が故障してしまうため、それらは自動停止するようになっている。

苫東厚真火力発電所のように大出力の発電機が停まると、それに接続している発電機が次々と停止する。

そして広域停電となったと考えられるのです。

ーー

このことは、 「一つの発電所に域内電力の半分を委ねざるを得ない時点で、エネルギー安全保障が成り立っていない」ことを示しています。

ーー

そして「泊原発が稼働していた場合、広域停電は起きなかったのではないか?」と考えられる。

ーー以下引用

北海道ブラックアウト 最大の火力発電所からドミノ倒し https://www.asahi.com/articles/ASL966Q4QL96ULFA044.html  

地震に襲われた北海道のほぼ全域が一時停電した。最大の火力発電所がダメージを受けて需給のバランスが崩れ、ドミノ倒しのように発電所が止まった。

完全復旧までは1週間以上かかる見通しだ。  

「極めてレアなケース。すべての電源が落ちるリスクは低いとみていた」  

6日午後、札幌市の北海道電力本店。

停電で薄暗い1階ロビーに設けられた会見場で、真弓明彦社長は、こわばった表情で話した。  

今回の停電は、離島などを除く北海道のほぼ全域で発生した。

電気事業連合会によると、大手電力会社のほぼ全域に及ぶ大規模停電は初めてだ。

今回の停電の発端となった苫東厚真火力発電所(北海道厚真町)は、北電で最大の火力発電所であり、3基の能力は計165万キロワット。

地震でとまり、北電は、この時点の供給力の半分以上を一気に失った。

需給のバランスが崩れ、その影響がほかの発電所にも及んで停止。

道内全域の停電に追い込まれた。  

経済産業省が想定していた北海道での発電設備トラブルによる供給力減少は129万キロワット。

「(165万キロワットは)想定外だった」と担当者も話す。(後略)  

ーー引用ここまで

いやいや、泊原発を動かさず、苫東厚真火力が需要の半分を担っている時点で、165万kwの供給力減少は「普通に起きえる事態」でしょう。

子供でも理解できる話です。  

ーー

相変わらず、政治的(太陽光発電で儲けたい連中の存在)に反原発な連中が多いです。

が、だったら原発に変わる「エネルギーミックス強化」になりえる電源を教えて下さい。

ちなみに、火力はダメです。

理由は、原油、石炭、LNGなど、我が国はほとんど自給できないためです。  

火力を増やしたところで、エネルギー自給率は下がるからです。

ーー

それに電力会社の収益も悪化し、使用済み核燃料の処理や廃炉の技術開発すら不可能になります。  

ーー

さらには、維持費(メンテナンスコスト)が削られることで、日本の停電率は上がっていくことになります。

もちろん、電気料金も上がります。

それを許す国民はほとんどいないはずです。

ーー

別に、未来永劫、原発を使うべきとは言いませんが、とりあえず日本はエネルギー安全保障回復のために、原発を稼働すべきでありましょう。

ーー

未だに「地震で原発が~」などと適当なことを書いている人がいます。

が、日本の原発は福島第一原発の事故後、耐震性が著しく強化されています。

しかも、東日本大震災の際には、福島第一原発をはじめ、全ての原発は普通に自動停止しました。  

ーー

福島第一の事故は、津波による電源喪失。

ただ、それだけです。

電源喪失の結果、冷却ポンプが動かせなくなり、事故に至ったのです。  

ーー

建屋の屋上にディーゼルの発電機があれば、それで済んだ話なのですよ。  

ーー

今回の泊原発も、外部からの電源供給は止まった(そりゃそうでしょう)。

そのため、非常用発電機でポンプを動かし続けました。  

上記が「事実」です。

ーー

ところが、共産党の小池晃を代表に、今回の広域停電(ブラックアウト)を反原発に利用しようとする連中がいる。

もう彼らは日本国民の敵だと言ってもよいでしょう。

共産党の小池晃がもし、日本国民の敵でないと言い張るのなら、「原発に変わる、エネルギー自給率を高める電源を、それも「今すぐ」に使える電源」を提示すべきなのだ。

それができないなら、せめて口をつぐめ。  

ーー

結局、以下の状態を放置していた「ツケ」が出始めているという話です。

1、東日本大震災後に原発を「政治的」に停めた。
2、代替の安定電源を増やそうとしなかった。
3、再生可能エネルギー「ビジネス」をはじめた。
4、再生可能エネルギーは電力の安定供給には糞の役にも立たなかった。
5、国民の負担だけ増えた。  

