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2017年4月 5日 (水)

社会には困難が蔓延ることになり、階級、人種、民族、そして帝国などに関する問題を含む、深刻な苦難に直面するはずだ

ーー以下過去ログより抜粋

世界戦Ⅱの勝利の高揚からアメリカ人は偉大な社会を建設した。以来戦後の価値観は、ほぼ20年ごとに変化している。

大戦に勝利した1945年からすると現在は第4世代(2005年から)ということに成る。

もうそろそろ新しい価値観が求められるときだということだ。

ーー

米国史から転換点を探ると、
1794年は独立宣言から18年後だが、上院議会が成立した。
1865年リーカーンが再選され、南北に別れて戦った。
1945年はいうまでもなく世界戦Ⅱに勝利した。

つまり第4世代の時が転換点となっている。

第四次転換点はすでに2005年に開始されており、2008年にはリーマン破綻、以来アメリカ経済の規模は減退し続けている。

2008年以来の不況は、1930年代の世界恐慌と似ている。

アメリカは新しい生きかたを必要としているのだ。

ーー

先進諸国においては、人・物・カネの自由化によって、世界中の富をわが手にするような個人や企業が現れた。

その一方で、失業する人々、低賃金を余儀なくされる人々が出現し、不平等の拡大、消費の衰えという状況が生まれた。

先進諸国の国民は、失業や低賃金が自由主義による移民の流入によってもたらされたとし、また治安の悪化も、移民を受け入れた結果だと考えるようになった。

そして、移民の受け入れに反対するようになった。

人・物・カネの自由化による不平等の拡大と治安の悪化が、自由主義によってもたらされたと考える人が増え、自由主義が退潮しだした。

と同時に世界各国で、国民の団結と自国第一が主張されるようになったのだった。

ーー

ニエール・ハウ曰く(ワシントンポスト、2月24日)、「われわれは変動激しい時代に遭遇しており、歴史は加速し、自由主義は退潮している」

「レーニンが『数十年間は何事もおこらなかったが、数週間で数十年にあたいする出来事が起こる』と書いたように、いまアメリカが遭遇しているのは、こういう変革の時期なのである」

「まさに1930年代のような『ゼロ世代』の時代が来ているのだ」と。

ーー

バロンが製作した『ゼロ世代』は、ニエール・ハウらが書いた未来を下敷きにしている。

トランプはこの時代の流れを掴(つか)んで出てきたのだ。

それは民衆への迎合と自国第一主義の拡大であり、いわば新たな国民国家創世の傾向は米国だけではなく世界的規模で起こりつつある。

現に西欧でも、またこの日本においても進行中だ。

ーーと、

ーー以下「宮崎正弘ブログ、書評」より抜粋編集

ウィリアム・ストラウス&ニール・ハウ共著
 奥山真司監訳『フォース・ターニング(第四の節目)』(ビジネス社)

この書は、「バノン(米大統領上級顧問)に思想的影響を与えた書物」の邦訳である。

キリスト教国では、文学作品の中などに、新約聖書「ヨハネの黙示録」が人類(キリスト教徒)の未来を示すものとしてしばしば登場する。

(『黙示録』はイエス復活後数十年を経ての終末に関する新たな啓示を記した記録である)

バノンは、ニエール・ハウとウィリアム・ストラウスの共著を、アメリカに対する黙示録(予言の書)として読んだようなのだ。

(英語の黙示revelationはラテン語revēlātiō(暴露、神が選ばれた預言者に与えたとする秘密の暴露)に由来する)

そしてバノンは、「五年から十年以内に支那と戦争が起きるだろう」と公言するに至った。

ーー

それではその黙示の内容とはどのようなものなのだろうか。
 
著者らは政治の季節を春夏秋冬とわけ「すでにわれわれは冬の時代にいる」としている。

「超大国が、内側から崩壊しはじめている」

「世界戦Ⅱ後の共産主義に対する歴史的な勝利や、景気拡大の長期化でさえ、われわれの気分を高揚させるには過去のものになりすぎている」

この悲観的なものの見方は次のように続く。

「アメリカのどの町をみても、将来について明るい兆しが見いだせない」

「自分たちのリーダーたちにすら威厳を感じることができずにいる」

ーーと。

今回の大統領選挙では、アメリカは、東海岸、中西部、南部、そして西海岸とハワイに分裂してしまったかのような投票結果だった。

ロシアの人口学者が、アメリカが六分裂する可能性を説いたのは、わずか二年前である。

「個々に楽観主義があっても、それは家族や地域のコミュニティの中にはすでに存在しない」

「殆どのアメリカ人は自分の将来については希望を語りたがるが、自分たちの子供、もしくは国家の未来に対しては悲観的だ」

ーーと。

「つまり2005年の前後に突然の変化が起こることによって、危機のムードが始まる」

(2008年に大量のサブプライムの返済不能により、世界経済は危機的状況になり投資会社大手リーマン・ブラザースが破綻した)

「古い社会秩序の残骸が消滅し、政治経済面での信頼が内部崩壊する」

「社会には困難が蔓延ることになり、階級、人種、民族、そして帝国などに関する問題を含む、深刻な苦難に直面する」

ーー

「地理的に分裂したり、独裁的な支配体制が敷かれたり」

「戦争がおこるとすれば、それは最大級の危機(リスク)と困難を抱えるものであり、これをいいかえれば『総力戦』になる可能性も高い」

したがって、

「第四の節目は、大災害か、輝かしい栄光のどちらかの形で終わることになる」

ーーと。

日本でも、本書は話題を呼ぶはずだ。

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コメント

ユーチューブに1945年のデトロイトと広島の写真と戦後70年後の両市の比較を見たが、全く逆転してしまって日本は、発展し美しくアメリカは、衰退しスラム化・無人化している姿に変わっている。
映像を見ただけで盛衰が、見て取れる。
美しい日本は、その通りだと思うし外国人観光客の魅力になっている。
自然と文明が溶けあっている姿は、外人に日本の独特さを感じているようです。
GHQは、日本のアメリカ化を計ったが、制度上は上手くいっても文化までは破壊できなかった。
しかも国体の背骨である天皇陛下を残してくれた。
これが、力となって現在がある。
日本の洗練された美しさは、何処からくるのか?外人には魅力的に映るだろう。

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