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2017年2月28日 (火)

目先の利く共産党幹部が、共産党に従うふりをしながら、蓄財し逃げる準備をしていた

ーー以下「宮崎正弘ブログ、書評」より抜粋編集

近藤大介『活中論』(講談社)

近藤さんの共産支那裏路地報告の第六弾である。

普通に北京にいても知り得ない裏情報が満載だ。

著者は、支那人が知らない支那情報を知っている。それほど支那人・人脈を持っていることに成る。

ーー

さて共産支那は、経済大国を自慢するようになって、すぐにチベットを併合し、今、南シナ海を内海化しようとしてフィリピンや日本と紛争状態となっている。

日本からは、共産党支配への批判の高まりが全土での暴動の増加となり、対米関係の悪化から経済的混迷が深まっているように見える。

ーー

ところが、近藤さんによると、裏路地は活気に満ちているらしい。

まずタクシーが捕まらない。豪華レストランの中には、混み合っていて、予約しないと席が取れない店がある。

そこで白タク(黒車)が合法化されたばかりか、スマホの配車が可能となり、二、三分で近くにいる白タクがやってくるようになった。

スマホによる混雑緩和だが、正規のタクシーより安く、しかも運転手は職の見つからない大学新卒のアルバイトが多いというのである。

ーー

読んでいくうちに、えっという情報にぶち当たった。

昨年国家統計局の王保安・局長が逮捕拘束されたとき、評者(宮崎)も、いち早く書いた。

支那のGDPを公表してきた責任者が捕まったのだ。

支那メディアは、習近平がこれまでデタラメの数字を公表してきた腐敗分子を統計局から追い出した、と報じた。

ーー

近藤さんは、この局長、じつは愛人とともに欧州へ高飛びするところだったのだという。

ーー

2016年1月16日、記者会見を終えた王保安は、その夜、七時半から幹部会議を招集していた。

「李克強首相の新たな講話を学習するためということだったが。幹部達はなぜ夜に会議なんか開くのかと訝(いぶか)りながらも待機していた」

ところが、王局長は運転手に北京国際空港に向かうよう手配していたのだった。

そう、会議は偽装だったのだ。

ーー

「同日夜七時発のパリ行きエールフランス便と、夜九時発のフランクフルト行きルフトハンザ便のファーストクラスを、それぞれ二枚」

このどちらかの便で逃げるつもりだったのだろう。

「鞄(かばん)からは『黄国安』と『丁毅』という偽名の偽造公用パスポートが見つかった」

「愛人は空港の貴賓室で捕らえられた」

「王局長は古巣の財政部時代に数億元を不正蓄財し、それらをアメリカとヨーロッパの隠し口座に隠匿していた」

ーー

恐らく王局長は統計を無視した共産党の「経済成長は6・9%にせよ」と言う命令に従うことに嫌気がさしていたのだろう。

目先の利く共産党幹部が、共産党に従うふりをしながら、蓄財し逃げる準備をしていた。

日本人的には、呆れるが、支那人的にはこれも「有り」なのだろう。

他にも日本人からすると呆れるような内部情報がたくさん書かれている。

矢張り日本人は支那人と共存することは無理なようだ。

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