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2017年3月 2日 (木)

学生のときと社会人になってからとでは勉強の質が変る

ーー以下「THE21online小川仁志、取材・構成=前田はるみコラム」より抜粋編集

学生のときと社会人になってからとでは勉強の質が変る。

受験勉強は「暗記」が中心で、その目的は受験に合格することだ。しかし社会人になると、勉強する目的が仕事で生かす、つまり実際にその知識を使うことに代わる。

ーーたとえば、

「40代くらいになって管理職になると、人や組織を動かさなくてはなりません。

なぜあの人は動いてくれないのか?

こういう問題に直面したとき、それをなんとかしようとするところから大人の勉強は始まります。

そこで「人や組織の動かし方」という題の本を買い集めて読むわけであります。

が、書かれていた「やり方」を暗記しても、すぐに忘れてしまったり、応用できなかったりします。

そこで、暗記よりも、自分が直面している例で「考える」方が目的にかなっていることを知る。「考える」これが大人にとってはとても勉強になるのです」

ーーではどのように「考え」ればよいのか

「疑う」「削ぐ」「批判する」「本質は」と考え「まとめる」と良いでしょう。

たとえば問題がどうしても解決しないとき、まず考えることは、それまで普通だと思われてきたことが間違っているからかもしれないと考える(疑う)。

そして、状況証拠を片端から集め、何が問題を起こしているのか考え、不要な証拠を『削ぎ落とす』。

次に、もう一度その状況証拠が正しいかを検証します(批判する)。

さらに「なぜこうなるのか」と問題の本質にせまってみる。

学校教育とは定説や常識を覚えることですから、「本質は」という視点を持つことはとても大切です。

最後に自分の考えを書き出して意識化することです(まとめる)。

ーー本はどう読むべきなのか

「難しい本であっても、何度も読むうちに理解が進む。要は用語や論理に慣れることなのです。そのためにはまず入門書から入るのがお勧めです」

「また、毎日少しづつ読むページを決め、確実に読んでいくことです。一日でも読まないでいると用語や論理を忘れ、結局続かなくなる」

「天才が一生かけて考えたような内容が、簡単に読める訳はないのです。分厚い本も、少しづつ読めば読み通すことができる。毎日読むべきページを決め、計画し読み通すことが大切なのです。それは大人でないとできない」

「そして、読んだ内容をどうしたら生かせるか考える。日々の問題にどのように応用できるか考える。その際、自分の考えを文章に書き出すことです」

「書き出されたものが、思考の成果であり、それを見返すことで定着します。こうして学んだことを仕事や生活に役に立てることこそが大人にとっては大事なことになります」

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経済・政治・国際」カテゴリの記事

コメント

縦椅子さま
 
 今日は示唆に富んだ素晴らしいブログを有難うございます。
人間一生勉強と申しますが、ただ我武者羅に勉強するのではなく、その人の年代や置かれている状況に応じて、自が分直面している例で「考える」最善の方法を、わかりやすく紹介していただき、有難うございます。「『疑う」『削ぐ』『批判する』『本質は』と考え、『まとめる』とよいでしょう」は、今にも実践可能な素晴らしい「考える」方法だと思います。
 「本どう読むべきか」についても、高いレベルの読書方法を紹介していただき、「難しい本であっても、何度も読むうちに理解が進む。」や、「毎日読むページを決め、確実に読んでいくことです。」など、真摯で、謙虚な読書方法に、頭が下がる思いがします。
そして、ブログ主様も沢山の本をこうした方法で読まれ、日々ブログを更新していただいていることに、深い感謝と敬意を覚えます。

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