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2017年3月30日 (木)

そして、このこともまた、従前の住者のあるものたちの関係を、ひどく擾乱するであろう

ーー以下「宮崎正弘ブログ、書評」より抜粋編集

ダーウィン『種の起源』(八杉隆一訳、岩波文庫)

本書の完全な題名は『自然選択の方途による、すなわち生存競争において有利なレースの存続することによる、種の起原』である。

"On the Origin of Species by Means of Natural Selection, or the Preservation of Favoured Races in the Struggle for Life"

なおここで races とは種族の意味である。

訳文は一昔前の日本語であり少々堅い。

「世界の歴史で相次ぐおのおのの時期の生物は、それより先にいたものを生存のための競争でうちまかし、それだけ自然の階段を高くのぼっていく」のである(下巻、87p)と。

自然淘汰について思い出すのは、ガラパゴスのゾウガメ「孤児ジョーンズ」が、2017年1月に死んだことと、ピンク・イグアナも同時期に死んだことだ。そして、この二つは絶滅種となった。

「動物を飼い慣らすことはきわめてたやすいが、拘束のもとで自由に繁殖させるのは至難のことである。たとえ雌雄が交接する場合が多くても、子は生まれないのである。原産地で、しかもそれほどきびしくない拘束のもとでながく生きながら、子を産まない動物がなんと多いことか。これは一般に本能がそこなわれたことに帰されている」(上巻、21p)

孤児ジョーンズ(ゾウガメの一種)には二頭の雌亀が与えられた。にも拘わらず、子孫を残せなかった。他方、米国から持ってきたゾウガメの「ディエゴ君」はすでに100歳を越えているのに、800頭の子孫を作った。

ダーウィンはこのことについて、「生存競争は、あらゆる生物が高率で増加する傾向をもつことの不可避的な結果である」と言う。

ーー

ダーウィンはこう続ける。「すべての生物はその本来の寿命のあいだに多数の卵あるいは種子を生じるのであるが、一生のある時期に、ある季節、あるいはある年に、滅びねばならない。もしそうでなければ、幾何学的(等比数列的)増加の原則によって、その個体数はたちまち法外に増大し、どんな国でもそれを収容できなくなる」(上巻、89p)

ーー

ここでは、どうしても支那人らの人口爆発を考えざるを得ない。すでに北海道の農地やら水資源が宏大に買収され、支那人二百万人の移住計画が進んでいる(産経新聞、2月25日)。

北海道の移民計画促進政策も手伝って、すでに支那資本が買収した北海道の土地は7万ヘクタール。山手線内側の11倍という宏大な面積になり、支那人曰く、「北海道は十年後には支那の32番目の省になる」と。

ダーウィンは言う、「その国の境界が開放されていれば、新しい種類が移住してくるにちがいない。そして、このこともまた、従前の住者のあるものたちの関係を、ひどく擾乱するであろう」(同113p)と。

まさにドイツもフランスも移民の急増によって「従前の住者のあるものたちの関係を、ひどく擾乱する」危機を迎えている。

トランプ米大統領はメキシコとの国境に壁を増強した。

移民排斥の声が先住者からあがるのは自然のながれ、必然の流れなのである。

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コメント

縦椅子さま

 今日も素晴らしいブログ有難うございます。

 「北海道の農地やら水資源が宏大に買収され、支那人二百万人の移住計画が進んでいる(産経新聞2月25日)」とブログに書かれています。
 今日3月30日の産経新聞に以下の見出しが飛び込んできました。
 「国後 露が要塞化」 「格納庫には新型地対艦ミサイル」
 「兵舎など続々 駐屯地拡充進む」とあり、
 外患が絶えず続いている状態です。早急に対処しなければならないと思いました。
 

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