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2017年9月17日 (日)

北の攻撃が、百万人もの死者を出すと言うのは、「政治的な発言」なのだ

ーー以下「株式日記toraさんの意見」より抜粋編集

兵頭二十八氏は、北がソウルを攻撃すると、100万人の死傷者が出るというのは、典型的な、北の政治宣伝であるという。

そして、ドイツがV2によってロンドンを攻撃した際の死傷者の数を例に、北の攻撃による死傷者の数を6千人ほどと計算している。

ーー

240mmロケット弾には炸薬が45kg充填されている。4400発で198トンの炸薬だ。

第二次大戦中、京城と同程度に不燃都市であったロンドンに向けて、ドイツは1358基の「V2号」弾道ミサイルを発射し、うち517発が着弾し、それによる死者は2754人だった。

「V2号」の弾頭炸薬はちょうど1トン。その1トンで5人強が死んだ計算だ。

198トンならば1000人くらいが死ぬであろう。ふつう、死者1名に対しては負傷者も5人くらい出るので、別に5000人も負傷するだろう。

むろん現実にはこれよりずっと少ない着弾・爆発しかないはずである。

ーーと、次に「170mm自走砲」の破壊力を試算する。

現在DMZ沿いに配備されている数としての最多の推測値は「500門」である。

次弾の再装填には5分かかることも判明している。10分以上モタモタすると米軍からのお返しの誘導兵器が飛んで来る。

(DMZからロケット弾が飛んできた場合、米軍砲兵は4分後にはその射点に向けて返礼弾を集中できるように、訓練を積んでいる)

それゆえ、北朝鮮の自走砲はさっさと陣地を移動しなくてはならない。だから4発目のことは考えなくてよい。

ーー

170mm砲弾の炸薬量も公開されていない。が、米軍の175mm砲弾の炸薬量14kgより少ないことは確実。

そのうえRAP弾は通常弾よりも炸薬量を減らさねばならぬ。ここでは多目に12kg充填されているものと仮定する。

500門で最初の10分に1500発。タマがすべて届いてしかも炸裂したとしても、トータルの炸薬量は1800kgだから「V2号」の2発分に足りない。

(砲弾も必ず1割は不発になるが、ここでは無視しよう)

ーー

1973年の第四次中東戦争でイスラエル軍は米国製175mm自走砲を使い、シリアのダマスカス市を砲撃した。

また「イランvsイラク戦争」終盤の1987年にイランは北朝鮮から170mm自走砲を輸入して、射程60kmのRAP弾を使ってクウェート(当時イラクに戦費を援助していた)の油田に対してイヤガラセ射撃を加えている。

どちらも「砲撃で火の海になった」という報道はなかった。

ーー

北朝鮮軍の170mm自走砲は実際には200門未満、ひょっとすると数十門しか使える状態にはないとも疑える。

この火砲による京城市民の死傷者数は、誰もが意外に思うほどに少ないであろう。

ーーと。

つまりロケット砲や長距離砲だけで百万人もの死者は出ない。

東京大空襲でも死者は10万人であり、空襲と砲撃とでは使用される炸薬の規模かまるで異なる。

東京大空襲の爆弾の制御投下弾量は「38万1300発、1783t」だったが、それでも死者は10万人だ。

ソウル大砲撃では炸薬量は数百トンだから単位が違う。

だから想定できる死者数は数百人からせいぜい数千人ぐらいだ。

ーー

北の攻撃が、百万人もの死者を出すと言うのは、「政治的な発言」なのだ。

従軍慰安婦を20万人と言っているのと同じだ。

論理的でないからすぐに嘘とわかる。

ーー

発信元は南であり米国である。

米国は、いま、朝鮮半島では戦争ができないのだろう。

アメリカ軍の士気が中東戦争で落ちているからだ。

そのことを一番よく知っているのがトランプ政権の将軍トリオである。

ーー

士気の低下こそが、支那が南シナ海で軍事基地を作り続けていても、米海軍がほとんど動かなかった理由なのだ。

ーー

米国は、空爆で金正恩を排除しても、その後の統治ができない。

韓国軍はイラク政府軍と同じで頼りにならないからだ。

だから米は、北がICBMを発射しても核実験をしても攻撃に踏み切る気配がない。

要するにしたくてもできないのだ。

そのいわば時間稼ぎの間に、恐らく日本世論が変身するはずなのである。

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経済・政治・国際」カテゴリの記事

コメント

>>米は、北がICBMを発射しても核実験をしても攻撃に踏み切る気配がない。
 やっぱりこう言う言説がでて来ましたね、読めばなる程ですが、確かに米軍兵士の士気は落ちて居るでしょうね。 然し、自国の本土が危ういとなれば、否、実際にミサイルが飛んで来たら、その分怒りが爆発して、イキナリ核を使った戦争が始まる可能性がありますね。 核を使った戦争なら、TVゲームで、士気の高さは関係ありませんからね。 其処は気を着けて看て置くべきです。

