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2018年8月 5日 (日)

米支の覇権争い(グレートゲーム)は、旧来の同盟の組み替えによって、新展開を迎えている

ーー以下「宮崎正弘ブログ書評」より抜粋編集

中西輝政『日本人として知っておきたい世界史の教訓』(育鵬社、発売=扶桑社)

古来より日本でも、覇権をめぐる争いはあった。

日本国内での最大の覇権争いは戦国時代にあり、それは1600年の関ヶ原の戦いで徳川家康が勝利し決着がついた。

ーー

ちょうどそのころに、世界では、白人諸国による大航海時代となり、1543年にはポルトガル船が種子島に漂着している。

その後、欧州では白人たちが国民国家を作るに至り、白人諸国間での覇権争いが起こる。

やがて覇権争いの中で軍事力をつけた白人諸国は日本を除く世界を植民地化してしまう。

ーー

このとき極東では、白人諸国のアジア侵略という文脈の中での、英国とロシアの覇権争いだった。

英国はユーラシア大陸の南縁を次々と掠め取って清国にアヘン戦争を仕掛けた。

ロシアは不凍港を求めて、南進を開始し清の衰退期に乗じて極東沿岸部から、愛軍条約によって清の北側を強奪した。  

ーー

江戸末期になり、ロシアは対馬に上陸して居座る構えを見せた。

江戸幕府は、このとき英国の軍事支援の提供を断りながらも、いずれにしても英国はロシアに圧力を駆けると踏んでいた。

案の定、英国は軍事的威圧をもってロシアを対馬から退去させた。

ーー

また新興勢力のアメリカが、清国の巨大市場を求めて日本に橋頭堡を構築すべく、1853年四隻の軍艦を日本に派遣して開国を迫った。  

ーー

開国後の日本は、たちまちのうちに、近代化富国強兵を成し遂げ、日清戦争(1895年)、日露戦争(1905年)に勝利し、覇権国の一つになってしまう。

そして日清戦争の後1912年の辛亥革命を巡り、日英同盟の関係から、日本側は、英が清を支援するはずと思い込んでいた。

しかし、英は中華民国(共和国)側の支援に走って、日本は混乱に陥った。

西園寺内閣は退陣を余儀なくされた。  

ーー

第二次世界大戦前夜、「日独防共協定(1936年)」ではソ連が共通の敵であるはずだった。

そのドイツが、突如、ソ連と「独ソ不可侵条約(1939年)」を締結し、青天の霹靂として平沼内閣は退陣する。  

ーー

つまり同盟とは、ある日突如、相手国の政治的打算によって打ち切られることがあるのである。

条約を信じていた国は裏切られたと感じる。

「日ソ不可侵条約(1941年)」を破ったソ連(露)は、不正に日本から奪った領土を返さない限り永遠に日本から不信感で迎えられることになった。

ーー

同盟関係の基軸は、突如として組み替えられることがあるのだ。  

古くは1814年のナポレオン戦争で、英国とロシアがナポレオンを挟撃した。

ところが以後、英国とロシアが対立し、その覇権争いが極東に及び、幕末の日本を揺らした。  

ーー

しかし英露の覇権争い(グレートゲーム)に於いては、極東はその一部(ワンノブゼム)でしかなく、主舞台はバルカン、次いで中央アジアそして三番目がアジアだった。

ーー

中西輝政教授は言う。

「白人諸国(ヨーロッパ)の内部で欧州全土の覇権を握ろうとする国がでてくると、必ず欧州大陸側の両端(つまり英・露)から強大な力がはたらいて、その覇権志向の国を潰す」  

「これは白人諸国(ヨーロッパ)近代史に繰り返される一つの行動様式(パターン)なのです」と。

ーー

現代政治にも、その余波が及ぶ。

1、EU内部の経済的利害による亀裂、そして英国がEUから離脱
2、西欧と東欧との反露感情の温度差
3、反露NATOの日本(支)への接近、支牽制のために露に接近する米国

という図式があらわれる。  

ーー

なによりも、1991年のソ連崩壊によって現代史は一時期米国を覇権国にした。

しかし、それは「歴史の終わり」ではなく、共産支那が覇権に挑戦する「あたらしい歴史の始まり」であった。

EUは露を挟んで支に接近し、米は支牽制のために、支の頭越しに露に近付いている。

ーー

また朝鮮半島をめぐっても、米、支、露が覇権争いを激化させている。

江沢民派が支配する瀋陽軍区には習近平は手が出せないため、瀋陽軍区には核兵器を持たせないできたのだった。

瀋陽軍区は、朝鮮族が過半を占めており、北朝鮮を介して核保有を実現しようとしている。

(瀋陽軍区の朝鮮人に入れ知恵された江沢民は反日主義者となっている)

ーー

共産支那では中央銀行が市場からドルを買うことで人民元を供給している。

つまり共産支那の金融制度は対米黒字によって成り立っている。

それでトランプ氏は、米に覇権争いを挑んできた支に対して対米貿易黒字を稼がせないという直接的な経済攻撃を仕掛けた。

そしてトランプは、金王朝(瀋陽軍区の核保有)を揺らして、習政権に覇権争いからの脱落を誘発させようとしている。

つまり米支の覇権争い(グレートゲーム)は、評者(宮崎)がたびたび指摘してきたように、旧来の同盟の組み替えによって、新展開を迎えている。

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コメント

>縦椅子様 本日も更新有難うございます。
>>近代史に見る政治力学
 つまりは嘗ては、世界の中心だった欧州を中心に、その軍事的な動きを読んで居ればよかったが、現在は米国とシナと言う新たな要素が世界を2分して居るので、その舞台となるのが、極東になりつつあると言う事なのでしょう。

