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2017年4月21日 (金)

こうしてイシスはラーの真の名とともに、偉大なる魔力を手に入れた

1ドル札裏面には、ピラミッドの頂上に目が描かれている。これは古くよりフリーメイソンの印(しるし)であり、米の建国者たちがフリーメイソンであったからだと言われてきたものだ。

この目は、ロングホーン、影絵の狐を作る(親指と中指を合わす)ことでも表現できる。注意してみていると、西洋人が手でこの印をしきりに作っていることが見て取れる。

さてこの目は何を意味しているのか。その謎は古代エジプト神話で解けると、書いている人が居る。しかしもつれた糸のように難解だ。それで、分かりやすいように編集してお目に掛ける。

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バアル幻想
2010-07-04 10:03:19
http://blog.goo.ne.jp/adlum99v3t/e/959d7c67759793d45cb3378283327bdc

ーーーーー編集qazx

オシリスは古代エジプトの優れた王であったが、あるとき館に帰ってみると、木棺にピッタリ入った者には褒美が贈られるという催しを弟のセトが主催していた。オシリスがその棺(ひつぎ)に横たわると、ピッタリで、セトから、そのまましばらく休むように言われ、蓋がかぶせられた。

おかしいと気付いた時には、隙間から鉛が流し込まれ絶命することになった。棺はセトがオシリスの体に合うように作らせたものだったのだ。こうしてオシリスの優れた統治能力を恨むセトと72名の廷臣達とによって、オシリスは謀殺されたのだった。そして棺はナイル川に流されやがてビブロスの宮殿の柱となった。

一方オシリスの妻であり妹でもあるイシスは、魔術師として恐れられていた。オシリス謀殺の一部始終を耳にしたイシスは激怒し、魔術を駆使して柱となっていた棺を探し出し、秘密の場所に移した。だが、それを知ったセトは、執念で棺を探し出し、棺から遺体を取り出して、14の部分に切断してナイル川に捨てた。

棺が無くなっていることに気付いたイシスは、遺体がばらばらにされてナイル川に捨てられたことを聞き出して、多くのパピルス舟を出して、断片を全て探し出す事に成功する。そして、断片を繋ぎ合わせ包帯で巻きミイラとし、魔術を駆使して命を吹き込んだところオシリスは蘇り冥界の王となる。オシリスは王座に座るミイラとして描かれるようになった。

ホルスは、オシリスとイシスの息子であった。セトはホルスの叔父なのだが、父を謀殺し王位を奪った敵であった。やがてホルスとセトは激しく戦い、ホルスは「左目を失ってしまう」。結局ホルスが勝ち、王位を得る。以来、地上を統治する王(ファラオ)はホルスの化身と見なされる。

ホルスHorusは、こうして天空と太陽の神。エジプトの最も偉大な神となった。その右目は太陽を、その左目は月を象徴していた。通常は、隼の頭を持つ男性として表現され、ホルスがセトを撃退したことから、失った左目は魔除けの意味を持つようになり、「療しWadjetウジャトの目」と呼ばれ、古代エジプトでよく見られるシンボルとなった。初期に月の目、また後には神(ラー)の目とも呼ばれた。

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 ゲブ   オシリス
  ∥―― ∥――ホルス
 ヌト    イシス
   
       セト
     
      ネプテュス

かつてイシスは太陽神ラーの血を引くため魔力を持っていたが、人に近い存在だった。エジプトの魔法は、フウと呼ばれる言霊によって行われていた。物事の本質を表現する言葉は、物事を支配する力を持っており、神々の本当の名を口にすれば、神々をも支配できる。そのために神々は本当の名前を隠した。

イシスは、神々の王・太陽神ラーを乗せた、太陽の船がゆききする通り道に立って、船からこぼれ落ちるラーの涎を拾い、土とまぜて毒蛇を作った。ラーの体液から作り上げたこの毒蛇にイシスは魔法で命を与えると、太陽の船めがけて投げつけた。

蛇はラーに噛み付き猛毒を注入した。太陽の船を邪悪な蛇から守るのはセトの役目だが、ラーの体液から作られた蛇は邪悪では無く「神聖な蛇」であり、セトには認識出来なかったのだ。猛毒を注入されたラーは、火のような暑さと氷のよう冷たさが交互に襲ってくるため苦しみもだえたが、誰もこれを癒すことが出来ない。太陽神ラーは、解毒の魔法を持っていなかったのだ。