ーー

今回の広域停電は、反原発に固執し、エネルギー安全保障の劣化を放置した、「政治家」「言論人」そしてそれを許した「国民」の責任なのです。

次なる広域停電を回避するためにも、日本はエネルギーミックスのバランスを回復する必要があります。

そのためには「政治家」「言論人」が、国民に原発を稼働すべきであることを説明すべきなのです。

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経済・政治・国際」カテゴリの記事

コメント

>縦椅子様 本日も更新有難うございます。
>>北海道地震で起こった大停電と原発再稼働
 此の件に関しては、地震が起こった翌日から、盛んに議論をして居ます。 つまりは、北海道の給電体制は、苫小牧東火発の発電力が、需要電力の半分を占めて居た状況だった処へ、その電源が喪失したものダカラ苫東火発がカバーして居た給電エリアは当然、苫東火発が、バックアップの意味で、潮流制御して居た他の地域も、大きな電力ロスに拠って、周波数が変動して、発電機器の保護の為に、ブラック・アウトした、と言う経緯でしょう。

 問題なのは、一瞬の停電は、已むを得ないとしても、完全復旧に1週間もかかる事です。

 北海道在住の農業をやって居るブロガーからの声ですが、先ず、農機具が電力不足の為に使えず、折角、実った稲も乾かす事が出来ない、トマトも選別機が電力不足で回らないので出荷できない、更には、搾乳機が使えなので、乳牛が病気になって終う・・等々、電力不足が、沢山の二次被害を起して居ます。

 そしてこの先、収穫物が増える秋を迎えるので、電力不足は農家にとっては死活問題です。 安倍さんが発表した支援金は、譬え、緊急避難的で一時的なものでも、勿論、有り難いでしょうが、恒久的に安心できる電力供給体制の、喫緊な確立が望まれます。 その為には、泊原発の再稼働を是非お願いしたいとの、悲鳴に近いメッセージでした。 つくづく、現代は、電気文明なのだなあと感じましたね。

 原発再稼働反対・慎重派には、例えば、「泊原発に直下型地震が起きたら、如何するんだ」とか言う人が居ますが、じゃあ、「300㎞/hで走って居る新幹線の直下で地震が起きたらドゥするんだ。危ないカラ新幹線を止めろ」って言う意見に、同調できますか? 起こっても居ない事で騒ぎ立て、核アレルギーの日本人に形成して居た、「原発の安全神話」を打ち砕いて、まんまと、日本から原発をなくして終った。 近あ事をやって居るのは、ドイツと日本だけです。

 物事は、常に危険と隣り合わせで動いて居るのです。 安全を慮るに「たら、れば」ダケで、その使用停止の基準にしたら、車一台動かせません。 尤も「タラ・れば」は、事故の起こる・起った時のリスクを想定し、対策を講じる為にこそ、大いに挙げて、安全対策を拠り、完全にする為に使うべきです。

 こういう想定したリスクをカバーできるような対策を講じて居るカラ、殆どの道具や機械は、本来の機能を安全に果たせて居るワケで、是を、制御学では、リスク管理・リスク制御と読んで居ます。 重量物の移動や輸送、高温・高熱の物体を扱う作業、高速或いは、超低速の機器管理等々、長時間に亘って、或いは、極微時間に正確な制御を必要とする場合、人間の能力を超えて終いますので、自動制御と言う分野が発達したのです。

 原発などは、此の自動制御の塊の様な存在です。核分裂で発生する熱は、数万℃~数百万℃も有り、その炉心を冷却する一次冷却水は、常時、循環して居ますが、液体と気体の相変化を繰り返して居る上、炉芯で起こって居る核分裂の放射線も吸収しているので、外には出せない代物です。この一次冷却水を冷やして居るのが、2次冷却水で、此方は、が息への放出可能なものです。然し、放射能汚染した一次冷却水は、当然そのモノも放射線を出して居るので、この辺りのリスク管理が、良く問題になります。