 ですが、↓の理由は、唯、士気の低下ではないと思います。
>>要するにしたくてもできないのだ

 それは、米国内に育って居る、グローバリスト達が台頭した事で、米国の軍隊自体の質が変わって終った事と、朝鮮への攻撃後の、トランプ政権の支持率のアップの事を考えて、武力行使を簡単では無くしている事が原因だと思います。

 然し、歴代の米国が関わって来た外国との戦争の時の政権政党は民主党です。 そして、第二次世界大戦の対日戦争も含めて、調略・謀略による複雑な事前工作をしていますが、上っ面は、人権擁護、戦争反対で、正義の軍隊を看板にしてきました。 

 大戦前は調略・謀略は計画的だったのに、戦後の朝鮮戦争、ベトナム戦争、湾岸戦争(共和党)、ユーゴ内戦介入は、何れも、偶発的な原因で戦闘が始まって居ます。 勿論、事前の戦争準備をして居たからこそ、戦争が出来たのですが、結局、今と同じで、軍の方の士気がさっぱり上がらず、其処へ偶発的なアクシデントが引き金となって、戦闘がが始まったと言う事でしょうから、今回だけ特別な話では無いと思います。

 大体米軍は、士官学校上がりの職業軍人は別として、兵士は、高い報酬に釣られて集まって来た一般人を訓練したものですから、愛国心はそれ程でもない代わりに、権利意識が非常に高い。 半端素人の白人が危うい場所など進んでいくわけが無い。 大戦の時も、最前線を担当したのは非白人の兵士ばかり、日系人部隊が「絶滅部隊」と呼ばれていた事や、大抵の交戦相手は、黒人が主力の部隊だったと、フィリピンなどで生き残った元兵士から聞いた事があります。

 ですから昨今グローバリストが台頭して、非白人との完全平等を主張して居れば、肝心の最前戦に立って、命懸けで戦う兵士がいなくなるでしょう。 幾ら貧しいとはいえ、命あっての物種ですからね。 白人が映画の様に勇敢な兵士だったら、朝鮮戦争で負けそうになって居ませんよ。ww

 世界最強の米軍は、その先進兵器の威力に拠って保障されているのです。 大戦時の様に、白兵戦をやる事はまずありますまい。 攻撃目標を高性能の爆弾やミサイルを使った事前空爆で飽和攻撃した後に乗り込んで、敗残兵や負傷兵相手に殺戮を愉しむのが米軍の真の姿です。 ダカラ、世界中から嫌われているのですが、そんな、「最強の正義の米軍」が、看板倒れになる日は近いでしょうね。

アメリカは、リメンバ~○○が無いと士気の上がらない国。
それ以外は、過去の歴史を見ればほぼ泥沼化している。
今問題の南北朝鮮もその後遺症だ。
未だに傷としてうずいている。
アメリカにとって士気の上がらない地域なのだ。
日本が、統治して居れば、こうはなっていなかった。
しかも満州国が、有ればアメリカ以上の国を作ったであろう。
其処には、ユダヤ国家も出来ており、パレスチナ問題は、無縁であった。
こうして見ると日本の高邁な思想は、偉大で有った。

>兵頭二十八氏は、北がソウルを攻撃すると、100万人の死傷者が出るというのは、典型的な、北の政治宣伝であるという。
>そして、ドイツがV2によってロンドンを攻撃した際の死傷者の数を例に、北の攻撃による死傷者の数を6千人ほどと計算している。

成る程、で、この直後に始まる北朝鮮軍の侵略の規模と、これによる韓国人のパニックはどのようになるのかと思います。
米軍の反撃は計算できますが、韓国軍の行動は計算できません。