それでイシスを連れてこさせる。ラーの血を引くイシスは解毒するふりをしながら、「この毒は、あなたの隠された真の名によってしか、癒すことは出来ない」と囁いた。万物の父の真の名を知ることで、万物を支配できる。ラーはいくつもの自分の別名をならべたてながら、真の名は言い渋った。

やがてラーは、毒の苦しみに耐えられなくなり、ついにその真の名をイシスに伝えた。彼女はその名を使い、ラーを解毒。そしてその真の名を、息子ホルスに伝えた。こうしてイシスはラーの真の名とともに、偉大なる魔力を手に入れた。彼女が最強の魔力を持つ神となったのはこの時からだった。

ナイルの氾濫はエジプトに豊穣をもたらした。ナイルの氾濫は、シリウス星によって予測されていたため、シリウス星は、ラーの力の一部を奪ったイシスが星になったものだと伝えられている。

イシスはトートから魔術を学び、オシリスがセトによって殺され、自らも妹ネプテュスや息子ホルスとともに囚われたときには、トートの知謀によって脱出を果たし、生命の秘術を用いてオシリスを蘇生させ冥界の王とした。

アンク十字(輪頭十字、円の下にTの字)は、物質に閉じ込められた状態から脱け出した霊の復活を表しており、また死に対する生の勝利、物質に対する霊の勝利、悪に対する善の勝利を表している。そのアンク十字を片手に持ち、片手は生殖の象徴として自分の乳房を抱くイシスの姿が多く描かれた。

このイシスは、共和政末期にローマへ持ち込まれて信仰され、200年頃にはほぼローマ帝国全域で崇拝された。イシスは「永遠の処女」であり、「処女のまま神(ホルス)を身ごもった」とされ、「天上の聖母」「星の母」「海の母」などさまざまな二つ名を持った。イシスがホルスに授乳する様子などが、聖母子信仰の元になったといわれる。

サイスのイシス神殿の銘文「わが面布を掲ぐる者は語るべからざるものを見るべし」は真理の性格をあらわすものとして、ヨーロッパで好んで引用された。

イシスは献身的な母や妻としての印象が強いが、他の神話的物語では上述したように強力な魔術師的存在として描かれ、父ラーから強引に魔力を奪い取っている。

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バアルは、セム語で「主」を意味する。カナン地域を中心に各所で崇められた嵐と慈雨の神ハッドゥ(hd [haddu]この名は恐らく雷鳴の擬音と考えられる)を、「主」と称えたものだ。

ハッドゥは、「主」バアルと呼ばれ崇められているうちに、もっぱらバアルと呼ばれるようになった。本来、カナン人の高位の神だったが、その信仰は周辺に広まり、旧約の列王記下などにもその名がある。また、エジプト神話にも取り入れられ同じ嵐の神の「セト」と同一視された。

モレク(Molech)は古代の中東で崇拝された神の名で、ユダヤ人は残忍な悪魔として取り扱っており、フェニキアやその植民地カルタゴの最高神バアルをモレクと結びつけたという説もある。さらにギリシアでもバアル(Β?αλ)の名で崇められた。足を前後に開き右手を挙げている独特の姿で表されることが多い。

バアルは旧約の著者達から嫌われており、もともと「バアル・ゼブル」(崇高なる主)と呼ばれていたのを「バアル・ゼブブ」(蝿のバアル)と呼んで嘲笑した。旧約の列王記下では、預言者エリヤがバアルの預言者と争い、神の偉力をもってバアル信者を打ち滅ぼしたことが書かれている。

「バアル・ゼブブ」の呼称が定着し後世にはベールゼブブと呼ばれる悪魔となった。士師記にも記述が見られ、バアルの祭壇を破壊した士師ギデオンはエルバアル(バアルと争う者)と呼ばれた。

新約ではイエスが悪霊の頭(かしら)ベルゼブルの力を借りて悪霊を追い払っているとの嫌疑をかけられている。これに対してイエスは、「悪霊が、 仲間である同じ悪霊と争うはずはない、自分は聖霊によって悪霊を追い出しているのだ」と反論している。

旧約では辛うじて神と呼ばれていたベルゼブルは、この時代には完全に悪魔とされていたのである。バアル崇拝は偶像をともなうものであったため、ユダヤ教とはかなり折り合いが悪かったらしい。預言者エリアやエレミアが、バアル信仰を追放したとの話もある。