 処が、福一原発の場合、このリスク管理の対象になっている2次冷却水が、想定外の津波に拠る「冷却系機器の電源喪失」に拠って、一次冷却水を冷やす事が出来無くなって、次第に炉内の温度が上昇しました、その上、漏れ出した2次冷却水が、気化し始めて、炉を覆って居る炉体の内圧を上昇させましたが、元々、何らかの原因で二次冷却水が沸騰して、危うくなったら、放蒸弁を開放して、その蒸気を放出し、圧力を下げると言う安全装置が着いて居ました。

 是を東電の故吉田所長は、使う心算だったのに、其れを止めたのが菅直人首相です。 彼は自分の首相としてのパフォーマンスを見せる為に、「自分が視察するまでは現状を保存せよ」と、下命したのです。 その所為で、放蒸のタイミングが遅れて水蒸気爆発を起し、冷却系は復旧不可能な程、壊れて終いました。 是は、東工大出身で、自称「原発には詳しい」筈の、菅直人の「未必の故意」とも言うべき犯罪です。

 それに、考えて看れば、福一の事故は、安全装置を働かなくした人災で有って、あの水蒸気爆発が無ければ、冷却装置の応急修理で、原発のメルトダゥンは防げた筈です。 ですから、あれは日本毀損勢力の民主党が企んだ、原発テロだったと言う事です。

 是を司法は、一審で無罪判決を出しましたが、検察は、控訴して居ません。 そりゃあそうでしょう、法務省検察局は、今や、彼方側勢力の巣窟なのですからね。日本は中枢迄、蚕食されているのですね。

 こういう事例が起こりそうな事態が、もっと身近にも形成されて居ます。 世田谷区長に、ナント、社民党の保坂展人なって居るのです。 この男は、ツィートで、北海道の泊原発の再稼働要請を批判して居ますが、では、如何するの? と言う代替案は呈して居ません。 こんな奴が、区長をやって居る世田谷区なんて、怖くて絶対に棲みたくないですね。

 東京・川崎・横浜・名古屋・京都・大阪・神戸と、大都市には、元戦争難民が、沢山棲んで居るので、色々もめ事も多いし、亦、隣人ですから帆が居に遭って居ない人は、日本人の美風である、「差別をしてはイケない」の教え通り、告発する側をまるで犯罪者の様に見做して、批判する向きも有る様です。

 然し、この社会は日本の社会で、日本人の為の社会なんです。 同胞の日本人が、困って居るのに、何で外国人の肩を持つのか、先ず、理解できません。 ご自分では、端に、自分の利害には関係ないので綺麗事に走って居るダケじゃないのでしょうか。

 現代の日本人が失ったのは、公共心だと言われますが、私はそうでは無く、公共心は持って居るが、其れを具体的に発揮する場が失われているので、公共心とは何かが、判ら無くなっているのだ、と思います。

 私は、阪神大震災の時に、日頃は、夜中に爆音をとどろかせて、迷惑千万に走り回って居る暴走族の若い子が率先して、自分の危険も帰りず、見ず知らずの埋もれた人の救助に当たり、お年寄りの手を引き、或いは抱きかかえて、安全な場所へ移動したり、お世話を無償でやったりしているのを看て、日本人も捨てたものでは無いと思いました。 然し直ぐに、否、この子達は、「自分が役に立てる場所に、飢えて居るダケじゃないのか?」と思った事が有ります。

 すると、日本に足りないのは、そう言った教育なのではないか、TVのCMで、家庭教師のトライが、「他人を蹴落としても、友情を裏切って出し抜いても、試験でいい点を取った方が勝ちだ」と、やって居るのは、大間違いなのではないか、と私は思います。

北海道の苫東厚真火力発電所が停止したため、北海増の全域が停電した件については、「もし」泊原子力発電所が稼働していれば、防げた可能性があると思います。

東日本大震災の発生によって、福島第一原子力発電所が大変なことになりました。
しかし、その年の夏は原子力発電所は稼働していたのです。
震災以降の年月もそれなりに長くなって、その後の記憶も怪しくなり、ネットの情報も探しにくくなったのですけれど、日本の原子力発電所の発電停止は、民主党政府が中部電力の浜岡原子力発電所が地震の発生確率が高い場所にあり、その時に津波の被害を受けやすいから危険である。だから、発電を停止して津波に耐える工事を、しなければならないとの政府命令から始まったものでした。
その他の原子力発電所は、次回の定期検査時に原子力規制委員会による検査を合格しなければならないとされたのです。

