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2017年8月19日 (土)

支那人にとって歴史はニセモノの骨董品、贋作なのだ

ーー以下「宮崎正弘ブログ、書評」より抜粋編集

石平(対)いしゐのぞむ『支那が反論できない真実の尖閣史』(扶桑社)

北京は尖閣諸島は支那のものだと主張している。

その根拠は支那が支配してきたという歴史にあるという。

ところが、石平氏が言うように「支那人にとって歴史はニセモノの骨董品」なのだ。

つまり贋作、ということは本物の歴史があるはずなのである。

しかし本物を見極めるためには目利きが要る。

その目利きが、いしゐのぞむ氏なのだ。

ーー

いしゐのぞむ氏は支那の古文書、歴史文献の研究者だ。

そして「明代に皇帝から琉球へ派遣された使節」が残した「上奏文」に「尖閣諸島から琉球がはじまる」と書いてあることを示したのだった。

この事実は産経新聞が2012年7月17日付けの一面で大きく報じた。

石平氏と氏は、ほかにも膨大な尖閣史料と世界航海地図を読み解き、真実の尖閣史とは何かを書いている。

ーー

北京は今インドとにらみ合っている。

シッキム、ブータンの領土を強奪して、ここにバングラデシュに通じる回廊をつくり、インドの東西分断を図ろうとしているようだ。

もしインドが隙を見せたら電光石火、北京はあそこを盗むだろう。

なぜ、この時期なのかといえば、米国がいま北朝鮮問題で忙しく、インド国境の問題に介入する余裕がないからだ。

インドも米国の介入は望んでいない。

ーー

北京は、フィリピンからスカボロー礁を盗み取った。

が、米艦隊は「航行の自由作戦」と称して、その領海に駆逐艦を航行させて嫌がらせをするだけだ。

北京は、そんな米国をなめきっているのである。

ーー

支那共産党は革命後支那を手に入れ、南モンゴルを侵略して内蒙古自治区を作り、東トルキスタンに侵略して新彊ウィグル自治区を作った。

そしてチベット全土を掠奪した。

そして北京は、琉球回収(つまり沖縄奪還)と叫び、台湾まで「支那の不可分の領土だ」と言い張っている。

これら北京が主張する歴史というのは、贋作であることに成る。

ーー

つまり北京が振り回している歴史というのは、口実であり、その実態は帝国主義的侵略にすぎない。

ーー

いしゐのぞむ氏はこんな北京に客観的事実としての歴史を突き付けたのだった。

漢文で書かれた古い文献を収集し、その漢文を読み解いたのだ。

しかし本物の古文書は高価である。

それを自費で購入し、誰の支援も、国の推奨金もなくやり遂げた。

ーー

明代の公文書「皇明実録」には、尖閣は琉球に属し、「明の領土ではない」と明記されている。

そればかりか「台湾の付属島嶼でもない」と書かれていた。

清朝になると「琉球紀行は次第に詳しくなり、琉球人が水先案内をする海域も明確化されてくる。それはなんと大陸のすぐ近くの馬祖列島からなのである」(p47)。

琉球の水先案内人(向導)がいないと「琉球へ出航さえできない」のだ。

つまり明国や清国が尖閣諸島を領有していた歴史はなかったということになる。

ーー

北京は、歴史を持たない周辺諸国に対して、「歴史的に支那のもの」と難癖をつけて、周辺諸国から領土や領海を奪い取ろうとしている。

例えば、南シナ海の岩礁を勝手に埋立て人口島とし、軍事施設を建造して「昔から支那領だ。文句あっか」と開き直っている。

ーー

日本は、これら歴史を持たない周辺諸国とは違う。

尖閣諸島は歴史上日本の固有の領土なのである。

推薦の百田尚樹氏が言うように「尖閣を奪取されたら日本はおしまい」である。

つまりその時点から日本は主権国家とは言えなくなる。

我が国は断固として固有領土を守り抜かなければならない。

ーー

民主党政権は、尖閣で領海侵犯した支那人漁師をさっさと釈放した。

日本は固有領土を守らないという恥を、国際社会に晒した。

この民主党政権の体たらくに、怒髪天を突くような怒りを抱かなかった日本人は居るまい。

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経済・政治・国際」カテゴリの記事

コメント

中国共産党は、東シナ海の尖閣諸島については日本の努力もありますが米国との安全保障もありますから、現在以上には出てこないと思います。
ただし、中国の漁民(民兵を含む)は、それ以上に出てくる可能性があり、これは小笠原や対馬で油断できないと思います。


中国が現在侵略している南シナ海ですが、こちらは元が蒋介石による九段線です。それ以上の根拠は何もありません。

ここで忘れてはならないことは、蒋介石はこの九段線を地図上に点線(破線)で記入していたことです。この東シナ海は島嶼が多く、幾つもの国々が入り組んでいますから、蒋介石は明確な曲線や直線で描くことができなかったのです。つまり、明快な判断をしていなかったのです。
自信があれば曲線又は直線にしたでしょう。

これを、現在の中国は勝手に曲線で境界のように描いているようなのです。
しかし、本当のところは、この問題を報ずるマスコミが勝手な判断で曲線にしているのではないでしょうか。
そして、この曲線が確定した境界のように、見せているのではないでしょうか。

気をつけなければならないのは、この曲線を日本の政府が認めてしまったように、他国から考えられてしまうことだと思います。
これは、中国の南シナ海の領海(及び島嶼の領土)を日本が認めていると受け止められしまうことです。

そして、南シナ海の領土問題について中国が勝利した場合には、中国が東シナ海の尖閣諸島を侵略することは確実だと思います。

日本は、南シナ海の九段線に何の意味のないことを知った上で、中国に領海(領土)を侵略されている国々を支援しなければならないと思います。

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