韓国人はパニックに極めて弱いです。これは、セオゥル号の船長だけではありません。危険の大きい事故程、その責任者は自分の安全だけを考えて行動します。また、他の者も責任者の動向に影響されて、自己の安全だけしかない行動をしますから、被害をさらに増大させます。
ですから、実際の被害はこれを10倍とは言えませんが、5倍位になっても不思議はありません。それでも、北朝鮮の100万人にはほど遠いです。


軍隊の強さについて、最後は兵隊の質で決まります。そして、この質は、兵隊の士気で大きく変わります。
米国の兵隊は、ベトナム戦争に負けてから弱くなりました。

米国が現在の朝鮮で戦争をできなくなったとしたら、金正恩を排除した後の、軍事的な目処が立たないからだと思います。

米国は斬首作戦だけなら、宣戦布告をしないと思いますが、これに他の作戦が付随するなら、宣戦布告をした上での大がかりな軍事行動になります。
そして、これに韓国軍を使うとき補助的に使うならともかく、戦線の正面に使うと戦線に穴を空けられるのは、前の朝鮮戦争で経験済みです。

日本の自衛隊は日本の国民感情に配意しますと、正面に配置できず、掃海活動と補給部隊になると思いますが、韓国軍の役立たずぶりで、気がつけば前線に立っていると思います。

ソロさんへ

>帰国事業の話で、韓国には帰って無いと言うご意見ですが、知り合いの機関長で、戦前日本で生まれ、帰国事業の際に韓国に帰ったと言う人を知って居ます。

終戦直後の帰国事業は知っていたのですが、朝鮮戦争後の帰国事業は知りませんでした。
教えていただき、ありがとうございます。


>それが証拠に、私が中学生の頃の朴正煕政権下の韓国では、従軍慰安婦の問題も、日本統治下での日本人の蛮行の話も、欠片もありませんでした。 唯、「日本文化」との接点を禁止して居たダケです。

私も併合時の朝鮮半島についての蛮行は聞いた覚えがありません。また、慰安婦の問題もなかったです。

>ポッポさん ソロです。ちょっとWikiを引いてみました。
すると
⇒1950年代から1984年にかけて行われた、在日朝鮮人とその家族による日本から北朝鮮への集団的な永住帰国あるいは移住のこと。この言葉は、北朝鮮の国家事業という位置付けで用いられる。
 と在ります、つまり私が話を聞いた機関長は、間違いなく戦後になってから韓国に帰ったのですが、お年から考えて、韓国に帰った時期は昭和40年代では無かったかと思ったのです。 船のエンジンの修理の工事落成書にサインを貰いに行った時「今の季節は親父と毎年、六甲縦走を良くやって居た」とか言いだすので、話が弾んだのですが、何時帰ったのかは、訊きそびれたか忘れたかの何れかです。

 船に行ったのが80年代の中盤、機関長のお年が50歳前後に見えたので、終戦時15歳位なら1985年には丁度50~60歳の間になると思うのですが。でも戦前に日本で既に安定した生活をして居たのなら、帰国事業で帰ったのではなく自力で帰ったのかもしれませんね。でも、日本での仕事をほったらかして、態々戦争する為に帰る事は考えられませんから、昭和40年代(1965年以降)ではないかと。

 どの途、済州島からの脱出組や朝鮮戦争忌避組は、朝鮮戦争が終わっても李承晩が暫く大統領職にあり、米国から引退させられても自分の部下たちに大統領職を引き継がせて、院政を布こうとしていましたから、危なくて、韓国に帰るワケにはいかなかったでしょう。

 それに昭和28年、板門店で行われた休戦交渉会議から外された事を恨み 、捕虜収容所を襲って、約2万人の朝鮮軍将兵を解き放つと言う暴挙を行い、収容所を監視して居た兵士からも被害者が出たのにGHQはこの事件を隠蔽すると共に、彼を許しました。 オソラクは、連合軍兵士やGHQが行った韓国の民間人に対する蛮行やデモでの過剰な制圧行為を世界に発信するぞと脅されれば、妥協する他は無かったのでしょう。

 その後、オソラク米国のバックアップの元、元満州陸軍中尉、現韓国国軍大佐だった朴正煕が、クーデターを起こして、傀儡大統領が逃亡政権が倒れると、李承晩はさっさと米国に亡命、ハワイで90歳の生涯を終えて居ます。

