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2017年7月21日 (金)

世界の人々はなぜそれほどまでに日本に惹かれるのか?

韓国でパクチョンヒ(朴正煕)の娘パククネが大統領選で選ばれたとき、筑波大学・古田博司教授は、「親日家だった父に従い女史は対日関係を改善するはずだ」と書いた。

一方朝鮮系日本人呉善花氏は、「反日教育に染まった彼女は反日を激化さすはず」と全く逆の予想をした。

大統領になったパククネは、反日を激化させ、海外に行くたびに日本の悪口を告げ口したのだった。

朝鮮学者古田氏は予測を大きく外したのだ。

正しい予測をした呉善花氏は、山本七平賞の選考委員をしている。

ーー山本七平氏の業績 

山本七平氏の著作、評論活動は、一貫して、日本人とは何か、日本とは何かを追求したものである。

そして、自らの体験を通して、あるいは徹底的に文献を検証しつつ、日本人の行動様式や価値観、行動原理を明らかにしてきた。

特に、イザヤ・ベンダサン著『日本人とユダヤ人』の翻訳発刊に当っては、真の著者探しとあいまって、ユダヤ人との比較によって浮き彫りにされた戦後の日本人の行動や発想の奇妙さは、読む人に改めて新鮮な驚きを与えた。

この他にも、日本人の物事の決め方を著した『「空気」の研究』や、自らの軍隊の体験から日本人の本質をえぐり出した『私の中の日本軍』、『一下級将校の見た帝国陸軍』。

また、日本人の勤労観、仕事感をみごとに描ききった『勤勉の哲学』や『日本資本主義の精神』などをはじめ、指導者のあり方や、生き方の指針となる著書を数多く著している。

こうしたさまざまな著作と共に、山本氏は、戦後一世を風靡した進歩的文化人の欺瞞性に対する冷徹な批判の眼をもって、その言論を批判し続けてきた功績は大きい。

ーー引用ここまで

「戦後一世を風靡した進歩的文化人の欺瞞性」を、在日・反日勢力が支配する言論界で発表することがどれだけ大変だったか。

これは、ネット環境を得た現在からは想像を絶する程の偉業であったのだ。

その偉業を讃えて作られたのが、山本七平賞であると小生は理解している。

つまり山本七平賞の対象は、在日・反日勢力が決して書かない内容なのである。

以下は呉善花女史の新著に対する宮崎正弘氏による書評である。

ーー以下「宮崎正弘ブログ、書評」より抜粋編集qazx

呉善花『なぜ「日本人がブランド価値」なのか』(光明思想社)

今やネット環境から世界を知ることができる。

ニューヨーク、ロンドン、パリ、ローマの街角をみたり、欧米の観光地を見ることもできる。

そして日本の都会や観光地と比較することも出来る。

そうして見て見ると、日本のどんな田舎であっても、自然の豊かさ、美しさで負けていないことが分る。

ーー

そしてネット環境では、欧米の観光客が日本に来て、絶賛しているコメントにも触れることができる。

日本がどこへ行っても清潔で美しく、日本人が優しくもてなしてくれる、それに料理も上手いと絶賛しているのだ。

さらには、日本の伝統文化の紹介も、欧米人自身によって盛んになされている。

ーー

このような日本文化をネットで見て、魅せられたという欧米人たちが、日本に押し寄せるようになった。

そして観光地の景色に浸りながらスケッチをする人、詩をつくる人がいる。

日本酒の銘柄を捜す人や、寺院で瞑想にふける人がいる。

団体ツアーよりも個人旅行、日本人でも行かないような山奥や、観光地化していない田舎に出没する片言の日本語組。

ガイドブックにでていない旅行情報、安いホテル情報をかれらはネットで調べ、その口コミを頼りにやってくる。

ーー

世界の人々はなぜそれほどまでに日本に惹かれるのか?

彼らが日本に憧れる本当の理由は何か? 