現在の原子力発電所の発電停止は、民主党政府が決定したもので、民主党政府の目的は、原子力発電の全部廃止でしたから、現在の発電力不足は民主党政府が作り出したものです。

そして、テレビの番組では「今は、泊の原子力発電所が発電していません」と、サラッと言っています。
「誰が作り出した、日本の発電力不足だ。」と、テレビの前で行ったところで、今更どうにもなりません。

東日本大震災の後、日本の原子力発電所は原子力規制委員会が新たに規制基準を決めた場合でも、定期検査時に新たな検査基準を合格しなければ発電させないとはせずに、従来の定期検査後は発電させ、営業しながら検査することも可能との柔軟性を持たせていれば、北海道は現在のような停電状況に追い込まれることはなかったと思います。

>ポッポさん ソロです。
 原子力発電所の停止に関して、私見を述べさせてください。

 確かに、原発を止める決定を下したのは、民主党ですし、首相だった菅直人は、孫正義と組んで、電力会社に、再生可能エネルギー装置が、発電した電力を、売り値25円/kwhの処を、47円の逆ザヤで、買い取る様に強制したり、喫緊に必要だった、大量の仮設住宅の注文を、韓国の業者に発注する等、火事場泥棒的な事を、平気でやって居ました。 孫は、100億円寄付詐欺もやって居ますね。

 ですから、「原発を止めたのは、韓国系のバイアスだろう」と思うのは、或る程度当たって居ると思います。 然し、原子力発電に、次第に比重が移り出して、焦って居たのは、実は、国際金融資本の中の、嘗ては、ロックフェラーが率いて居た、石油利権派でしょう。

 然も、当時彼らは、米国が大規模なシェールガス・石油の開削に成功して、米国が、石油輸入国から輸出国になりそうな事は、まぁ、慶事だとしても、石油および石油製品価格の暴落・低迷を、心配しなくてはなららなかった。

 そんな中で、嘗ての大口の原油輸入国の日本が、輸入量を復活させるのは、大きなアドバンテージになったと思いますから、原発を止めたのも、再稼働を難しくしたのも、国際金融資本のバイアスで有る可能性は、高いですね。

 然し、米支間の貿易戦争の実態は、実は全面戦争である、つまり、殲滅戦なので、この先、シナ経済が大減速~政権崩壊~国家崩壊と言う、道を辿る可能性は高く、当然、シナの石油輸入量も、大幅に減少するでしょう。 世界の資源輸出国に、大きなダメージが広がる事も、当然予想されます。 ロシアや豪州は、今から、青くなっていますね。

 すると、シナに原油を輸出している産油国で、現在、米国に敵と見做されているのはイランでしょうが、イランは、シナ経済にその分依存していると言えるわけです。 そのシナ経済が、風前の灯火と言う事になれば、シナに依存しているのは、イランだけでは無いので、中東の混乱は更に激化する様に思います。

 この図式の国際情勢の中で、国際金融資本が、どの様な策謀を建てて居るのか、勿論、今は、味方に着いて居ますが、金儲けの為なら何でもする集団ですので、短期の信用はしても、深い信頼はしてはイケませんね。

ソロさん ポッポです。

原子力発電所の停止について、ご教示ありがとうございます。

原子力発電の停止について、民主党の行動については非常に分かりやすいものだったと思っていました。

日本の国への損失は気にせず、ひたすら日本の国益を喪失するものだったと思います。
また、責任を取らないことも呆れるもので、政権を民主党が取ったことでの日本の損害は、どれだけあったか想像出来ないものです。

ただし、米国の石油利権については、疎いところがあり、シェールガスの開発については納得出来るものです。
ただ、シェールガスは新しい油田と言っても良い位に、新しい採掘量が見込めますけれど、これについては中東の産油国が原油の価格を下げることで、中東は米国の石油輸出に圧力を掛けたと思います。
こうなりますと、我慢比べになりますので、客となる日本にとってはありがたい一面もありました。

しかし、今回の米国と中国の貿易戦争は、トランプ大統領が中国の危険性を把握した上で、本気になったものなら長期にわたるものだと思います。
日本は徒に、米国に追従する必要がないと思いますけれど、何分にも米国の相手が中国ですから、常に米国が日本を支援しなければならないことを、念頭に置かせるよう行動することが必要だと思います。

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