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2017年7月16日 (日)

日本の国力は経済、いや文化です、それが第一です

ーー以下「宮崎正弘ブログ、書評」より抜粋編集qazx

吉川圭一『日本はテロを阻止出来るか?』(近代消防社)

いまこの稿をニューヨークのマッハンタンで起きた爆弾テロのニュースを聞きながら書いている(16年9月18日)。

同時にとなりのニュージャージー州でマラソン大会を狙った爆弾が破裂して、そのイベントは中止となった。

ニューヨークタイムズもワシントンポストも、このニュースで一面を塗りつぶしている。

ーー

三年前だったかのボストンマラソンの爆弾テロでは犠牲者がでた。

そう言えば2001年9月11日のNYテロは世界を震撼させたが、現場は多くのモニュメントが作られ、記念館も開設されている。

五月にNYへ行ったおり、評者(宮崎)は、三回、地下へ吸い込まれるような二連の滝をかたちどるモニュメントを訪れた。

世界中から弔問客でごった返していた。

ーー

日本でも、テロとは無縁ではなく、嘗てサリン事件があり、また秋葉原では大量殺戮事件が起きた。

伊勢志摩サミットでは三重県が厳戒態勢に置かれた。

さきにケニアで安倍首相とアフリカ諸国指導者とのサミットが行われた。

その祭、外務省から多くの後方支援部隊(ロジスティクス)が派遣され、警護、会場との連絡調整などにあたった。
 
ーー

さて本書はアメリカ、仏蘭西などにおけるテロ対策の最前線を取材した記録である。

著者は日本で珍しい安全保障、とくにテロ対策の制度研究者である。

最近情報を網羅してそれを分析している。

その中には、ネグロポンテ元国家情報長官ら日米の危機管理担当高官ら七名との会話があり、テロ対策の提言が成されている。

ーー

なかでも、マイケル・グリーン元NSCアジア担当上級部長とのインタビューが面白かった。

米国は支那の軍事的脅威に対していかなる戦略であたっていくのか。

吉川氏のこんな質問に対してグリーン氏は、次のように言う。

ーー

「日本の国力は経済、いや文化です、それが第一です」

「日本は周辺国と違って、かなり国民の求心力があります。韓国は今、非常に国内の対立が激しい、台湾もそうだし、タイは凄く激しい」

ところが、「日本では内戦は考えられないし、日本の政治の中心は中道右派で二つに分かれていません」

ーーと。

評者から見れば、日本には何でも反対の馬鹿政党や、時代遅れの革命を唱える野党が存在して国論が二分しているように見える。

だから、グリーン氏の「日本は周辺国と違って、かなり国民の求心力があります(分裂していない)」という指摘は、新鮮であった。

グリーン氏は、知日派故にこういう分析をしているのか、と思った次第だった。

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