本書はその疑問に答えてくれる。

ーー

許世偕氏は元台湾駐日大使なのだが、評者は引退後も日本に来られる毎にお目にかかっている。

その際「日本語、英語、北京語と言語が異なるのに、孫同士のコミュニケーションはポケモンで成り立つ」のだとおっしゃった。

ポケモンGOブームの遙か以前のことだった。

ーー

その時は漫画やアニメとかを日本文化としてもらっては困るなぁと考えていた。

しかし黄女史は、「もしゴッホやゴーギャンが生きていたら、漫画を書いていたでしょう」とルーブルの学芸員に言われたと書いている。

ーー

黄女史は、日本と支那と西洋の庭園に対する考え方がたいそう異なるとして、庭園の作り方についても解説している。

評者(宮崎)も支那の、たとえば蘇州の「名園」をたくさん見学してきた。

それで、この点には大いに同意できる。

日本の庭園には自然に包まれたような風情を感じるのに、支那の庭園には、奇岩だらけだったり、広いだけだったりで何の風情も感じなかったのだ。

ーー

その差に注目して、呉さんは秋田県大湯にあるストーンサークルを例に持ち出す。

ーー

「日本庭園の、石を立てたり組んだりすることのルーツはどこになるのでしょうか」

「それは大陸文明が伝わる以前、さらには農耕文化がはじまる以前の、縄文時代の文化に求めることが出来ます」

「(ストーンサークルの)多くが自然の神々の祭場跡と推測されています」

「古くから日本人は、海や川、山にある天然の石に、その彼方からくる神が宿るとして神意を感じ、「磐座」(いわくら、神が宿る所)として祀ってきた歴史があります」

ーーそしてこうも書いている。

「伝統的な日本庭園は、自然との間に作庭者の見立てという見えない橋が架かっており、その見立ての妙にこそ、生命があると思います」

「日本の庭というものは、天然自然との間に見立てという精神の橋を架けることで出現する、『もう一つの自然』なのだといえるでしょう」と。

ーー

本書で指摘されているように日本庭園は美意識が優先され、自然との調和がなによりも尊ばれた。

江戸初期に小堀遠州が造作した庭園は庭師によって400年後の今も美しく維持されている。

京都南禅寺や醍醐寺の庭園も見事というほかないが、これらも、庭師の存在が無ければ、もうただの林に成っていたことだろう。

大勢の庭師を雇い広大な庭の維持管理をするのはとても費用が掛かるのだが、それが当たり前にできているのが文化というものなのだ。

それに優れた庭師が脈々とその技(わざ)を伝承してきたことも称賛に値するだろう。

こうした文化の存在を朝鮮育ちの人物の口から発せら無ければならない状況が今の日本に起こっているということだ。

(日本人は自国の自慢さえできない状況に置かれている)

ーー

三島由紀夫の最後の作品『天人五衰』(『豊饒の海』第四巻)の最後の場面も円照寺の静寂を極める庭園の描写である。

明日香の石舞台、亀石などは千年以上前の古墳なのだろうが、今は、自然の背景の中に、まるで飾られたかのように存在する。

その神々しさで、似ていると思ったのは、マルタ島にいくつも残る巨石神殿だった。

ーー

そして呉さんは「(日本の)ソフトアニミズムは世界性をもっている」という。

物に命が宿るとする考えがアニミズムなのだが、

「未開社会に特有なアニミズムの世界では、たとえば人形を作れば、それは人の魂を移らせる呪術行為となります。こうした感覚があまり強ければ、いつまでたってもアニミズムの世界から抜け出ることはできません」

「しかし、その世界を完全否定するのではなく、ソフトに和らげた感覚をもって生かしながら文化をつくっていこうとするのが、日本に特有なソフトアニミズムです」

ーー

日本文化は女史にとっては異文化である。

女史の評論はその異文化を表現しようとする努力の結晶であろう。

日本人は女史の表現の中に新たな日本を発見する。

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コメント

>「戦後一世を風靡した進歩的文化人の欺瞞性」を、在日・反日勢力が支配する言論界で発表することがどれだけ大変だったか。

これは、言論界だけではないと思います。
今もマスコミは報道しない自由を駆使していますが、これによって日本人は、どれだけ終戦後の実態を、知らないのだろうと思っています。

終戦後にGHQによって行われたWGIPやプレスコードがその元なのだと思いますが、自分でもこれらの占領政策の影響は残っていると思います。
サンフランシスコ条約が締結されたのは1951年ですが、このときにWGIPは終わっているのです。しかし、これが未だに、敗戦利得者によって実態として継続していると考えます。

これがなくなったとき、日本は敗戦のくびきから逃れるのだと思います。

縦椅子さま

「世界の人々はなぜそれほどまでに日本に惹かれるのか?」
重いトランクを引きずりながら、日本のいたる所に世界中から
集まって来られる人々の顔には何かはれやかな、あこがれや驚きや感動の表情がうかがえます。なにかこころの癒しを求めて聖地へ向かう途中のお遍路さんのような・・・祈りを込めて回っておられるような・・・これは私だけの見解かもしれませんが・・・素晴らしいブログ有難うございます

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