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さてここで、ピラミッドの頂上に目が描かれている、1ドル札の裏面を思い出して欲しい。この目は恐らく「ホルスの目」であろう。「ホルスの目」は「古代の叡智」を象徴するものであり、これは、ピラミッドが、「古代の叡智」と関連していることを示している。

そして傍らのスフィンクスがそれを守っていることになる。

「ホルス自身は(ピラミッドの守護者たる)スフィンクスになぞらえられ、そのホルスの失われし左目は、すなわちこれはイシスの持つ叡智を意味するが、しばしばピラミッドのトップストーン(これは心を写す鏡に例えられる)に刻まれる」

スフィンクス(ホルス)はピラミッド(イシスもしくは古代の叡智、隠された神)を守っている。そしてピラミッドの秘密を探る者、開ける者、もしくは脅かす者、隠されたイシスの叡智、ホルスの左目を奪う者としてセトが登場することになる。

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ここで注目すべきは、ホルスをイエス・キリストにイシスを聖母マリアにそして、セトをバアルに置換出来るということである。そしてバアルが自らを表示するハンドサインが、実はロングホーンなのである。

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すなわちややこしい話だが、隠された神バアル=悪神セト=ホルスの目という暗喩もあるのだ。ホルス-左目=イエス、という関係式がそこには含まれる。

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バアルには、嵐の神らしく、お出かけ用の雲を持っていたらしい。自分用の屋敷をたてるとき、建築技師(建築の神)コシャル・ハシスと、こんな会話を交わしている。

「いや、宮殿に窓をつけてはならぬ、窓は必要ない」
するとコシャル・ハシスがまた言うには、
「おお、バアルさま、あなたが雲にのって出かけるためには(なぜならばバアルは雷神ですから)、窓が必要ではありませんか」
するとバアル神が、またも断固として言うには、
「いや、宮殿に窓をつけてはならぬ、窓は必要ない」

-「ヘブライの神話 創造と奇蹟の物語」 矢島文夫-筑摩書房

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(引用者注:宮殿はピラミッド、窓はホルスの目、建築技師はフリーメイソンと当てはめてもらえれば、フリーメイソンの信仰の原型が理解してもらいやすいだろう。バアル=セトが、窓=ホルスの目を嫌う。しかし窓はバアル自身が外に出る=顕現するのに必要なものなのである。隠れた神は表に出たがらない。それを建築技師は出そうとする。)

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新世界秩序を推し進める者達、例えばフリーメイソンは、しばしば自らをキリスト(ホルス)の側にあるものと称している。しかし彼らは左目を失ったままなのだ。すなわち彼らは古代の叡智たる秘儀の真の在処を知らないことになる。だからこそそれを希求し、様々な場所にそのシンボルを配している。

実際に持っていないからこそ、それを表示する必要がある。尋ね人広告と一緒である。これは彼らが古代の叡智たる秘儀を奪おうと狙う者達であり、未だその探索者でしかないことを表す。

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昔スフィンクスは、ピキオン山に座し、旅人を捕らえて「朝は4本足、昼は2本足、夜は3本足。これは何か」という謎を出し、間違った答えをした者を食べていた。答えずに引き返すことは可能だった。しかし、オイディプスに「それは人間だ。人間は赤ん坊の時はハイハイで四つ足、成長して二足、老年で杖をつくから三足だ」と答えられ、岩の台座から、海に身を投げた。

この「スフィンクスの謎」には別の解もある。それは叡智だ。最初は誰のものでもない神の座(4本足)に置かれている。それを見出す人が現れる(2本足)。人は、それを頼りに歩む(3本足)。しかして人は神の叡智を手にするころに絶命する。やがてまた新しい人が、それを見つけ、同じことを繰り返す。

叡智の在処(ありか)は、時間の経過の中で移り変わる。古代の叡智たる秘儀の真の在処については、スフィンクスは、それをじっと見守ってきたことになる。すでに掌中にしている者は誰にも告げない。ただ自分が持っているものを然るべき時然るべき相手にのみ直接委ねる。

受け継ぐのは、自らの右の眼に我が左の眼を写す者、自身のうちに眠る、隠されしホルスの目の真の在処(ありか)に気づける者だけである。そしてスフィンクスはきっとそのような叡智をめぐる人の営みのはかなさを観たはずだ。つまりそれが「ホルスの目」真の叡智に違いあるまい。

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