現代韓国人はこの人物を評して、非難するどころか「大国米国を手玉に取った希代の戦略家」と称えて居ますが、彼は韓国人の同胞を300万人以上殺した人物なのですから呆れてモノがいえません。 其れとも殺された自由農民達は、人間としてカウントしないとでも思っているのでしょうか、悉皆平等が当然の社会常識になって居る日本人には、全く理解し難い民族です。

ソロさんへ

ソロさんの知人の人は、年齢から日韓基本条約後に、帰国したと想像しています。韓国は日韓基本条約後に国内の色々な事業が始まったと思いますから、帰国した頃は、韓国内で居場所は無かったのかも知れません。その場合には、再び日本と言うことになったでしょう。


>それに昭和28年、板門店で行われた休戦交渉会議から外された事を恨み 、捕虜収容所を襲って、約2万人の朝鮮軍将兵を解き放つと言う暴挙を行い、

これは、知りませんでした。教えていただきありがとうございます。
韓国なら、気に入らなければやると思います。
韓国政府は、李承晩ラインを解決するに際し、日本人抑留者の返還と引き替えに、常習的犯罪者及び重大犯罪者として収監されていた在日韓国・朝鮮人472人を放免し、日本国内に会報と在留特別許可を与えることを要求しました。

これは、捕虜収容所を襲って約2万人の朝鮮軍将兵を解き放った暴挙とよく似ていると思います。

>現代韓国人はこの人物を評して、非難するどころか「大国米国を手玉に取った希代の戦略家」と称えて居ますが、

これだって、伊藤博文首相を暗殺して安重根のことを、訳も分からず信奉しているのと似ています。2年前にリッパート駐韓米国大使を襲撃したことも同じ発想だと思います。

いずれも、朝鮮・韓国のためになったか否かは、関係ありません。
朝鮮人は、朝鮮人以外の国を、どれだけ振り回して迷惑を掛けたかで、評価するのです。

このようなことで大喜びする国は、完全に頭から押さえ込んで、身動きのとれないようにすることで、初めて他国と協力するように思います。
これをやったのが、支那の歴代の帝国です。

>ポッポさん、ソロです。
>>このようなことで大喜びする国は、完全に頭から押さえ込んで、身動きのとれないようにすることで、初めて他国と協力する
  否、韓国が普通の国と同じレベルになる事は、この先もあり得ないでしょう。 あるとしたら、旧シナ王朝の様に、朝鮮族の国が、完全に隷属関係になったときです。

 結局、隷属するでしか、経験知が無いので、自主独立の国がどの様な国であるかというイメージすら持てないので、実際に国を持っても、継続・発展させる事が出来ないのです。

 国を存続・発展させる為に必要なのは、真に国の為になる事を。無私・無償の心でやり遂げる人が大勢いる事です、それがし常識となり、称賛される社会を創る事ですが、大事故があると、責任者が我先に逃げ出す、責任を取って、原状復旧させるモノがいない、そして社会も、そう言う人を非難するばかりで、「よくやった」と言う労いの言葉をかける風潮もないでは、今後もそう言う人物は出て来るまい。

 彼らには国家と言うまとまりが理解できていないし、国家を持つ事が、如何に大変かも分って居ない。

 日本では、特攻作戦を立案した大西滝次郎中将が、特攻志願者を募った処、直ぐに埋まったのを見て、「日本はこの先千年は大丈夫だ」と言ったとか、特攻は、愛郷心の発露です。 愛する町や友人、家族を、空爆から護りたい一心で、既に性能の劣るようになったゼロ戦や隼に、250k爆弾を積み、更に運動性能を落として、最初から死ぬつもりで、出来れば、空襲機を沢山積める空母を撃沈したかった。 

 そう言う命懸けの心が国家を支えて居るのです。

 なる程、結果日本はそれでも負けましたが、日本人の国を思う心は、我々の中に点って居ます。 彼ら朝鮮人には、同じ心を持てたとしても、捧げるべき国も民族もないのです。

 そうなったのは、千年に亘るシナ王朝の支配にあるのかもしれません。 然し、朝鮮王朝の祖李成桂は、所属して居た高麗軍を裏切って高麗を亡ぼし、その褒美として、楽浪郡の太守を認める=国を認めると挿げ替え、国号の下賜を要請、古代に遼東半島にあった国号「朝鮮(其子朝鮮)」を、賜ったと言う売国奴が、国号としては最も長く続いた国だからでしょう。

 これで、国=屈辱と同義になったのでしょう。

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