無料ブログはココログ

« 近代国家での法の下の平等以外平等はあり得ない | トップページ | 我々の先人たちは一生懸命やっておりました。だから今日の日本がある。 »

2017年2月10日 (金)

必要なのは神経細胞の数であり、神経細胞や脳の大きさではない

ーー以下「Gigazine」より抜粋編集

昆虫の脳はどのようにして昆虫の複雑な行動を可能にしているのか。

以下のサイトから抜粋編集。

http://www.bbc.com/earth/story/20170123-how-insects-like-bumblebees-do-so-much-with-tiny-brains

花粉がある場所を小片で覆い、花に垂れ下がっている糸を引っ張ると小片が取れて花粉を採取できる。

そんな装置を作って実験した。

ミツバチの一種マルハナバチの1匹が糸を引っ張って小片を剥がし花粉を手に入れることに成功した。

すると、この知識が同じ巣にいる他のマルハナバチや、その後に生まれてきたマルハナバチにも共有されたのだった。

つまりマルハナバチは、他のハチから学習し、得た知識を次の世代へ受け継いだことになる。

ーー

トンボは空中で蚊やガ、チョウ、他のトンボを補食する。

この捕食を可能とするには、捕食対象の飛行行動を予測出来なければならない。つまりトンボの捕食行為には予測能力が必要になる。

なぜ昆虫は小さな脳で「予測して動く」というような複雑な行為ができるのか。

それを研究しているJayaraman博士曰く、「神経は脳の一部から別の場所へ電気信号を伝える電線であり、脳は、生物版電脳だ」と。

そのことを実証するため、博士は、25万の神経細胞を持つショウジョウバエを使った実験をしている。

ーー

人は、外界を無意識に認識しており、それは「内部表現」と呼ばれている。

例えば、停電で突然真っ暗になっても、人は「内部表現」を使って自分がどの方向を向いていたかを認識し行動できる。

博士はショウジョウバエのその時々の行動が観察できる装置を開発。

固定した小さなボールの周囲を画面表示装置で囲み、ショウジョウバエがそのボール上を歩くと画面の景色が「外の世界にいる」かのように変化する。

こんな装置を使って、そして、ショウジョウバエがいる空間の照明を突然消して、ショウジョウバエがどのように動くか観察したのだと言う。

ショウジョウバエは、照明を消した後も、照明があったときと同じように動いた。

言い換えれば、ショウジョウバエは照明が消された後でも、自分がどこを向いているか、どこにいるのかを認識して居たことに成る。

このようにしてショウジョウバエの脳の「内部表現」の存在が証明された。

ーー

内部表現は、これまで人間のような背骨を持つ動物にしかないと考えられて来た。

それゆえ、ショウジョウバエという小さな昆虫にもあるというのは大きな発見だった。

Jayaraman博士曰く、「人特有の能力だと考えられてきた顔を認識するような能力。これに、必要な神経細胞は数百から数千であることがわかっています」と。

では、昆虫より大きな体を持つ動物は、なぜ大きな脳を持っているのか。

博士は、「体が大きな動物の脳は、体の隅々にまで電気信号を送り届けなければならない。昆虫より速く、より遠くに送られる必要があり、そのために大きな脳になっているのかもしれない」と説明する。

つまり、複雑な行動をとるのに必要なのは神経細胞の数であり、神経細胞や脳の大きさではないということになる。

Jayaraman博士は今後も昆虫や動物の「脳」と「行動」の関連性を明らかにするため、さらなる研究を続けていくそうです。

« 近代国家での法の下の平等以外平等はあり得ない | トップページ | 我々の先人たちは一生懸命やっておりました。だから今日の日本がある。 »

経済・政治・国際」カテゴリの記事

コメント

縦j椅子のブログさま

今日も素晴らしいブログ有難うございます。
私の庭には数年前から、塩辛トンボやあかトンボが訪れてくれています。そして
棒の先にとまって、ゆっくりくつろいだり、二匹とまって曲芸したり、交尾をしたりして、
夕方になると帰っていきますが、どこからきて、どこへ帰るかはわかりません。ただ、
毎年きてくれるのです。うれしい限りです。
つまり、このブログのはちのように、脳を通じて、次世代に伝達されているのは確か
だと思います。今年も来てくれるでしょうか?期待をこめてまっています。

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

« 近代国家での法の下の平等以外平等はあり得ない | トップページ | 我々の先人たちは一生懸命やっておりました。だから今日の日本がある。 »

2017年12月
          1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31