 そしてその展開は、嘗て、米国がソ連との間に凡そ40年に亘って続けた、冷戦態勢「=世界を2分する為の模擬戦争に拠って生み出された態勢」の一部である、韓国・朝鮮と言う人工国家が、どちらも国家として全く態を成さなくなり始めて、冷戦態勢が壊れ始めた。 是が90年代初頭に起こった。

 その時、既にシナは、市場開放政策に転じて、共産主義そのものに見切りをつけて、自由競争の資本主義の世界の中で、本来、企業が果たす役割を国家が担う、国家資本主義と言う、共産主義の一種に変貌、改良を入れて、紙幣発行権を持つ強力な企業「=国家」体制を築き上げた。 

 するとわずか20数年で、見かけのGDPが800兆円となって、500兆円の日本を抜き去って、世界だ2位になった。この急成長を見た、想像量の無い既得知識ダケの経済学者たちは、シナ大国論を囃し始め、シナも、どうやらその気になった様ですね。

 然し、好調な経済、安定した経済を保つには、安定した消費を続ける市場が無くては、絶対に無理ですし、自由経済に周期的に表れる好景気/不景気の波は、様々な要素に拠って起こりますが、一番影響が大きいのは、予想が着かないものであり、その最たるものは、自然現象だと思われて居た。

 処が、リーマン・ショックと言う、人為的に6京円「=6万兆円」と言う、不良債権を生じさせた予想不可能な現象が起こった。 其れまでのシナ経済の好調さを支えて居た2つの大消費圏を不況のドン底に落とし込んだ。 

 モゥ準恐慌と言っても良い位の衝撃だったが、その一つの米国は、国内の金融体制の殆どが消滅すると言う、代償は払ったが、基軸通貨US$の発行権を最大限に有効に使って切り抜けましたが、23カ国の経済面での国家連合であるEUは大打撃を受け、EUの凋落に拍車がかかり、再生も不可能と言う、悲観的な観測も出て来ている国も多い様です。

 シナは市場を失ったのですが、「自国内に13億人もの人口を抱えて居るのですから、大丈夫だ」とか、他人事の予測を述べて居た経済学者共は、専門外の政治学者から、ボロクソに非難される事になりましたね。

 シナ経済の外需依存率は、オソラク70%近いと思われます。 地方の共産党が上げる報告書の数字に、不明確な点や意図的に膨らませたものが、入って居た所為でㇲが、李克強が、是を止めさせるように指導して、意図的に膨らました部分は、収まりましたが、不明瞭な部分は、逆に大気kなっていますが、是は中央では取り締まりようがない。ですから、内需は、今のGDPの30%以下と言う声も上がって居ますね。

 ですから、3年前に、生産過剰で、積み上がった在庫が、粗鋼8億5千万㌧「=日本の生産量の8年分以上」あったのに、生産量を減らす事をして居ないので、オソラク在庫は10億㌧を遥かに超えていると思われます。 その他の工業生産物も余剰在庫が積み上がっているので、世界は、盛んに警告を鳴らしているが、利己主義の彼らは、何故、自分達が、進んで貧乏くじを引かねばならないのかと無視している模様。

 是は、世界が、2度の世界大戦で得た経験則から、戦争の原因となり易い、過剰な価格競争の解消の為に、経済の安定、延いては、世界の平和の安定の為に、設けた「生産秩序」を無視するものだと言え、特に、米国の貿易赤字の7割を占めるシナですから、オバマ政権の時に再三、生産調整の実施を申し入れて居たが、聞き入れられなかった。

 結局、ロス~SF間に高速鉄道を作る工事をシナが受注して居たが、「その工事に使う鉄材を余剰在庫から出す」事が、バレて、米国の「米国内で消費する材料は、全て米国産で無ければならない=By American法」に抵触し、オバマ政権に懲罰関税として、49%の関税を用意されて、結局、計画そのものが中止になっています。

 シナの傲岸さには、世界中で非難の声が上がって居ますが、習政権は、「シナ共産党政権は、経済が順調な事を以って、国民の支持を得て居る」事と、「その経済の好調さを維持する為には、世界経済の好不況を見極めた、生産調整が必要だ」と言う事を理解・認識して置く事は、必須で、武力で恫喝すれば、世界からの信用を失うダケになる、そういう時代なのだと言う事も併せて認識しなくてはならない。

 この認識を悉く書いて居る現在の習政権は,、如何に終身主席になったと言っても、自身の健康如何では、明日にでも、終わる可能性さえ秘めているのだから周りは常に緊張を強いられるし、所狂変化に柔軟な手は打てない事から、この状態の持続は永くは続かないと思います。 

 唯、米ソ間の道具にされて来た、朝鮮族が北朝鮮の核を手にするとなれば、江沢民と習近平との間に在る政争を考えれば、今は、瀋陽軍が大人しいですが、反米の江沢民が核を手にした事で、一気に、人民軍全体が、反米の方向へと崩れて、米支戦争が始まる可能性、或いは、瀋陽軍がクーデターを目論んで、北京に向けて進軍を始める可能性も有りますね。

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